【イベント】上川隆也×近江谷太朗 東日本大震災チャリティープロジェクト | 手上のコイン Blog

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上川隆也×近江谷太朗 東日本大震災チャリティープロジェクト
『RE:RE:REのRE』
かめありリリオホール

昨日は開催が決まったのが5日前(!)というチャリティートークショーへ。
なんでも、上川さんが現在主演をつとめるTV朝日系『遺留捜査』にゲスト出演の近江谷さんを現場で捕まえて「トークショーやろう!」と言って開催が決まったはいいものの。
二人のスケジュールをつきあわせたら空いている日がこの日だった、と(笑)
急な開催でバタバタと用意したため、告知もチケット販売も直前。という日程の中、600弱~500人強のお客さん(ほぼ満員)同期のサクラコンビ凄いな……。
あ。同期のサクラというのは…まあ、このお二人、どちらも『演劇集団キャラメルボックス』の元劇団員で、同じ年のオーディションで合格した、同期さんなのです…。で、その劇団時代にその名の由来があるんですけど…説明面倒くさいので端折ります(コラ)

とにかく、この二人が揃うのなら面白い。
ということで、主に太朗さん目的で(ぇ)出かけてまいりました。
いやぁ~太朗さんカッコ良かった~。

今回の企画、あまりに急遽だった為、準備にも時間がなくて。
上川さんは、昔劇団時代に、
いきなり一週間くらい前に「モリエール一日取れたから何かやろう」と加藤さん(劇団プロデューサー)の無茶振りで、ほぼ徹夜で準備してバンド演奏とかをやらされた『ワンナイト・パーティー』の時を思い出しながら、今回の準備をしたそうで。

……て。キャラメルって。昔はまたとんでもない無茶な企画してたのね…っていう。
「一週間でバンドは出来ません」…そらそうだ(笑)
あ。ちなみに、上川さんと近江谷さんのキャラメル初舞台は、これではなく『ナツヤスミ語辞典』です。(後述のサイトにそう間違って書かれてたもんで)

ナツヤスミ~がどんな舞台か気になる方は、8月に
キャラメルボックス×柿喰う客 アナザーフェイス
として新国立劇場 小劇場で上演されますので、足を運んでみるのもいいかも。

で、今回のタイトル。
復興を願う意味でリバース・再生という『RE』にしようかと思ったものの、それじゃあ格好良すぎるかなと思案の結果、近江谷さんが、じゃあレレレのおじさんにあやかって、これにしようと言い出したと(やっぱり太朗さんのセンスだったか……笑)
正確には、レレレではなくリリリのようですが。

まあ。
そんな話を、いま要約して書いてますけれど。

トークショーはかなり内容ありませんでした(笑)ああ面白かった←ほめてる

いきなり、あずさ2号を歌いながら登場だし(ぇ
自己紹介ぐだぐだ。
二人の馴れ初め話ぐだぐだ(笑)
企画の趣旨説明にたどり着くのにたぶん30分以上は近江谷さんがボケ倒して、隆也氏が突っ込んで。脱線に次ぐ脱線。

既に腹筋痛くなってました…。

幾つか書いちゃダメと言われたネタがあるんですけど。既にどれか忘れてる…(をぃ
どれも、他愛の無い。世間に知れても何の問題も起きないようなことだったし。多分大丈夫(書いてない)と思います。
ただ、問題のない範囲ですが来週のドラマのことも話題にしていたので、その部分は避けます。
それにしても、近江谷さん…自分のゲスト出演したドラマの主役(上川さん)の役名くらい覚えておいてあげようよ(笑)度忘れしたようで、結局お客さんに聞いて思い出してました。
「願わくば自力で思い出して欲しかったよ(上川氏のぼやき)」

他には二人で共演した「パパと呼ばないで」という舞台が大変だった話や、
舞台から落ちた話などなど。失敗談も。

隆也氏が舞台上で手元を見るのを忘れてお酒(にみせかけた麦茶)をグラスに注ぎそこねてしまって、大量にこぼした上に、その後そこで足を滑らせて転びそうになったという「自らトラップにかかった」話とか。

最初に近江谷さんが「昨日何を食べたかも思い出せない」と言ったら「健忘症」と隆也氏に言われ、それをネタに、事あるごとに「忘れた話」に反応して「一緒に病院に行こう」と言い出したり。

話の前後忘れてるものも多々あるな~。

あ、バラエティー苦手(緊張して)な上川さんをからかった太朗さんとの会話もけっこう面白かった。
少し前に、大河で中岡をやった縁で、高知で旅番組をやっらせてもらった時に、何を喋るか決まってないのでものすごく難しかったという上川さんに、
「徹子の部屋も緊張してたもんね」と。
でも前よりは喋れるようになった。自分でも「俺、喋れてる」と思ったという上川さんに、「いいとも」を持ち出してまたからかう太朗さん(笑)
「一回目の時、裏に俺もいたんですよ。当時は付き人やってました」
「やってねーよ!!!俺が喰わせたことは一度もない!!!」
(裏にいたのは本当らしい)

あとはいつものネタで、太朗さんが隆也氏をメカ扱いしたりとか。
で、
上:「どこもそこも全部人間だから!(といいながら体のあちこちを触って示す)」
近:「さすが、人間離れした動きをする」
上:「いや、これくらい誰でも出来るから」
近:「(同じ動きをしようとして失敗してみせる)」
上:「何でそんなぎこちないんだよ!!」

ま。終始こんな感じです(笑)
つくづく。近江谷さんは俳優でありながら、極上のエンターテイナーよねと思う。まあ、目指すところは「高田純次さん」ということなので…(笑)俳優なのに…(笑)


などど言いつつ、第二部で朗読をして役者さんとしての本領もちゃんと魅せていただきましたが。
お二人で交互に歌詞や、詩などの朗読でしたが、近江谷さんチョイスがまた絶妙だし。特に『虹の橋』と『犬の十戒』はズルいよな~。
愛犬が水を飲んでいる姿を見ても泣く、というくらいにメロメロな犬ばかっぷりがよく出てます(笑)
近江谷さんの凄いところは、有名な曲の歌詞でも、入りはわざと物真似したり歌詞に突っ込みして「笑い」で引き付けておいて、腰を据えて読み始めたとたんに、歌詞の言葉を自分のものにしていたこと。
ただのナレーションのような朗読ではなく、歌詞の登場人物の台詞になっていた。

さすがです。

隆也氏は、朗読よりは好きな言葉だといってそらですらすらと言っていた、ネイティブアメリカンの言葉が一番印象に残りました。

『あなたが生まれたとき、周りの人は笑ってあなたは泣いていたでしょう。
だから、あなたが死ぬときは、
あなたが笑って、周りの人たちが泣くような人生を送りなさい。』
確かにいい言葉だ。

今回の会場では、被災したペットのための募金もロビーで集めていますという近江谷さん。
「決して(近江谷さんの愛犬の)さくらのドックフードを買うために使ったりはいたしません」
「当たり前だ!もしやろうとしたら死んでも阻止するわ!!」
なんて会話もありつつ。


話は前後しますが、
ジャンケン勝ったお客さんに5枚限定でサイン入りの遺留捜査のポスターをプレゼントなんてのもありました。…で、勝ち残ったお客さんに上川さんが
「日本野鳥の会の人が(人数)数えてますからね~。●●が。(←キャラメル劇団員の名前)…一部の人にしか伝わらなくてすいません」
…はい、たぶん本当に一部にしか伝わってないかも(笑)そんなうっかりな内輪ネタもありつつ。

この日は上川さんのB.D.ということで、一部の終わりにサプライズでお誕生日祝いのケーキ登場。
しかも、そのケーキにはメーテルが~~~。
いや、よく出来てました。
ロウソクは最初から三本くらいしか無かったけど、太朗さんがケーキをお客さんに見せたりしているうちに、火が点いてるのがとうとう一本だけになってしまい…(笑)
それを点け直すことなく隆也氏も吹き消してしまいました。
で、休憩時間に食べなくちゃいけないから終わりますと太朗さん。
(10分で)食えるか!と隆也氏。っていうか。時間あったら全部食べるんですか、上川さん……(笑)


結局、そのあとの朗読の後、
アンコールで歌い…諸事情によりこれに関して詳細は、ここでは書きませんが、最初に書いた「書かないでね」って内容はしっかり演劇ライフの公開レポートの方に載ってますのでそちらを参照でw←伏せてる意味なし。

http://blog.engekilife.com/2011/05/re.html


そしてその後、2度目のアンコールで太朗さんの『とっとと帰って下さい!』(←ファンにはお馴染みのフレーズ)
が出て締めとなりました。

ええ。まあ。もちろん聞けるのを期待してましたけど(ニヤリ)
たんのしかった~~~!!!

このお二人のグダグダトーク(だからほめ言葉だって)は、とにかく面白いので、また機会があったら企画していただきたいです。