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前菜盛合せが好き

2024.5.15(水)

フレンチのコースで前菜とメインを選ぶ時、メインはいいから前菜を2品欲しいなと思うことがある。何なら3品でワインをがぶがぶならもっといいかも、って位で前菜が好きなのは酒飲みの性?

これは イタリアン でも同じ、久々に訪れた ベルリンガッチョ(berlingaccio alimentari)、門仲でも反対の方で人気のイタリアン、ブカ・マッシモの系列のデリ、食材販売店のちょい飲みスペースはメインディッシュは出さないから

前菜盛合せ で1杯、2杯。1800円だったかな、お値段以上。

中華 も同様だ。以前、海老塩ワンタン麺が美味かった 人形町万葉軒 はワンタン麺に加えて 香港飲茶 が自慢、前菜盛合せ だけじゃ連れ合いと二人だと不足かなと 海老ニラ蒸し餃子 を付けて1杯。蒸し鶏と少し蜂蜜が効いた叉焼、柔らか~い支那竹が美味い。予想通りハイレベルだった。(和風っぽい店名だが、あちらの人がやってる人気店。)

仕上げに 海老塩ワンタン麺、何も言わないのに取り分け用の丼も出してくれて、安いのになかなか気が利いていた。

以前から書いている通り、支那竹 がメンマという新語に置き換えられてワープロ変換もできなくなったのは支那という言葉が差別的だという指摘に対応したもの。支那が差別? 既にその指摘自体意味を失ったと思うから敢えて元々の日本語であった支那竹という表記を好んでいる(変換してくれないから面倒臭い)。もっともこの麻竹を乳酸発酵させたという食品を彼の国でそう呼んでいるはずはない。ウィキによれば台湾では筍乾、筍絲、筍茸とか筍尾片? それがいいかもしれない。

 

では 和食 では? 和食コースは鍋系料理を別とするとそもそも前菜的メニューの連発で、居酒屋の酒の肴もそれに倣った感じだが、まず前菜盛合せ的なものをどーんと出す店もある。これは準備も皿洗いも楽で省エネになるからかもしれない。