【あらすじ】
天才数学者デイヴィッド・ケインは得意の確率論からポーカーで勝負に出るが、現実にはそう甘くなく。
双子の兄のジャスパー・ケインは天才物理学者。
二人共体調に難ありで、デイヴィッドは突然気を失ったり、幻覚を見たり。
ジャスパーも薬の副作用で声がどもったりする症状が止まらない。
ただこれらは彼らの底知れぬ天才ぶりを発揮させる前兆だった。
話しは人体実験の被験者、ジュリアの様子が急変するところから一気に進み始める。
気づけば、CIA、FBI、国家安全保障局がデイヴィッドを捕まえようと躍起になる状況となり。
CIA女性工作員ナヴァは信じられないほどの能力を開花させたデイヴィッドを命がけで守り抜く。
【感想】
海外の有名な作家さんとか全然知らないので、この本もタイトルで興味を引いたので読んで見ました。
いやあ、これは凄いです💦
内容、展開がもうついてくのが大変で、どんどん状況が変わって行きます。
誰を信じていいかわからない、敵となったり味方になったり。
それともう一つの特徴が数学、物理の理論を、普通にこれは講義なのか?っていうくらい詳しく解説されていて、この頭が痛くなりそうな内容も、この作品の重要な要素になっています。
東野圭吾さんだって、さすがにここまで書きこまないですね。
そして、、、ナヴァが最高でした👍
海外作品ならではですね😄
とっても面白かったです。
今は亡き、児玉清さんの解説もとても良くて、児玉さんおすすめの本も記載されているので、機会があればそちらも読んでみたいと思います😊