初めましての方は初めまして。
ホモＰです。前回の投稿から大分空いてしまいましたが、今回は私が以前患っていた摂食障害について話したいと思います。
タイトルにもある通り、私の体験は偽りだったのかも知れません。そう思うのも今は、当時の事が無かったかのように日々過ごしています。
と言うのも、医者に掛かるのが嫌になり、ムキになって食べ物を拒絶しなくなった事をきっかけに、それまで常に沈んでいた心はすくすく回復して行き、今では常に感じて居た不安を感じることもなく、ただ安定した日々を過ごしているからです。なので私はほんとに苦しんでいたのでは無く全て偽りだったのでは無いのかと思うのです。
それでもあの苦しみを偽りだったと言うには無理があると思うので、当時を振り返って行きたいと思います。
当時の私の症状は過食嘔吐の典型例だったと思う。とある事情でかなりのストレスを抱えていた当時、常に胃への負担を感じていた。初めはそのため食事を拒絶していたのだが、同時に襲ってくる空腹には耐えかねたがった。食事をとる度に罪悪感に襲われ吐き出したくて堪らなかった。ある日ふとスマホで「食べた物 吐く方法」と調べた。検索結果としては、指、スプーンと言った所だろうか、某you○ubeなどでざっくとしたやり方が乗ってあるのでほんとに吐けるのか何度か練習した。初めは嗚咽しかなくヨダレが垂れるだけだったが段々腰の角度や指の突っ込み具合、腹筋の使い方など自分のベストポジションが決まって来た。そして腹筋で自然に吐ける用になって行った。当時の私は食事にしか楽しみが無く、決められた食事量ではあったが、毎度食べ物が喉に上がって来るまで食べては、胃液が出る寸前（胃酸の味がしだす）まで吐いていた。食べても食べても吐くものだから、直ぐに空腹になるわ、食べると吐くまで食べないと落ち着かないと、負の連鎖にハマって行った。食べる事ででる幸福感と食べても食べても痩せて行く安堵感に取り憑かれていた。吐き切る事により常時空腹だった為、より食べ物への執着がすごかった。でも、体重が落ちるのにもピークがある。10kg近く落ちてからは行ったり来たりを繰り返し、私に不安が襲って来た。当時、156cm 42kgだった私は特別な環境も相まって精神病棟へと入院する事になった。それからと言うもの母親からのお小遣いと差し入れでお菓子を貪り食う用になり、過食により拍車がかかって行った。だが吐くことを監視されていた事もあり、体重が減らない事への不安や焦りがあったのだ。体重が元に戻ると私は病院から追い出される。外に出たらどうなるのだろうと凄く心配だった。だが病院での生活はとても窮屈で毎日気分が落ちていた。全てがマイナスの考えになって行く。辛くて、辛くて、寂しくて、体重は勝手に45kgまで増えていったので逃げるように退院した。体重が急激に減ってからの吐く理由は以前から取って変わり、体重増加への恐怖により吐くようになっていた。「食べたら吐かなくては」と自分に言い聞かせ思い込んでいた。吐かないと言う選択肢を選んだ先には「100kgになるまで食べ続ける様になってしまうんだ。今よりもっと醜くなってしまうんだ。」って考えるだけで押しつぶされそうだった。食べては吐いてを繰り返し続ける日々。死にたいとばかり考えていた。人と関わる事を拒み、基本家から出たくない。たまに、外に出るのは通院の時。車で行くにも車酔いするし、歩いていても立ちくらみがして、到底行きたく無かった。カウセリングも効いている気がしなくて、グレーゾーンだと言われる度私はここにくる存在では無いと言われているようで苦しかった。そして、どんどん脚が遠のいて行き、行くのを辞めた。
それから数ヶ月たった頃。
退院と共に変わった環境に引越した。
新しい環境にも慣れて来て、生活リズムが出来て来た。相変わらず気の落ち込みや自殺願望、日々不安はあったけど、それでも前向きになって来ていた。それでも夜中から朝方にかけて過食する事が多かった。だが罪悪感よりも先に寝落ちする事が増えて来て、段々吐くよりも寝る事が優先される用になってきた。それから、吐かない事への不安が拭えず過食して吐かない位なら身体に言いものを食べた方が良いじゃないかと言う思考回路になった。そして、食べても食べても空腹になる事が無くなり心が楽になって行った。美味しい物を代償無く食べれ、お腹いっぱいになる。急激な体重増加も無く、徐々に以前の体重へま戻って行った。すると段々心境への変化がではじめ、急に悲しくなったり、常にあった不安や寂しいと感じる事が無くなり、以前のようにやりたいことが増えて行った。
そして今に至る。
今は多少の不安や寂しさがあれど、滅多に感情が落ちる事は無くなった。
ひとこと☆
うちらの場合一番の敵は自分だからめーいっぱい対抗して、自分を甘やかしたり、沢山褒めてあげたりして打ち勝って行こうぜ☆
時間は味方だよ！←ここ大事!!
最後まで読んでくださりありがとうございます。俺、私も仲間だぜって方コメント下さい。励みになります。