「道頓堀・なんば一番」 | HONDAのブログ

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年末に 道頓堀のカニ道楽前のTUTAYAのあるビル

の2Fのスターバックコーヒーの座席から 戎橋を眺め

ていると 昔ここにあった「なんば一番」というライブ

喫茶を思いだしました。
S41年(小学校6年)の夏休み 近所で 「縁側エレ

キバンド」で 近所のひんしゅくをかっていたお兄さん

(エレキ狂いと呼ばれていた)でも 小学校の近所のガ

キがおもしろがってその演奏をよく聞いていた。 

ある日 なんばに行けば本物が聞けるということで

(どういう経緯だったか忘れたが・・)なんばに連

れていってもらったのが この「なんば一番」であった

というのが今となってはわかる次第である。

 


この「なんば一番」から出てきたのが GSの タイガース

でした。1965(S40)京都で瞳みのる、岸部修三

(岸部一徳)、森本太郎、加橋かつみの(沢田を除く)

4人で6月に京都市で結成された「サリーとプレイボーイズ」

 が元々である。1966年(S41)元日、沢田は正式に

「サリーとプレイボーイズ」のメンバーとなり、あわせて

バンド名を「ファニーズ」とした。
1966年(S41)2月 「ナンバ一番」専属オーディ

ションを受け、2月から週2日のステージを行う契約をした。 
1966年(S41)6月には「ナンバ一番」の人気投票で

1位となる。1966年(S41)6月には、ブルージーンズ

の内田裕也が「ナンバ一番」のステージを観覧し、ファニー

ズに「東京に来る気があるか」と声をかけた 。
1966年(S41)6月森本を除くメンバーはビートルズ

日本公演の初日を観覧している。

で、私がはからずも観覧したのがこの年小6年 8月の夏休

みということになる。特別 GSが好きだったわけでもない

が小学6年のガキには刺激の強い場所だったことを覚えている。

1966年(S41)10月に「ナンバ一番」で開催された

オーディションを経て、ファニーズはナベプロと正式に契約

を結ぶ。その後、「ナンバ一番」でさよなら公演、ファンク

ラブによる「お別れ会」をもって、関西での活動を終えるこ

とになる。1966年(S41)11月15日、初出演のテ

レビ番組『ザ・ヒットパレード』(フジテレビ系)収録当日、

渡辺プロの制作部長から依頼を受けた番組ディレクターの

すぎやまこういちにより、ザ・タイガースというバンド名が

与えられ1967年2月5日発売のシングル「僕のマリー」で

デビューする。渡辺プロ側がタイガースのプロモーションに

際してイメージしたのはモンキーズであったという。
岸部は(「のっぽのサリー」に由来する「サリー」)、瞳は

(キューピーに由来する「ピー」)、森本は(本名に由来す

る「タロー」)、沢田は、女優ジュリー・アンドリュースに

由来する「ジュリー」と自ら名付け、加橋は、トッポ・ジー

ジョに似ていることから「トッポ」と名付けられた。
1967年(S42)3月頃から人気が爆発、5月発売のセカンド

・シングル「シーサイド・バウンド」は40万枚を超えるヒッ

トとなった。中学に上がって 女子がタイガースの下敷きな

んかでキャーキャー言うてたが あの時のバンドとは全く知

らなかったし興味もなかった。
1968年(S43)、1月発売の4枚目シングル「君だけに

愛を」のヒットに続き、3月発売の5枚目シングル「銀河の

ロマンス/花の首飾り」がオリコンシングル・チャートの1位

を7週間連続で獲得、公称130万枚を売り上げた。

1968年(S43年)は タイガースの絶頂期であった。 
こうして、ザ・タイガースは、渡辺プロによるアイドル的な

売り出しによって多様な人気を集め、グループサウンズの

頂点を極めることになる。
1969年(S44)3月5日、加橋は、渋谷でのレッスン中に

スタジオを離れた後、グループに戻らなかった。代わりに、

岸部の弟で、以前からグループをサポートしていた岸部シロ

ーが加入したものの ピークは過ぎていた。
1969年(S44)夏には、グループ・サウンズのブームが

急速に沈滞化し、終焉の兆しを見せ始める。
1969年(S44)9月 ナンバ一番は 閉店となる   
1970年(S45)12月7日に解散を表明する。

翌1971年1月24日の日本武道館における「ザ・タイガ

ース ビューティフル・コンサート」が事実上の解散コンサ

ートとなる。約 5年の活動であった。その後 沢田は

ジュリーとして大歌手となったが あのときのあのバンド

が ジュリーだということは 当時 司会していた

(そのころの 浜村淳)

浜村淳の朝のラジオ「ありがとう浜村淳」で最近知

った次第です。