今日は娘と初めてのサイクリング
娘に自転車を教えることはあっても、一緒に乗る事は無かった。
2015年の5月に自転車を教え始めてさ。
だから4歳の時かー。あ、誕生日を跨いでるから3歳の時か!
この時から、いつの日か一緒に自転車で走りたいなーと思っててさ。
でも、なんか一緒に走るって事はなく、と言うのも、この自転車以外持っていなくてさ。
都心に住んでると、自転車で近所を走るってのが危なくて出来ないのさ。
だから自転車を買うことがなかった。
そして、嫁さんの実家が栃木で、敷地が広くてね。
娘は、そこに置いてるの従姉妹の自転車とか借りて乗り回してた。
「そろそろ自転車が欲しい!」と今月頭に言うので、
「だよねー、誕生日プレゼントに買うかー」と思っていたのだ。
ネットサーフィンしながら、良い自転車を調べててさ。
良い自転車っていうのは、別に高性能ってわけではなく、女の子的に「カワイイ!」って自転車を探していたのだ。
国産の自転車は、とても頑丈で実用的に作られているんだけど、なんかオシャレじゃないんだよねー。
小さい子向けの可愛いデザインか、おばさん向けのデザインに分かれていて。
なんだかトキメクって感じがしなかったのだ。
そんな時に、この自転車を発見して、娘と一緒に「これ、超オシャレだよね!」ってことで意見が一致。
地味に6段速あり、フレームがアルミと言うこともあり、チャリダーパパとしても、「このチャリがあれば、チャリダーとしての英才教育が出来るジャマイカ!」と思っていたのだw
しかし
しかし
しかしだ。
駄菓子菓子だ。
コロナの影響で
「あー、その自転車は10月末まで入荷無いんですよねー」
と、近所にある、某上場企業の自転車チェーン店での回答。
がびーん。
そんな時にネットショップを片っ端に漁ったのだけど、このカラーで出物が全くなくて。
別の色なら若干見つかったので
「うーむ、フレームばらして、全塗装かけるかー」
とか考えたんだけど、ロゴがなくなっちゃうし、それはそれで手間とお金がかかるし、4万円ちょいの自転車に、塗装代3万円とかかかりそうだなーとw
でもなー
10月になっちゃうと、サイクルシーズン逃すからなー
それよりもだ
パパ的にだ。
娘と一緒にサイクリングって超絶アツイ!
チャリダーとして超絶アツイ!
呑兵衛の父親が、娘が成人して一緒に酒を飲んだら涙するのと、きっと同じ気分なんだろうw
それくらい激アツなのだよ。
チャリダーの俺的に!
まぁでも、欲しい自転車買えないし、代々木公園で自転車の貸し出しがあるから、それ借りて一緒に乗ろうぜ!って3日前に行ったらさ
コロナの影響で、補助輪付きの自転車しか貸し出ししていなくて。
しかも補助輪付き専用コースしか走れなくて。
なんだよー
俺と一緒に走れないのかよー
でですね、
その時に、俺のハートにスイッチが入ったのですよw
何としてでも、一緒に走りたいから、自転車を手に入れようってw
で、こんなブログを3日前に書いた。
そしたら何人かの人から、連絡があってね。
このお店で見つけたよーって連絡があって。
だけど、微妙に違う自転車だったり、すでに在庫が無かったりで。
しかし1件の連絡が、本当にあって。
しかしだ。浜松にあったのだよ。
うーむ。
浜松に行こうかな俺。
まだ独身で30歳の頃、用賀インターの近くに住んでいた。
「今日の気分はウナギじゃね?」って思うと、用賀インターから東名に乗り、浜松まで普通にドライブして、うなぎ食べて、普通に帰ってきてたw
今じゃ考えられんw
若いなw俺w
あ!浜松と言えば、18歳の頃、自転車で走ったことがある。
当時レンタカー屋さんでアルバイトをしていて、キャラバンのバンを借りたお客さんが、乗り捨てと言って、東京から浜松営業所まで乗ったんだよね。
で、東京の営業所の所長から
「本田くんさ、新幹線代出るから、浜松営業所に乗り捨てたキャラバンのバンをここまで回収してくれない?」
と言われたのさ。
新幹線代と、新幹線に乗ってる時間と、回送中の時給が出る。
当時クルクルパーだった俺は
「自転車に乗って浜松営業所まで行ったら、行きの新幹線代浮かせられるんじゃね?」
と思って、自転車で浜松まで向かったのだ。
途中箱根の峠を越える時、マジかよ!ふざけんなよ!超キツイんだよ!!ってブチ切れながら向かったのだ。
しかし18歳。
今より遥かにパワフルな筋肉エンジンを持っていたので、どうにか浜松営業所まで着いたのだ。
途中のファミレスで仮眠したら怒られ起こされてさ。
不眠不休でフラフラしながら、24時間くらいかけて着いたような気がするw
そして腹が減りまくり、18歳の胃袋だったので、とにかくラーメンとか食いまくった。
食費がかかりまくり、新幹線代は2000円くらいしか浮かなかったw
てか時給を換算したら、大赤字だよなw
で、フラフラになりながら浜松営業所に着いたら
「東京の営業所の方が心配されてるようですよ。ぜひ、お電話してあげてください」
と言うのだ。
マジかよー
みんな良い人だなと思いながら、東京の営業所に電話した。
「本田です!無事着きました!」
と感極まりながら話すと、鬼のT先輩が出たのだ。
鬼のT先輩は、後にオーストラリアをオートバイで走り回り、めちゃ良い人になって帰国した。その姿を見て、俺もオーストラリアに行きたい!って夢を持つようになった、ある意味恩人のような先輩であるのだが、この頃は恩人ではなくて鬼人だったのだ。
その鬼人のT先輩が
「本田、大丈夫か?頑張ったな」
いつになく、優しい声なのだ。
モーレツに感動してさ
「Tさん、大丈夫です!ありがとうございます!!」
「じゃ、今夜の飲み会来れるね!」
「え、俺寝ないで24時間かけてやっと着いたので、このバンの中で仮眠して帰ろうかと思、、」
「オメー今大丈夫って言ったろ?じゃぁ待ってるからな!ガチャ」
と安定の鬼トークを繰り広げられたのだw
嗚呼平成になりたての、まだ昭和な空気の時代。
今なら完全にアウトだなw
話がだいぶそれたなw
今度は浜松まで自転車を取りに行くと言うのも、まぁ18歳の俺を振り返るような、それはそれで楽しいかなとも思ったけど、今週意外と忙しい俺がいて。
だから、浜松のお店に電話をしたのだ。
「東京にも系列店がありますよね?系列店に送っていただき、そちらで買う事はできませんか?」
「ごめんなさい、系列店間でのやりとりは基本無いのですよ」
「そうなんですね。では郵送で購入は可能でしょうか?」
「お近くだったら運べるのですが、県外ですと郵送となり、かなりお高くなりそうでして、、、」
「あ、良いっすよ。送ってください」
「運送屋さんで料金を調べますので、お待ち頂いてよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です。よろしくお願いします。」
そのやりとりをしながら、俺は思ったのだ。
あれ?もしかしたら、東京の系列店に在庫があるかも?
系列店舗間のやりとりが無いって事は、もしかしたら、他店舗にもあるかも?
だってそうだよ!
浜松にあるなら、他のお店にもあるかもしれないじゃんねー
東京の系列店に、片っ端から電話をして聞いたのだ。
調べると、東京に59店舗もある。
それならどこかにあるっしょ!
こーゆー時、根拠のないポジティブな性格万歳!なのである。
しかしだ。
30店舗くらいかけても、全然在庫がない。
さすがに気持ちがめげたw
なんだよ、なんで俺はポジティブなんだよ。無謀なんだよ!俺のヴァカ!
って思ったんだけどさw
「あれ?本社に聞いたら、パソコンで各店舗の在庫とか調べてくれるんじゃね?」
と思って本社に電話したのさ。
そしたら関東だと、船橋と神奈川の都築インターの近くにあると教えてくれたのだ。
(てか、関東に100店舗か200店舗くらいあるんだから、しらみつぶしに電話しても非効率だったなw)
ヤベー!俺天才!!そして本店の人グッジョブ!!
船橋の方が土地勘あるから、船橋に行くぜ!って事で予約してさw
浜松店の方には丁重にお詫びしてお断りしたら「調べたら、郵送料は2万円くらいかかると運送屋さんが言ってまして」とおっしゃってたw
ウヒーw
でも自転車の在庫を見つけられなかったら、2万円出してでも郵送してもらったかもな。新幹線代をケチってた俺からしたら、信じられないくらい出世したなwウヒーw
みたいに思いつつ、月日の流れを噛みしめたのだw
嗚呼、だいぶ話がそれたw
いよいよ、一緒に初めてのサイクリング。
多分、俺の方がテンションが高いw
初めての自転車に、ちょっとフラフラ
でも、最後の方はだいぶ上手に乗れた!
なんだかんだコースを6周もして、10キロも走ったのだよ。
娘も、すげー楽しいって喜んでくれて。
いやー、パパは嬉しいよ。
マジで嬉しいよ。
超絶感動してるのだよ。
パパの大好きな趣味を一緒に楽しめるって、超ウルトラスーパースペシャル感動なのだよ。
今日はこれから美味しいビールが飲めそうだよ。
娘と一緒にビールを飲むよ、、、、
と思ったら、今夜はオンラインセミナーのお仕事でございましたw
ちゃんとシラフで仕事します!押忍!!
てか、超機嫌がいいので、良い仕事する予定なのであります!押忍!!