滞在地パースからカルグーリーへバスに乗って異動した。
パースを出発する朝6時、バスターミナルでチェックインの時、一悶着あった。
満席で荷室に余裕が無く
「自転車のようにかさばる物は今日は運べない。多分明日か明後日の便で運ぶことになる。ホレっそこにチャリンコに札を付け置いとけ。」
と受付の姉ちゃんは言う。
おまけに自転車の運賃として$15もとられた。
冗談じゃない。かつて同じ宿にいたイギリスの姉ちゃんが同じようなことを言われ、自分の荷物を受け取るのに1週間も待たされ、その間、着る物が無くて困っていた。
バス会社は謝りもしないし保証金も出さないとボヤいていた。
いくら受付の姉ちゃんに話しても首を縦に振らない。
姉ちゃんを無視し、バスの運転手に直接頼み込み何とか運んでくれた。
無事、朝6:30に自転車と共にパースを出発した。
カルグーリー着は14:30の予定。
これならカルグーリーの街で、今日中に食料を買い、ローリナへ食料を送り預ける為、郵便局へ行けるだろう。
ところが・・・

このバス、途中でブレーキがイカれてしまい、他のバスに乗り換えさせられた。
ところが、次に乗ったバスではオイル上がりで白煙を巻き上げて止まってしまった。
何と2度も乗り換え、3台目のバスを待った。
それでも乗客はあまり困った表情をせず、むしろいい経験だと笑っている。
運転手はバス整備の不手際を詫びるでもなく、自分のミントキャンディーを乗客のほうにブン投げ「ミントパーティーだ。」と笑っている。
乗客も笑いながらキャッチしてる。
う~ん、この辺がオージーだ。
カルグーリーに着いたのは4時間以上も遅れて夜7時。
スーパーも郵便局も閉まっていた。
仕方ない、明朝手配し出発しよう。
ユースホステルにチェックイン。
その時、受付のおばちゃんが「明日の昼、$15で金を掘るツアーがあるけどやってくか?」と言う。
早く出発したいが1日ならいいやと参加することにして2泊分支払った。