東京近郊のカフェです。


こんにちは
予定通りであれば、引越し先の軽井沢からメルマガを配信するつもりでした。

と~こ~ろ~が~(森のくまさんのメロディーで)
引越しの直前になって、相手の不動産屋さんと大家さんの都合によって、
契約がキャンセルになってしまいました。

僕の部屋には、家具や雑貨のカタログが寂しそうに転がっています。

うーむ、ショックだあ・・・ぁ(涙)

ショックから立ち直るには、早く別の物件を見つけることです。
それは、「失恋したら次の恋をしろ!」と同じリクツです。(笑)

早速、他の家を探すべく、先週末不動産屋さん巡りを
してきました。

何軒かまわり、駅前のR不動産と言うお店に訪れた時です。
担当のKさんが親身になって、お世話をしてくれました。

Kさんは車を走らせ物件を見せてくれたのですが、イマイチ希望に
副う家ではありませんでした。
対応の良いKさんから、物件を世話してもらいたかったのですが、
他に物件が無かったので、お話しが進みませんでした。

そのR不動産さんは、売買を得意とし、賃貸の扱いが少ないそうです。
売買が強い不動産屋さんなので、僕に購入を勧めてきたのですが
「永住ではなく、2~3年くらいしか住まないかもしれないので・・・」
と僕が言うと
「それなら借りた方が良いですよね。
賃貸であれば、当社でなく、他に賃貸に強い不動産屋さんがあります。
そちらに聞いてみると良いですよ。ちょうど、帰り道にある店です。
あ、あそこのお店です。場所覚えられます!?」
と車中で言うのです。

あっさりと、競合店を紹介するのです。
「えぇ?良いんですか?そんな教えて頂いて・・・」

「良いんです。良い物件が早く見つかると良いですね。
良い物件が見つかって、この場所を好きになってもらえれば嬉しいです」

と爽やかにおっしゃるのです。
車を降りてからも、僕が見えなくなるまで、本当に丁寧に
おじぎをしてくれるんです。

もう、お客さんではないと分かっている人に対して、凄く丁寧に接して
くれるんです。

僕は凄く感激しちゃいました。
感激しちゃったので、友人知人に、この不動産屋さんの事を話しました。
まだこの地で家を買いたい友人には出会っていませんが、
居たらきっと、僕はKさんを推薦して、Kさんの営業マンとなることでしょう
(笑)
そして僕がこの地を気に入り買うこととなったら、誰に頼むかは
もう明らかでしょう。

こちらの立場を理解し、こちらの立場から発言してくれる人は、
本当に素晴らしいと思います。そして、自分の意見を提案することが
大好きな人って、本当に魅力を感じます。
そういう無理のない営業が、結局最後は良い顧客が付くと思います。


2ヶ月程前、友人を通じて、和田裕美さんという方を紹介して頂きました。
お会いする前に聞いた情報は
「和田さんは、トップセールスウーマンで、20代の時には既に
年収が4000万円近くあって、渋谷区の長者番付にも載る人なんだよ」
と言うものでした。

をぉー ギラギラ系の営業ウーマンね。 
と勝手に先入観を抱きましたが、会ってみると大違い!!
目がクリクリ動いて、むちゃくちゃ素直な人なんです。
え?この人が本当に販売トップなの?と拍子抜けしました。

また、後日、和田さんの元部下とお会いしたのですが、同様に目が
イキイキして輝いているんです。全然ギラギラしていない。
しかも彼は26歳の若さで副社長に抜擢されている。

和田さんとちょっとでもお話ししてみると分かるのですが、瞬時に
相手の立場と目線を理解し、こちら側から語りかけてくるんです。
そして、凄く感激屋さんで、一緒にワクワクしてくれる人なんですよね。

このR不動産の営業マンと同じような爽やかさと思いやりを持つ
人なんです。


和田さんが営業に関する本を書いたと言うので、早速読んでみました。

デール・カーネギーの「人を動かす」と言う良書があるのですが、
(読んでない人は、絶対に読んだ方が良いです)和田さんの本には
カーネギーと通ずるものを感じました。

お客さんも自分も幸せになれるにはどうすれば良いのか?
を真剣に考えているんですよね。
自分も相手もってのが、僕は凄く気に入りました。

だから、この本では、押し付けの営業や相手に緊張感を与える
ような事を言っていません。売ることばかり考えずに、素直に
「良いものを伝えたい」と言う気持ちで大事にすることを
言っています。だからとても自然体なんですよね。

ただ、良いものを伝えたい・・・が販売に結びつくかって言うと
現実は、なかなか難しいですよね。

和田さんは

もっともっと楽しいのが営業です。
話をしているうちに、自然とお客さんの隣に座っているイメージです。
同じ位置にたって同じ気持ちになる。そして一緒になって
夢を実現することにわくわくすれば良いのです。
特別な才能も能力もいりません。

とおっしゃっています。

そんな和田さんも、「営業が嫌いで、人と関わる事が苦手だった」と
言っています。この本を読めば営業に関しての誤解が解けて
とても嬉しい気持ちになると思います。
営業のことを書いた本で「なるほど!」と思う本はたくさんありますが
「あぁ、なんか癒されるなぁ」と言う本は初めて読みました。

和田さんの本は、読書が苦手な方にもオススメです。
親しい友人が語りかけるような感じで書いてるので、スラスラと一気に読めます。
読み終わった後、きっと元気になることでしょう。
営業が興味無くても、今凹んでいる方、読むと元気になります。
今凹んでない方でも、凹んだ時用に常備薬として、この本を持っておく事を
オススメします。
ハートのある本は、やっぱり良いものですね!

和田裕美さんの本
世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本
はこちらから
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478540578/1net-22/

出版記念無料セミナーやメルマガがあるようです。
詳しくは和田さんのサイトから
http://www.perie-net.co.jp


僕もいずれ本を書けたらなァと思いますが、その時は、和田さんみたいな
本が書けると良いなァと思っています。
皆さん、是非読んでみてくださいね。

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「晃チャンは、どうして良い本や良い人達と次々に出会えるの?」
と、読者の皆さんから質問を頂くようになりました。
次号は、良い本や良い人達と次々に出会える秘訣をお伝えしようと思います。

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さて、近隣の不動産屋さんを巡っているうちに、僕が当初決めようと
していた物件は、冬場に住むことが非常に困難であることが
分かってきました。
暖炉のある家だったので、冬場も大丈夫だろうと思っていたら、
その家に行くまでの道が、今では除雪されない道で、4輪駆動車
でもアクセスが困難だと言うのです。
知らずに住んでいたら、大変なトコロでした。
今では断られて助かったなぁと言うのが本音です。

その場ではガッカリしても、長い目で見ると不思議と良い出来事な
もんですね。


では