❸ 瞑想ヨガの会 「空間瞑想」の指導者、和泉さんのメッセージ | 静子の瞑想日記

静子の瞑想日記

月一度の瞑想会の主催をしています。日々の私の体験や感想など書いていきたいと思います

 「空間瞑想」のトレーニング.メソッドでは、初心者も、又瞑想の初期誘導においても、「空間を観ること」を実習していきます。

 「観ること」に修熟しない内は心を使って「見ること」(つまり心を向けること)になり易く、意識の純度は低いのですが、馴れるに従って直感的に「観ること」が出来るようになります。

 

 修練するほどにやがて「観ること」の純度は高くなり、純粋な直感的意識で「空間を観ること」が出来るようになります。

 さらに修練を深めれば真の「観照」も経験出来るようになるでしょう。

 

 

 「心を観察する」ことも一般的には余りされていないことですが、「心を観察」するのは心です。しかし「観ること」は心でなく意識です。

 実践的に心と意識を区別することはそう簡単なものではありません。マインド(心)の領域を超えて意識の領域へシフトすることは瞑想の大きな課題なのです。

 

 しかも「空間」を「観ること」は、常識という辞書の中にはありません。空間を見ること(物と物の間を視ること、又は心で想うこと)はあっても「空間を観ること」は、マインドに留まる限り不可能なので、これまでの人生の中で経験したことはないかも知れません。

 

 しかし「空間瞑想のトレーニング.メソッド」に従って誘導されることでそれは一挙に身近なものになります。「空間瞑想」は瞑想実践の、核心に向かって、余分な周辺のものに関わらず直接「空間意識」へアクセスする手段を取るからです。

 

 ❹に続く