テントからモソモソと這出て、今日も1日が始まるぜ。
旅人モードだから今日から敬語は無いぜ。
このキャンプ場は携帯圏外で本当に秘境といった感じなんだぜぇ~
昨日は酔いに任せて寝たけど、順調に熊に襲われる夢を見てうなされましたんだぜ(笑)


昨日買っておいた、取れたてアスパラガスとブロッコリーとニンジンを塩茹でに。
これが最高にうまい。
ニンジンは生でかぶりつく。
アデレードにいたマーガレットっておばちゃんに教わったニンジンの皮むきだけど、包丁を垂直に立ててこするんだよね。
そーすっと、皮を最小限で剥くことができて、とっても経済的♪
不覚にもスイス製のナイフ・ビクトリーノックスを忘れて、そこらへんのスーパーで買った貝印の500円の包丁を使ったけど、嬉しいんだか悲しいんだか、ずっとこっちの方が使い易い!さすがmade in japan!

目覚めのコーヒーを飲もうと思って昨夜テントの前に出しっぱなしにしていたら、カラスにつっつかれまくってた・・・
5本入りのコーヒーのうち、3本に穴が開いてた・・・う~む、ショック。
食料は熊避けのために、車に入れといたんだけどね。


キャンプ場を後にして、未舗装路を10~20分くらい車で北上すると、またまた川沿いの露天風呂を発見!

ここらへんは、川の横から温泉が吹き出るみたいで、もともとテキトーに掘って川の水を混ぜて丁度いい温度の温泉にしていたものを、色んな人達がどんどん改良していったみたいで、服をかける木の棒とか、川の水を混ぜ易いようにホースを川から引っ張っていたりして、とても快適に入れたよ~
すばらしい!
当然、無料なんだな。誰もいないし。

車を戻らせ、秘湯と呼ばれるかんの温泉へ。明治時代から続くここは20もの源泉がある温泉で、戸板に乗ってやってきて歩いて帰ると呼ばれる程、効果があるらしいそうな。

古い建物が歴史を感じさせるねぇ~

さて、然別湖へ車を1時間ほど走らせ、昨日会ったゴアさんと再会。

カヌーで然別湖をプカプカ
これが最高に気持ち良い。
パドルを止めると全く音がしないので、鳥の声がどこまでもクリアーに聞こえるんだな。
僕より5つ上のゴアさんは、チャリダー時代から変わらぬ力持ちで、重たいカヌーを車の上に持ち上げてたなぁ。
8年ぶりくらいに再会したので、お互いどんな経験をしてきたのか、そんな話で盛り上がったよ。
ゴアさんはネイチャーガイドとして夢を生きていてカッコ良かったな。
良い友人が良い生き方をしているのを見ると凄く嬉しいよねぇ。
北海道でカヌー体験をしたい人!
ゴアさんのブログを読もう。
そしてゴアさんのホームページから問い合わせをしてみよう。
http://boreal-forest.jp/
きっとスバラシイ体験が出来るはずだ。
ただ、残念ながら8月はカナダへカヌーをしに行っちゃうらしい。

さて、今夜はどこに泊まるかだ。
今度は大ちゃんに聞いてみよう。
僕「もしもし、あのさ~、今然別湖にいるんだけど、美瑛あたりに移動しようと思うんだ。美瑛のあたりに良いキャンプ場知らない?」
大ちゃん「あぁ~、それならね、吹上がオススメだな。キャンプ場から歩いていける場所に無料の露天風呂あるもん。もち混浴。ふふっ」
僕「でもさ~、結構距離あるから到着することは真っ暗なんだよねぇ。別に混浴でもさぁ」
大「え~、夜だから良いんじゃん。夜にならないと女の子達恥ずかしがって入ってこないよ。」
僕「それ、どこにあるの?ちょっと詳しく教えてよ。」
大「わかったってば(笑)」

車が吹上露天風呂に到着したころは、既に暗くなっていた。
景色の暗さとは対照的に僕はルンルン気分明るかったのだ。
高鳴る気持ちを抑えながら露天風呂に行くと、むさいオッサンが20人くらい入っているだけだった orz
でも良いんだ。僕は北海道の大自然を満喫しにきたのだから♪