ついにオープンカーを手に入れちゃいました。

桜の木の下に車を寄せ、運転席から咲き始めた桜を見上げると、
花びらがハンドルの上に落ちてきます。
オープンカーには最高の季節ですよね。

僕は風を感じる乗り物が大好きです。
風を感じると、なんだか凄く自由を感じるんです。

大好きな自転車は全身で風を浴びられるし、
僕のクルーザーもランナバウトタイプと言う、操縦席には
屋根が無いタイプで、風をたくさん受けられるし、
大好きなジェットスキーも、たくさんたくさん風を感じられる。
今度はトライクと言う、ハングライダーにエンジンを付けたような
乗り物に乗って空を飛んでこようかと思っています。

風って、じっとしてると存在せず感じないのですが、
動くと初めて、風の存在を感じますよね。
だから風を感じると
「あぁぁぁ動きまわってるんだなぁぁぁ。自由だなぁぁぁぁぁ。」と
思っちゃうんです。

さてさて、このオープンカーですが、先日メルマガで話した
オープンカー専門店で買うのをやめて(笑)、
石原さんと言う方から購入しました。

石原さんは中古車売買とデントリペアーという修理を手がけて
います。
バイクレーサーでもあり、イタリアで飛び込み営業もしちゃう
ツワモノですが、ハートが凄く良い人でした。

石原さんは、通常の中古車屋さんのように在庫を持たず、
お客さんの希望の車種を聞き、直接オークション会場で仕入れてきます。
経費が少なくてすむ分、安く車を提供してくれます。
また彼はデントリペアという板金に近い技術を持っていて、
仕入れた車の凹みを奇麗に修復し、新車のような状態にしてくれます。
(この技術で車を修復すると、プロが見ても修復歴が分からないそうです)

希望の車種を石原さんに告げて、オークション会場で落札してもらいました。

そして納車時に
「この車の前のオーナー、びっくりしましたよ。整備簿見て下さい。」

・・・ おぉー、そこには大物美人演歌歌手の名前が ・・・

「いやー、びっくりしたんですよー。オークション会場では、色々な規制があって
前オーナーの情報は分からないんです。納車整備をした時に、整備簿を見て
気が付いて、すぐに本田さんに言いたくって仕方が無かったのですが、
どうせなら納車時に言った方が、喜びも増すんじゃないかなぁと思って、
今までこらえて黙っていたんです(笑)」

車を納車される時って、凄く嬉しいものです。
それをより嬉しくさせる為に、黙っていたなんて、凄くニクイです。

ビジネスにはテクニックも必要ですが、一番必要なのは『あり方』だと
思います。石原さんは古くからの友人を喜ばせようとする姿勢で
接客をして下さいました。

車を仕入れる前、した後、整備状況などをマメに連絡してくれたんですよね。
この車のスペックはこんな感じで、オークション会場に
こんな感じの車があって。。。。
一緒にワクワクしながら、車のことを話してくれます。
だから、納車までが楽しかったし、納車時も楽しかったです。
(楽しくて嬉しかったのでクチコミしちゃいます。石原さんのサイトは
http://www.hekomi119.com/
中古車売買だけでなく、板金の腕もピカイチです。
僕の見ている前で、ニコニコしながら車の凹みを全く分からない
くらいに直してくれて、新車みたいにしてくれました。
車が凹んだ方は相談してみると良いでしょう)

実は「待っている間」と言うのが、凄くワクワクするもんです。
納車されるまでの間って、中学生の頃のデート前のような
感じが蘇って、そわそわしちゃいます。

商売をする側からみると、納品時と集金時に意識が集中し、
「お客さんを待たせている間」をついつい忘れがちになってしまいます。


先日、ベストセラー
「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769607695/aninpo-22
(とても読みやすく良い本なのでオススメです。)
の著者、香取 貴信さんと語り明かした時に聞いた話です。

「ルーカスが来日した時に、ルーカスは娘とスペースマウンテンに
並んだんですよ。スペースマウンテンは彼が設計したんですけどね。
そんな並ばなくたって、優先的に乗れば良いものを彼は
2時間も笑顔で並ぶんですよ。
理由はね、ディズニーランドは待っている時が重要だと言うんです。
並びながら、ワクワク待っている時に、家族やカップルの会話が
弾むんだと。その為に、スペースマウンテンの並ぶ場所に10億円
もの費用をかけたらしいんですよ。」

すげーぜ、ルーカスの奴!
並んでいる時に、意味を持たせ、そこまで考え抜くとは!
アメリカのエンターティメントの真髄を感じちゃいました。

すかさず僕も、自分のビジネスやクライアント先に、お客さんを
待たせている時に、どうやってサービスを提供するかを
考えあいました。

皆さんも、ちょっと自分のビジネスに置き換えて考えてみてくださいね。
新しい発見と喜びがあるはずです。


この香取 貴信さんも、素晴しかったので紹介しますね。
高校生の頃は、バリバリのヤンキー
当時付き合っていた彼女を喜ばせたい一心でディズニーランドで
アルバイトを始めます。
そこから、様々な事を学び取り、今ではコンサルタントとして
活躍しています。

しかしコンサルタントと言えども、見た目は・・・
初めて新宿でお会いした時、銀髪にサングラスに
一般ピープルは着ないであろうストライプのスーツ。
髪型はツンツン立ててて

 「 ス ー パ ー サ イ ヤ 人 だ ・・・」

ディンジャラスな雰囲気がプンプンします。
新宿の街角で出会ったら、絶対に目線を合わせないでしょう(笑)

しかし、話をすると、すげぇぇぇぇぇハートの良い人でした。
ウォルトディズニーと同じ目線を持ち、サービスの原点を
しっかり考え、大勢の人を一瞬にしてハッピーにする事ができる人です。

また、彼の親友の加賀屋さんが、アメリカに渡り自分の願望をいかに
実現したかをアツく語ってくれました。
夢を追い、自分のモノにしていく人は目の輝きが違います。

詳しくは彼の著書や
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4769607695/aninpo-22
を見てくださいね。

では、次号もお楽しみに~