月島に築地本願寺カフェ Tsumugi はなれ のブッダボウル | 楽しい倫敦 おいしい倫敦 

月島に築地本願寺カフェ Tsumugi はなれ のブッダボウル

2024.8.2(金)

月島 の北の外れ、1丁目の一角に ドーミー月島駅前介護付き有料老人ホーム という横断幕があるビル、よく見ると小さな字で 築地本願寺佃島分院 とある。何とこの2階に本堂があり、親鸞さまの日だとかお経のお稽古なんてイベントのポスターが貼ってある。

元々この地には初めて見ると何だこりゃの建物があった。それが 築地本願寺佃島説教所、月島なのに佃島と隣り島の名前が付くのは、明治時代に埋立て造成された月島の名前の通りがまだ悪かった時のものだったからか。因みに月島は元々築島、築地と同様に築かれた島って意味だったと言われている(他説もあり)。

                            (この写真は発掘してお借りしました。)

そしてその1階に小洒落た 築地本願寺カフェ Tsumugi はなれ がある。築地本願寺にあるカフェの はなれ って意味のようだ。何年か前に宗務長に元銀行マン、経営コンサルタントが就いたとかで商売上手になってるんですな。有料老人ホームだって有楽町線、大江戸線の月島駅すぐのここなら便利でもあり、門徒さんに人気だろう。(うちは同じ本願寺でもお東さん、大谷派だ、不信心ですけど。)

今はかき氷が人気のようだったが、

ランチタイムの2種の ブッダボウル から 炙り穴子と山かけ をチョイス、十三穀ご飯に穴子と山かけ、厚揚げと茸の煮びたし、水菜、オクラなど、健康的だけどブッダがこんな贅沢なものを食べたかなあ。蓮根と鶏肉の梅和えの梅っ気は然程でなく平らげたが、レッドキャベツとビーツのラぺは梅紫蘇風味? 半分残した。

月島の再開発は随分進捗してタワマンだらけになりつつある。名物の路地裏が減少して風情が変わりつつあるのは残念でも、これは致し方ないのかな。老朽化した木造家屋が思い切り密集しているところに、大震災があったら一たまりもない。

むしろ引っ掛かるのは馬鹿の一つ覚えのようにもんじゃ焼き屋ばかり建ち並ぶ点だ。内1軒は息子の友だちの実家でこれは老舗の部類だからいいとして、雨後の筍状態じゃあそうそう儲からんだろう、もうちょっと街並みを意識した計画的街づくりってできないものかと思う。