河口湖に新しくオープンした、北原ミュージアムに行ってきました。
入り口からして圧巻です。
セルロイド人形がこれでもかぁ~って感じで並んでいました。
その前で熱心に北原さんが、セルロイド人形の魅力について語っていらっしゃいました。


中に入っていくと、レコードのジャケットが壁一面に飾られていました。
北原さんのコレクションなので昭和3~40年代が多いのかなと思いましたが、いとしのエリーとかランナウェーとかハイスクールララバイとか、う~んドンピシャストライク!なのがあって懐かしくなりましたね~
しかし、超金持ちの子供の家に遊びに来たって感じですね、ここは。


2階に続く壁に書かれたイラストも凄かったですねぇ~。こだわっています。これじっくり見てるだけで1時間は過ぎますね(笑)
描くのに何時間かかったんだろう・・・


これは凄い!お宝です。(なんでも鑑定団のナレーションの声で)
トキワ荘にいた、石ノ森章太郎さん、赤塚不二夫さん、
藤子不二雄さん達が、部屋のカーテンに記念として描かれたそうです。
つのだじろうさんから分けて頂いたそうですが、それを凄く嬉しそうに北原さんが語っていました。
「これはねぇ、後に有名となる漫画家達が、情熱溢れる次代に描いたんですよね。どうです、この前に立つだけでなんか元気がもらえるでしょう?」
おぉぉ~と言いながら前に立ちました(笑)
なんか凄い充電されたかも!?


このおもちゃの並べ方も、北原さんの愛情がたっぷり詰まっています。
6角形の展示ケースには、鏡で6部屋に仕切られています。
おもちゃの目線でおもちゃを見ると、万華鏡のようにおもちゃが反射して無限大の広がりで見ることができます。
それにおもちゃの表情も違う角度で見ると感じ方が違うんですよね。
これは本当に良い展示のされ方ですね。こういうのに気付かれるのって、やっぱり相当おもちゃを愛されてるからだと思います。


ほんと、超お金持ちの子供の家に遊びに来たって感じですよね(笑)
こういうのに囲まれたら、すげー楽しいんだろうなぁ。
自動車のおもちゃの後ろには、映画スターが同じ車に乗っている雑誌の切り抜きなどが貼られています。
う~ん、コレクター泣かせの展示ですよね。そして楽しい。
子供がキコキコこいで乗るペダルカーも、凄く実車に近いんです。この当時は貴族の子供のおもちゃだったんでしょうね。


15歳の頃の、吉永小百合さんのプロマイドだそうです。
よく見るとサイン入りです。
「いつか吉永小百合さんに会ってみたい」と北原さんは30代の頃に思われてたそうです。
それが先月叶ったそうです。
これで30代の頃に掲げた夢が全て叶ったとおっしゃっていました。
う~ん、素晴らしい!

今回は北原さんが直接案内をしながら見て回れると言う最高の贅沢を味わえましたが、老若男女問わず誰が行っても楽しめます。
何度も「わぁ~懐かしい!」と言ってしまうことでしょう。
何より北原さんの愛情に触れることが出来ますし、そこにいらっしゃるスタッフの方々も本当に素晴らしいんです。
大好きなことを追い求めている人たちって、凄く良い雰囲気を出されていらっしゃいますよね。

今回のオープニングを祝った人達で、ディナーをご一緒させて頂きました。
凄い人達がいっぱいいらっしゃって、う~ん、ここで名前を出して良いのか分からないので書きませんが、良い時間を過ごすことができました。
その中で、北原さんのお話しされてたことがとても印象的でした。

「僕はね、直ぐに女房を褒めるんです。今日のまつげパーマ決まってるね!とか、なんでも褒められる部分を見つけるんです」
そっかー!
だから奥さんの理解が得られるんだ。
だってさ、ふつーさ、考えてよ。いくら価値があってお宝だとか言っても、あんなにおもちゃを集めてこられた日にゃ、奥さん激怒するでしょう?ある日突然、「このおもちゃ100万円したけど欲しかったからさ~」なんて言った日にゃ、ふつー激怒するでしょう?

一般的なコレクターと北原さんの違いってね、コレクションだけに気が行かないんです。
その分というか、それ以上に奥さんにも気がまわってらっしゃるんですよね。
おもちゃを愛して止まないっていう視線が、ちゃんと奥さんにも向けられていらっしゃるんです。
いや~勉強になったなぁ(笑)

以前のブログにも紹介しましたが、
北原さんから学んだ夢の実現方法
http://blog.livedoor.jp/hondakochan/archives/50456294.html


ギターを楽しそうに弾く北原さん
http://blog.livedoor.jp/hondakochan/archives/50459369.html


輝いている人のそばにいるだけで、色んなことが学べますよね。
そして情熱が伝染して元気がもらえます。
ほんと、ありがたいことです。


北原ミュージアムのホームページはこちらから
http://www.kitahara-museum.jp/

ぜひぜひ、遊びに行ってみてくださいね~