【視察】豊島区こどもスキップ事業【若手市議会議員の会】
こんにちは。
豊島区に子どもスキップの視察に行ってきました。
地域の方と連携して、文化活動を実施。
当該の小学校に通っていなくても登録、通うことができる。
本目さよです。
豊島区に子どもスキップの視察に行ってきました。
若手市議会議員の会の研修の一環です。
若手市議会議員の会http://wakashigi.com/
全児童対策事業と(放課後こども教室)と
学童事業が合わさったような事業です。
話を聞いた上でのポイントは
1,児童館を全廃して小学生の居場所を子どもスキップにした
2,隣接校選択制を取ることで、近隣学校で評判がいいと自分の学校も!となる
3,全て直営で実施している。
4,建て替えのところはスキップありきで学校の設計をする。
かな、と思います。
児童館全廃はすごいです・・。
が、台東区で、それをやるべきかどうかはなんとも、、、
学校の教室を改造してつかっていることが多い。
敷地内別棟で、こどもスキップを開催することも。
子どもスキップ事業
【学童クラブ】
利用時間は、放課後から~18時
学校がないときは9時~18時まで。
送迎は原則、必要なし。
小学校1年生については、申請すれば19時まで預かってもらうことも。
コアスペース(学童クラブ室)にランドセルを置き、
セカンドスペースや校庭であそぶ。
夏休みはお弁当を持参。
宿題は、ランドセルを置いたらやることになっている。
【放課後子ども教室】
※教育委員会の事業
地域の方と連携して、文化活動を実施。
日本文化を教えてくれるのがポイント。
・習字、お茶、将棋
当該の小学校に通っていなくても登録、通うことができる。
【地域子ども懇談会】
・メンバーは地域の方と保護者代表、地域子ども教室コーディネーター
子どもスキップ所長、子ども課長など。
各スキップで学校・地域・保護者の懇談の場として開催
※家庭科室や理科室を放課後使うことも可能なのでは?ということで、
どうにか使えるように。
台東区議会議員 本目さよ
【質問】
■子どもが増えてしまって、対応ができないことはないのか?
(教室が足りなくなるなど)
隣接校選択制だと、スキップがある学校に子どもが集中した。
地域の方の声に、空き教室を提供してくれるようになった。
31年度までは右肩上がりだとわかっている。
(小学校まで)
学校の中に子どもが入れればなんとかなる?
校長先生も理解をしてくれている。
家庭科室や児童会の部屋など、ありとあらゆる部屋などを
考えてくれて
学校との共有スペース、サードスペース。
もあったりする。
6年生まで受け入れをすることが可能。
■都型学童は19時までだが、そういった要望はないのか?
■運営主体は?
直営で実施。
■予算はどの程度?1つのスキップあたり。
スキップは21
ハードとソフトの経費
1つのスキップあたり2100万円。
(ほぼ人件費)
運営経費は150~200万
学童は1人3000円/月
学童自体のときの費用と比較して?
児童館が直営で、すべて正規の職員だったので、
そこから小学生部分だけ切り取って、スキップに写した。
正規職員は所長のみ。
非常勤職員は、資格を持った人。
学童指導員は最低でも
学童担当3名、校庭と障害児で
最低6名は配置。
学生さんが多くて来れる曜日の偏りができる。
一日14人くらいはいないと対応ができない。
(104人)
■
とっかかりは、公共施設の再構築から。
老朽化が進んだため。
児童館だけではなく、老人向け施設なども
含めての調整。
区民広場と子どもスキップを各小学校区で。
児童館だと子どもしか使えない。
ことぶきの家だと高齢者しか使えない。
区民の社会資源を再構築した。
(子どもだけではなく、高齢者だけでもない。)
■放課後の行事について
週に一回くらい何かしらの行事がある。
■地域子ども懇談会での課題?
和やかにできている。
子どもが過ごしている様子を、スライドで説明したりしている。
放課後、子どもたちが充実しているとわかってくれる。
よびかけるポイントは、
お知り合いの方で、将棋の上手な方やお茶のお点前ができるかたをご紹介してください。
地域のコーディネーターさんが、1校あたり1人いる。
※でる意見
自分の子どものころは、空き地で遊んでいたが、
今は難しいのでこういうところが必要だと、町会の方のご意見など。
非常に勉強になりました。
台東区議会議員 本目さよ