そばのスエヒロの太そば、太ゲソ天 | 楽しい倫敦 おいしい倫敦 

そばのスエヒロの太そば、太ゲソ天

2024.3.28(木)

国立映画アーカイブ に向かう時に鍛冶橋通りの弾正橋跡の手前の小さなおんぼろビルにある立食い蕎麦が そばのスエヒロ 八丁堀店

角地の角が取られており、床面積はかなり狭隘。

これが実は平日の昼どきには行列ができ、近くにある小諸そばなんか目じゃないのだ。八丁堀店と言っても他を聞いたことが無いので調べてみるとステーキなど肉料理で知られるスエヒロとは全く無関係で、1960年代に上野末広町に開店したからのスエヒロだった。これが成功して一時はフランチャイズ店が多数でき、六文そば はその直営店だとか。ところが小諸そばやゆで太郎に圧されてか、今はここだけが名物の太そば、ゲソ天の人気で孤軍奮闘していると分かった。

実際、混雑を避けて11時20分に行ったのに店内は既にいっぱいいっぱいで少し待つ有様、カウンターに8人立つともう身動きが難しいほど狭い店だが、これが 太そばゲソ天 で合計570円。

太そばは細めのうどんの太さで、もっちり食べ応えがあるものだから啜るのではなくもぐもぐ、ゲソ天のゲソがまた紫イカとかのぶっといものだから立ち食い蕎麦とは思えない程食べるのに時間が掛かり、当然腹持ちも良い。それでつゆだってまあまあだからの人気ですな。立食いには(今どき本当に立食いで椅子は無い)珍しく女性客もいて、とり天と春菊天を半分なんて通の頼み方をしてたりした。

店を出た11時35分には行列が発生しており、12時に近くなるとさらに伸びること必至。

営業時間がまたすごい、平日の午前3時(月曜だけ少し遅い)に開店して午後の2時には閉店するのだ。ここらには夜勤の工場労働者なんかいないから相手はタクシードライバーかな。タクシードライバーは安くて美味い店情報には通じているのだ。