フォレストに着くやいなや凄まじい風が吹く。
テントは吹っ飛びポールも折れてしまうだろう。
幸いなことに、ここには小さな空港がある。
空港と言っても、セスナしか離着陸できないカンタンなもので舗装なんかされていない。
ここには、セスナに乗る人の為に宿があったのだ。
$40出して宿に泊まる。
宿と言っても家を一軒まるごと貸してくれる。
他に客なんていないというか、本当にここに泊まる人なんているのか?
飛行機も全然見ないし・・・

近くに乗客がいるわけが無いこの場所に空港があるのは、州境に近いこの場所かクックで、セスナや列車の運転手は交代しなければならないらしい。(州によってライセンスが異なるので)
だからパイロット用に宿がありガソリンがありコーラもある。
コーラ4缶,ジュース1缶を一気に飲み干しバスタブに2時間浸かり生き返る。
ハンバーガーも食べる事ができた。
ここに泊まれるなんて事前に情報を持っていなかったので、凄くビックリした。
これは夢なんだろうか??

外は嵐。
テントを張っていたら、大変なことになってたであろう。

あーっ、家って偉大だ。
この国に来て、$40も払って泊まったことってなかったな~
こんな地の果てで、今日はブルジョアだぜ!

この町の人口は6人くらいだと思う。