(前編)の続き
「体は乗り物」と捉えるメリット。
1、食べ物を気をつけるようになる。
「体」は乗り物といっても、スマホやパソコンのような無機物じゃなく、四肢と内蔵を宿した動物よ。
お腹がすいたら、飲食物を与えて、生命を維持しなきゃならない。
どちらかと言えば、乗り物というより、ペットに近いかな。
あなたは、自由に移動させてくれる「体」を、愛すべきペットや、自分の子供のように、優しくいたわる必要があるわ。
まだ、幼いなら、親が世話をしたくれたけど、今は自分で優しく世話をしなきゃならない。
「体」は素直なので、体に悪い物でも、常に口にしていたら習慣化して欲しがるようになるの。
ジャンクフードや、栄養が無くて消化に悪いものは与えない方がいいわね。
自分の幼い子供に、化学合成添加物だらけの物ばかり食べさせるかしら?それと全く同じ。
そして、あまり過剰に食べ物を与えすぎても、動きが鈍くなるから、
満腹じゃなくて、腹八分目がいいし、それより小食にすれば「体」の動きのキレがよくなるわ。
2、よく運動をするようになる
「体」は食べた分をエネルギーにして運動したいの。足腰の筋肉も維持しないとね。
運動させないと、イライラ、クヨクヨして、不機嫌になっていくわ。
犬とかと同じ。散歩に連れていかないと、やたら吠えるし、パワーがあり余って、どうしようもない。
「体」はとくに、余ったエネルギーは、ロクでもない考え、脳が思い悩むことに注がれて、最後には病気になる。
現代社会で、調子の悪い人は、栄養ある食事をしすぎて運動不足。
余った過剰なエネルギーが悩む事に消費されてしまって、自分の「体」を責め、自分で病気になっているの。
エネルギーの、もっていき所がなくて、すっきり発散できないと体内に溜まるしかないのよ。
だから、あなたは「体」の世話をするために、運動をさせる必要があるんだけど。
激しいスポーツや筋トレじゃなく、単に歩くだけで十分だし、
歩いた先に、気の合う人がいて、楽しくおしゃべりして、良いエネルギー消費が出来れば、最高よ!
3、自分の「体」を愛せるようになる。
自分の「体」を、動物、ペットにしてみると、「情」が移ったりしてくる。
世話がかかる子ほど可愛いしね。
ボーッとしている暇な時にでも、客観的に「体」を見ると、マヌケで、お茶目さんだったりするから、それが、可愛いと思えてきたりするわ。
もし「体」が、アホだったとしても、しっかり世話をできるのは、あなた自身しかいないと気づく。
「あなたの体」の最大の味方は「あなた」しかいない。
あなたは「体」に乗って移動し、発声し、他人とふれあう。そこで感動するものを得る。
スリル、快感、幸福。
全て「体」のおかげ。
「体」なしでは何も経験できないんだから。
たまにいるけど、「自分の体」を、ブサイクだ、足が短いだ、運動音痴だと嘆く。
「体」の形態、性能に不満を持って嫌ってしまい、いいかげんに世話をして、全てを台無しにしてしまう人もいるの。
「自分の体」が嫌いだから、無理に頑張ってダイエットしたり、爽快感の無い、苦しい筋トレを続けたり、本末転倒な努力で「体」を壊してしまったりね。
あなたは、この世界、ロールプレイングゲームで、楽しむために、攻撃力、守備力など細かい条件を選択したのよ。
「あなたの体」を選んだのだから、コンプレックスは、ゲームの難易度を上げたくて選んでいるのよ。
もし、超絶美人や、ずば抜けたイケメンなら、すぐ飽きて、感動も薄れて、つまらないと感じたかもしれない。
スカウトされて、芸能プロダクションの商品として行動するのはイヤだと思ったかもしれない。
あなたが「あなたの体」を選んだのだから、比較する必要はないし、ただ、「体」に乗ってあなたのゲームを楽しめばいいの。
コンプレックスがあるとしても、愛おしくなるでしょ。
「体」は、あくまでも乗り物で、「あなた」ではない。
あなたが乗り込んで、シンクロしているから「あなたの一部」にはなってるわ。
でも、「あなた」そのものではない。
「体」は、時間とともに変化する消耗品かもしれないけど、「あなた」は不変なのよ。
それがわかっていると、気分が軽くなる。
いろんな状況で、機嫌良く、楽しく過ごすのが簡単になるわ!
私が、会社とかで叩かれている時や、人間関係でピンチの時は、こんなイメージ。
オタク全開!30年以上前のアニメよ!
ロボットアニメだから敵と戦うんだけど、自分の価値観を破壊して、思考を変える隠喩とすれば、平和的!
イメージ遊びで、楽に生きよう!
だから、何でもいいのよ。自分が楽しければね。
「トップをねらえ!」1988年作品
ストーリーは、
「トップガン + エースをねらえ」
いろんな作品のオマージュを入れながら、わざと、ダサカッコ良く作られてるの!
制作は、ガイナックス
(後に、エヴァンゲリオンで有名に)
主題歌OPの曲調が、カッコ良くて好き!
「アクティブハート」
(全盛期の) 酒井法子
私自身が、「体」と「わたし」を同一視してたから、調子いい時はいいけど、調子を崩すとボロボロになってしまったの。
自分を責めるより、「体」と「精神・心」切り離したほうが、日常の調子が良くなったから。
気が向いたときだけね、イメージで遊ぶと楽しいから。
今回は、こんな方法も、ありますよ!という話でした。
あとは、計算機「脳」を有効利用して、楽しんでね!