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朝日が綺麗なブルジョアリゾートホテルを後にして、北へと車を向けた。
今日は宿を取っていない。
可能であれば、ポートヘッドランドまで760キロを一気に走ろうと思っている。
困難であれば200キロ手前の街カラサで滞在だ。
そんなんで、宿を決められない。

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とりあえず、まっすぐ続くオーストラリアの道をひた走る。
遠くに蜃気楼が見えるんだなぁ

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ハンバーガーを食べる。
嫁さんはステーキサンドイッチだ。
いい加減この食生活から脱却しないとデブ街道まっしぐらなので、朝食はシリアルなどにして摂取カロリーを減らしているのだ。

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見た目はどーってことの無い店だったけど、うまかったぞー

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ひたすら走りまくって、ポートヘッドランドに着いたよー
巨大な塩の山がここの観光スポットだ。

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鉱山から運ばれる鉱石をここの港で降ろし船でいろんな国へと運ばれる。
国内は鉄道網で結ばれていて、昔活躍した機関車がおいてあるのだー
外国の電車ってカッコいいので個人的に好きなのだー

はてさて、ポートヘッドランドには、ブルースというエロオヤジがやってるバックパッカーがあった。
このブルースの態度がエロイので当時の旅人の間でクチコミが発生し結構有名になり、バックパッカーだけでなくツアーガイドもしていて、それなりに繁盛していた。
USP(マーケティング用語で自社の強み)が、態度がエロイというのは、ある意味大変羨ましいと思うっつーか、だって態度がエロイからお客さんが集まるんだぜ?なぜか女子も集まるんだぜ?
今まで多くのマーケティング本を読んだけど、エロ産業じゃないのにエロイから集客出来たなんて実例どこにも書いてなかったんだぜ!
あの当時はブルースをバカだなぁと見下していたが、今となっては崇められる存在だ。
ブルースは俺を超える偉大な存在だったのだと、13年成長してみてようやく気がついた。
あのオヤジの顔でも見たいと思ったが、見つけることが出来なかった。
残念ながら30分到着が遅くインフォメーションが閉まっていて聞くことはできなかったが、インフォメーションマップにブルースのバックパッカーの名を発見することは出来なかった。
どうやら無くなっていたみたいだ。
残念だ。
あいつがエロ過ぎるおかげで、俺が多少エロイこと言っても、あんまり女子から反感を買わなかったつーか、どさくさにまぎれてバレなかったのに・・・
ありがとう、ブルース。一言お礼を言いたかったぜ。

仕方ないからBIG4のキャラバンパークへ向かった。

ここは工業で賑わう街で、モーテルは現場で働く男たちが泊まっていて、なんだか休まらない。
今朝のリゾート気分から切り替えるのしんどいなぁと思ったから、キャラバンパークにした。

数あるキャラバンパークの中でもBIG4グループは、比較的グレードが高かった記憶があるので、ここのロッジに泊まることにした。
しかし入り口には満室と書いてあるが、ひるんではいけない。
間もなくオフィスが終わろうとしている18時近くに到着したからだ。
オージーは閉店時間がきたら、とっとと仕事を終わらせたい。
だから満室と書いてしまうこともある。
ひるまず、フロントに行って空き部屋無いか聞いてみた。
キャラバンパークは、テントやキャンピングカーでなくても、宿がある。
案の定空室はあったが、120ドルの部屋をみて驚いた
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トイレやシャワー、キッチンは共有で狭い。
えええー
こんなの13年前なら30ドルくらいだろー
たまたま10%割引のチケットを持っていたから、118ドルになったが、それでも価格の割にどうよ?って感じだった。
同じ系列会社がやってるイルカさんのお部屋は150ドルで凄くメルヘンチックだったのにぃ。
今日は760キロもの長距離を走ったので、他の宿を探すのが面倒なのでとりあえずチェックインして食事を取ることにした

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はにゃー
コンロのつまみを軽く回したら折れちゃった。
ガスも漏れちゃったままで、止まらない。
フロントのおばちゃんを呼んで直してもらった。
特に弁償しなくて良いみたいだ。ありがたいぜー

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疲れていたので簡単に済ませたくて、インスタントラーメンに野菜を入れて作った。
共有キッチンで食べるのだが、他の国の人もいるので、海外でマナー違反となるから音を立てて食べにくい。
音を立てずに食べるラーメンっておいしくないねー
食べたら疲れたのでとっとと爆睡した。
でも760キロもの長距離を安全に走れて良かったねーと嫁さんと感謝しつつ7月23日が過ぎ去っていった。