東野圭吾さんの1994年の作品。
タイトルが好きかな。
『虹を操る少年』
- 虹を操る少年 (講談社文庫)/東野 圭吾
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内容は、特殊能力を持つ少年が、周囲に影響を及ぼして世界を変えていく、という、わりとよくあるパターンの小説。
この少年、光瑠の場合は、光に対して特別な力を持っている。
個人的には、このパターンで面白いと思った作品て、少ないんですよね。
…で、これは、まあまあ…かな。
東野さん作品らしく、読みやすくて読者を先の展開へぐいぐい引っ張っていく力はあるんですがねぇ。
いつも思うけど、こういう卓越した才能の持ち主を、主人公として魅力のある人物に描き出すのって、
やっぱり難しいんだろうか…。
その点はちと、もの足りない。
っていうか。
やっぱり東野作品では『天空の蜂』と『手紙』が面白過ぎたなぁ…。
とか言いつつ。
ちょっと息抜きに。と開いて、かなりなスピードで読了しておりました。
うん。
やっぱり読みやすいなぁ～。東野さん(笑)