半世紀ぶりの新宿中央公園 | 楽しい倫敦 おいしい倫敦 

半世紀ぶりの新宿中央公園

そもそもなんで新宿「中央」公園なんだろう。新宿駅や繁華街から離れていることはもちろんだが、新宿区で言えば殆ど西の果てですぐそこは中野区なのだ。

2024.6.26(水)

新宿中央公園 を訪れたのは多分半世紀ぶり、学生時代に一度か二度立ち寄っただけだから。あの頃のこちらは日比谷公園、上野公園と並ぶアベック(死語か)と戯れるアベックを覗いて、時には手も出すと言われた痴漢の聖地だったな。

新宿、特に西新宿はあの頃もその後もたまーにっきゃ行かないから、いつの間にか緑濃いいい公園になっていたのにびっくり。あの頃は代々木公園もこちらも若木ばっかりだった。そう言えば都庁の展望台もいまだに登っていない。

ここが開園したのが1968年、京王プラザホテルが69年、住友三角ビルが74年、ここらにあった 淀橋浄水場 を廃止しての再開発からもう半世紀以上なのだ。もっと遡ると、正確な立地は確認できないが少なくとも今の新宿中央公園の土地の多くが 十二社熊野神社 の境内地で、それが明治時代にはその後のコニカ、小西六 の工場用地になり、さらに淀橋浄水場の一部にって歴史なのだった。

だから 写真工業発祥の地 なんて柱が立ってたり、

富士見台 の高みには 淀橋浄水場 当時の四阿、六角堂 が残されていたりする。

なんだかなぁ、と思ったのは、かつては丸の内の都庁に、今は東京国際フォーラムにある 太田道灌 の狩衣姿の銅像に一味、山吹を差し出す娘を追加した代物。ちょっと離れ過ぎで間が抜けている。

水の広場新宿ナイアガラの滝 前では手ぶらで BBQ ができるようにもなっていた。

ちょっといいけど、うちからは面倒だ。