【後期】国公立医学部分析~中四国編 | 医学部再受験応援ブログ/本田洋一

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岡山・後楽園にて蓮の花がきれいに咲いていました。泥沼からはい上がり、天に向かって咲く様子は、まるで医学部受験生の血の滲む努力を象徴しているかのように見えます。

 

 

 

 

 










 

 

 

 

皆さん、おはようございますニヤニヤ今日も勉強お疲れさまですニヤニヤ

 

6月に入り、模試など増えてきて忙しいですね滝汗

 

 

 

 

さて、これまで国公立医学部前期日程のセンター試験、二次試験の点数比を日本全国分析してきました。

 

 

 

 

 

 

~国公立大学医学部科目別配点シリーズ~

 

 

【 東北北海道編はコチラ 】

 

【 関東甲信越編はコチラ 】

 

【 東海北陸編はコチラ 】

 

【 近畿編はコチラ 】

 

【 中四国編はコチラ 】

 

【 九州沖縄編はコチラ 】

 

 

 

 

国公立医学部を目指す受験生、再受験生の皆さんは、後期日程についても志望校を考えないといけないですね。

 

 

 

前期日程の志望校を考えるのは大変なのに、

 

後期日程の志望校を考えるのまで手が回らないです滝汗

 

 

 

そこで!

 

ここからは全国国公立医学部の後期日程について、研究していきましょうウインク

 

 

 

 

 

 

<国公立医学部科目別配点一覧(後期)~中四国編>

 

 

(間違っている or 変更あるかもしれないので、必ず大学HPを参照してください)

 

 

 

 

中四国地区において、後期日程で募集している国公立医学部は

 

広島大、山口大、鳥取大、香川大、愛媛大

 

の全5校です。

 

 

 

ご覧の通り、国公立医学部の後期日程は

 

センター試験割合が圧倒的に高いです。

 

 

 

ただし、学科試験が行われない大学では、小論文や面接の形式が各大学でそれぞれ特徴があります。

 

特に面接点の比重は高くないですが、面接の評価が悪ければ点数に関係なく不合格にされる場合が多いのも特徴です。

 

 

注意しておきたいのが広島大学です。

 

広島大学はH31年度入試より、前期後期の募集人員数が変更されます。

 

  旧 (前期)75人 (後期)20人

  ↓

  新 (前期)90人 (後期)5人

 

後期日程の定員5となり、かなり出願しづらくなりました・・・

 

 

 

広島大学はセンター900:面接100の1000点満点です。センターの点数でほぼ決まりますが、募集要項に面接について細かく記載があり、注意が必要です。

 

 

 

~H31募集要項より抜粋~

 

面接試験(個別面接)において、複数の面接員が、

 

A(是非入学させたい)        25点

B(できれば入学させたい)     20点

C(できれば入学させたくない)   5点

D(入学させたくない)        0点

 

の4段階評価を行い、面接員の合計点を算出。



※総合点の順位に関係なく不合格とする場合


・大学入試センター試験のいずれかの科目の得点が、学科受験者の平均点の60%に満たない場合
面接点が25点以下の場合

 

 

 

ほぼセンター試験の点数で決まるとはいえ、やはり面接評価が重視されているので注意が必要ですね。

 

 

 

 

鳥取大学もセンター900:面接100の1000点満点です。ただし、広島大学のように面接について細かい記載がされていませんが、2次試験が面接のみなので何らかの評価がなされていると思います。

 

 

 

 

次に山口大学、香川大学、愛媛大学ですが、いずれも

 

山口:資料は、英文で提示することがある

 

香川:英語による問題(小論文Ⅰ)と日本語による理科系の論述式問題(小論文Ⅱ)とする

 

愛媛:英文で出題し、和文で記述させる

 

 

基本的には英語による出題がメインです。しかも内容は生物系の出題ばかりです

 

英語が苦手な受験生や物理選択の受験生は出願をあきらめたくなりますが、そもそも内容は受験生にとって難解なものとなっています。合格者をみても、センター試験での得点がとれていれば概ね合格できているようです。なので、物理選択者でも出願をあきらめずに、まずはセンター試験で9割以上得点できるようにしておきましょう。

 

 

中四国編は以上です!!

 

いよいよ受験生の夏です!晴れて暑くても、雨でジメジメしても、負けずに勉強頑張りましょうチーンドンッ

 

 

 

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