第二次大戦の時に墜落した飛行機を見る。


こう言うのを見ると、つくづく平和な時代に生まれて良かったと思う。


それにしても、Tシャツが汚くなってきた。
ん~ワイルドになってきたぜ!
バマガの町に着く。
アボリジニだらけの町だ。
ここのアボリジニはとても働き者で、親切だ。
バマガのゼネラルストア(スーパーマーケットのちっさい版)に寄った。
 う ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ぉ ~ っ
なぜか、インスタントラーメン「出前一丁」があるではないか!
なぜ最北の果ての地に?
この町で「でまえいっちょー」と読めるのは、この俺様だけだぜ!と妙な優越感に浸りながら、レジに持って行った。
今日はキャラバンパークに泊まるから、そこで出前一丁を食うぞぉと胸が高まった。
バマガのゼネラルストアを出て「あ~らよ出前いっちょ~」と歌いながら20分くらいでセイシアのテント場に着く。
セイシアのテント場では、驚いた事に俺はスーパーヒーローだった。


ここにいるのは、悪路を走破した4WD車ばかりで、道中、俺の横を通過していった人が多かった。
良くここまで来れたなと、彼らが俺の功績を称えてくれているのだ。
俺は笛を吹けば踊るタイプなので、非常に気分が良かった。
出前一丁のことはすっかり忘れ、あちこちで記念撮影に応じた。
写真を撮リ終ると「どういたしまして。しかしノドが乾いた・・」と紳士的につぶやく。
そうすると、冷たいビールをご馳走してもらえるのだ。
うひひ。
このセイシアのキャンプ場は素晴らしかった。

目の前は美しいビーチ
 ♪だ~れもいない海~♪
そう、ワニとサメがいるので誰も泳いでいない。

1日ビーチで感動的な景色を楽しむ。

最北端での夕陽にひたすら感動


5日ぶりにホットシャワーを浴びる。
そして5日ぶりの町であるバマガで食事を取る。
冷たいコーラ-も飲む。
通りすがりの人からビールをもらって飲む。
町では当り前のことだが、物凄く感動してしまう。
この時点で持っている食料は殆ど食い尽くす計算だったが、道中あちこちで食べ物を恵んでもらってしまったので、缶詰が8個も余った。
もっと軽い自転車でここに着く予定だったのだが・・・
オフロードのオートバイに乗った友人達と待ち合わせするために3泊し合流する。


彼らとケープヨークのゴールに一緒に立ちたいからだ。
旅のクライマックスは仲間と一緒に過ごすと喜びが倍増になるんだよね。
再開した時は嬉しかった。
やっぱさ、日本語で話せるのは嬉しいし、苦労を超えた瞬間の結束力と言うのは凄いんだよねぇ~