キャラメルボックス緊急公演Vol.2
『銀河旋律』
2011年7月3日（日）～5日（火）
山野ホール
脚本・演出 成井豊
演出補 真柴あずき＋白坂恵都子＋有坂美紀
■Cast
<RED>
阿部丈二
實川貴美子
岡田さつき
石川寛美
林貴子
森めぐみ
原田樹里
筒井俊作
岡田達也
■Story
タイムマシンが実用化された時代。「ニュースプラネット」では、今日もタイムトラベラーが引き起こした事件について伝えていた。その最中、ニュースキャスター・柿本光介は軽いめまいに襲われる。柿本の過去がまた改変されたのだ。
柿本と高校教師・はるかの過去が変えられたのは、これで二度目。それは、二人の仲を引き裂こうとする、はるかの元同僚・サルマルの仕業だった。サルマルの企みを阻止しようとする柿本。しかし、翌日、またしても過去が変えられてしまう。柿本は、すぐにはるかに電話する。しかし、はるかは１年前にサルマルと結婚していた。
はるかを取り戻すため、柿本は地位も名誉も捨てて、過去へとさかのぼることにする。
REDの感想書く暇が無かった……。
3日の菅野さん出演バージョンと、昨日の達也さんバージョンを観劇。
菅野さんも悪い訳じゃなかったし、芝居全体のバランス的には菅野さんの方がとれてたのかな～と思いもする。
……するが。
が、しかしだ。
個人的に主人公柿本のライバル、サルマルは、私の中ではかなり絶対的に岡田達也さんなんだよな…。うわ、本物だ～～!！っていう感覚を久々に味わいました。
サルマルが出てきただけで嬉しい。
って、何ファンですか、私……(笑)
しかし、同じ役を何回かされていて。
前回は違う芝居の同じ登場人物としてのサルマル。
その前は、映像で、やはり銀河旋律のこの役をやっているのを見ていて。
……えーと。いい意味で、変わってない(笑)
同じ役者さんが同じ役をやってても、アプローチを変えたり、え、そんなだったっけと思うことがあったりするけれど。
本当に雰囲気、佇まいがこの役そのもので、嬉しかった。
REDチームは、全体的には元気なお笑い路線。
まあ、ネタは確かに面白いんだけど。
この芝居は、きっちりと纏めた時に心地の良いリズムがある芝居に出来る脚本だと思うし、私はその方が好きだなと思うので。
REDにはちょっとばらつき感を覚えてしまって物足りなかったかな。
ネタを入れることによって、流れが途切れてしまうというか。本筋の魅力減ってるというか。
阿部丈二くんも悪くないんだけどね…。
いや、ネタは面白いんですよ。パワーも一番あるんですよ。無駄なくらいに(笑)
でもちょっと、肩すかしだったかな。
好みの問題かなと思います。このキャストがいちばん面白い！という人も多そうではある。
あー。でももう一回達也さんのサルマル見たかった……。