【本棚】最近読んだ本をあげてみる | 手上のコイン Blog

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気まぐれに感想とか、好きなものの話題を。

本の感想とか書いていない最近です。
ま、記録代わりに。
最近は、あんまり読んでいなくて…ですね。
乙一さんの『平面いぬ』『GOTH』
浅田次郎さんの『椿姫』
島田荘司さんの『エデンの命題』
沢木耕太郎さん『世界は「使われなかった人生」であふれてる』
柴田よしきさんの『宙(そら)の詩を君と謳おう』<-これ、ララシリーズ完結編です。

あと、山本周五郎さんの『おさん』という短篇集の「みずぐるま」だけ…。すいません。基本的にあんまり時代小説読む習慣なくて、虫食いみたいに読んでますが…。

で、今待機中なのが、藤沢周平さんの『時雨みち』<-これの「山桜」が読みたくて。あと、沢木耕太郎さんの『杯』

この中でオススメは、沢木さんの『世界は「使われなかった人生」であふれてる』
実はこれ、映画評です。
ですから、この本には30本の映画が登場します。
でも、単なる映画評ならば、こんなに面白い本にはなっていない。評論というよりもコラムに近いです。ハリウッド映画から、アジア、ヨーロッパ。ジャンルも多岐に渡っていて、あまり(滅多に)映画を見ない私は、一本くらいしか見たことがありませんでした。いや、メジャーなものも結構あるんですよ?(笑)
しかし、そんな私でも見たい映画を一本見つけました。
これからその映画を見る予定の全くない方も、ほんの少しずつ作品世界を覗くことができて、結構お得な本だと思います。
まぁ、本屋で見かけたら、パラパラと一編だけ立ち読みしてみて下さい。買えとは言いません(笑)