娘が算数のテストで
— shelfall (@shelfall) October 1, 2023
「4cmの針金を5mmずつに切ると何本できますか」
という問題に
(式)4cm÷5mm=8
(答)8本
と回答したところ、式が減点されてた
「この式では答えは8になりません」
と書かれてたけど、単位付けてるから正しいのになあ
いやこれ正解でしょ。
何があかんのかさっぱり分かりません。
投稿主による素晴らしい分析。
「これ×じゃないの?単位が付いてるし」などと思われた方はまずはこちらをどうぞ。
強調は筆者がつけた通りです。
割り算とは
「A÷B」は「Aの中にBがいくつあるか」を求める演算です。
「12個のリンゴを一人3個ずつ配ると、何人に配れますか」
という問題は12÷3=4で解けますが、これは「12の中に3が4つ含まれる」という意味になります。割り算の本質はこれだけです。しかし、これがとても大切です。
12÷3=4を3×4=12の逆演算として計算できることはもちろん重要ですが、それ自体は作業でしか無く、「12の中に3が4つ含まれる」ことを理解して、初めて割り算の本質を体得したと言えます。
「いくつ含まれるか」という考え方は、比の概念の導入とも言えます。算数では比の概念を理解し体得することが極めて重要で、算数で習う早さや割合、中学以降の数学や理科は比の理解なしでは成り立ちません。
「1000円の3割はいくらですか」は「□の中に1000円は0.3個含まれる」において□を求めよと言う意味ですし、
「120kmを3時間に進む距離は時速何kmですか」は「120kmの中に□は3個含まれる」において□を求めよという意味です。
割り算を「ただの掛け算の逆演算」として計算方法だけ習得するのでは、後々困るのです。
比を理解しないままでいると、悪名高い「はじき」「くもわ」「モルグリコ」に頼るような残念な子に育ってしまいます。
「はじき」「くもわ」は知っていたけど「モルグリコ」って何?
ググったら、化学の物質量の計算方法らしいのですが、はぁ。
割り算とは「A÷B」は「Aの中にBがいくつあるか」を求める演算
本当にその通りです。
それが身に沁みついている人は
4cm÷5mm=8
が正解だとすぐわかると思います。
算数では比の概念を理解し体得することが極めて重要
比の概念がよく分かっていない中学生や高校生がたくさんいます。
それどころか・・・
割合がわからない大学生が割合に多いという噂です。
(私の身の周りにはいませんが)
こんな教材がありますよ。
カラフルで可愛い、比の概念を見て触って理解することができます。
4cm÷5mm=8 と答えたお嬢さんは将来が楽しみです。
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