都知事選がまたひどいもので... | 楽しい倫敦 おいしい倫敦 

都知事選がまたひどいもので...

しかしまあホントに危険な暑さ、それでもそこそこ歩き回っているが、流石に給水、休憩には気をつけている。

2024.7.7(日)

江東区の区長選、衆議院と都議の補選の連続がまあひどいものなのは昨日書いた通りだが、都知事選 は単発でもさらにその上を行く?

多分口だけは上手いコイケが当選するんだろうけど、選挙公報の学歴の虚偽記載はおそらく事実であり、あとはそれが検察に立証されるかどうか、これまた辞職、再選? それは大歓迎、うやむやに終わらすべきではなかろう。そもそもコイケも柿沢も権力を求めて各政党のあっちへこっちへうろうろし続ける、自分ファーストな奴でしかない。

一方、その他大勢、今回の大顰蹙は何と言っても N国党、何罪を問えるのか知らないが、明らかに掲示板を目的外使用している。所定の番号以外の候補者は早い者勝ちでどこに貼ってもいいことにしたんだろうか、クリアファイルのポスターなんかどこにも無い。

NHKの受信料制度に多々問題があることは否定しないけれど、様々な問題が山積みする中で、これだけがテーマの政党なんかが成り立っていいはずがない。テレビなんか見ないでネット情報でも事足りるみたいな主張はむしろ大間違いで、ネットにあふれるフェイクニュースがもたらす混乱、分断を何とかする方が先決だろう。

まずは閲覧数が金になる仕組みにもメスを入れるべきなのに、56人もが立候補した中にはむしろ閲覧数稼ぎが目的としか思えない候補者がちらほら。言いたくないけど、政見放送を見た中で一番呆れたのが、”カワイイ私の政見放送を見てね”の内野愛里、政見でも何でもない。

右でも左でもなく、これが政見かいという選挙公報はN国党以外にもうじゃうじゃ、供託金を捨てる覚悟で言いたいことを言う権利は否定しないけど、覇王党、ポーカー党、核融合党、シン独立党、AIメイヤー、アキノリ将軍未満、忠臣蔵義士新党、ゴルフ党、未来党、現役の織田信長等々、訳が分らん。

中でもでかでかと一夫多妻制~令和の大奥制度~を打ち出しているのがジョーカー議員と投票率を上げる会の河合ゆうすけ。

この人は2021年から千葉県知事、東京都議、衆議院、参議院と連敗した後、2022年にこれはまともな政見を掲げて草加市議会議員に当選した人だった。やはりそれには飽き足らずの都知事選でほぼ全裸の女性をポスターに使って怒られたらしいが、これで石丸くんと同じ京都大学を卒業して同志社の院卒なんだとか。頭を使って会社経営しているからこんなバカもできるんだろうが、これで少子化対策になんかなるはずがないじゃないの。そもそも都知事にそんな権限は無い。