マウントキャビンのテント場に着き、ガソリンスタンドへ行った。
自炊に使うストーブの燃料が必要なのだ。
しかーし、ガソリンスタンドは潰れていた。
バーのオヤジに料理が出来ないので、ガソリンを分けてくれないか頼んでみた。
するとパンチョ伊藤に似たこのオヤジは、
「ガソリンないねぇ。皆ディーゼル車なもんでよ。軽油ならあるんだけどね。まー、ここで晩御飯食べて行けよーマイト!(オーストラリアのスラングで友達。メイトがマイトになまる)」
とありがたいことを仰るので甘えさせてもらった。
すげーーーーでかいステーキが出てきて喜んでいたら、このパンチョあっさり「$10ね」とのたまう。
俺はタダだと思ってたのに・・・