3回目のアイヌ文化フェスティバル
エレベータを11Fで降りた人が若い女性ばかりだったのでおかしいなと思ったら、反対側で別のイベントがあったのだった。アイヌ文化好きは高齢者ばっかり。
2023.8.22(火)
土曜は 有楽町マリオン 11Fの朝日ホールで アイヌ文化フェスティバルが開催された。
一昨年、昨年は11月開催だったが、今年は猛暑の真っ最中。
3回目になると幾分かマンネリ?
老人性早起き症で慢性的に寝不足でもあり、口承文芸、絵本朗読、古式舞踊公演と少し眠い、エアコンがきつくて寒い程だからぐっすりとはいかなかっただけ。
最後の演目、アイヌアートプロジェクト の音楽公演も伝統楽器主体に控えめにエレキギターとキーボードを入れた最初の曲はなんだかなあという印象だった。
ところが2曲目から一変、ムックリ(口琴)の若者がフォークギターに持ち替えてリズムを刻み、トンコリ(五弦楽器)の若者はカホン、もう一人のあごひげじーさん(案外若いかも)はなんとロックギタリストに変身、さらに伝統舞踊担当と思われたおねーさん2人はなかなかのボーカルとベースギター、伝統楽器はメインボーカルの太鼓だけとしてアイヌロックを盛り上げる。ほとんどが高齢者の観衆もノリ始めた。これ、もう無くなった 江東バンドフェスティバル ならグランプリを狙える、昔々の イカすバンド天国 でもいいとこまで行けたと思う。
江東バンドフェスティバルは会場の改修とかで昨年度はお休み、今年はコンテスト形式を
やめて大幅模様替えらしい。
でも体が冷え切ったもんで、外に出たら敢えて日盛りの中を暫く歩くことになる始末。
因みにこの日の腹ごしらえは有楽町ガード下を見繕って発見した 荻野屋 弦で
峠の釜めし とした、1300円。
いや、これは久しぶり。信越本線の横川駅なんか行くはずがないからだけど、高崎のだるま弁当、横浜のシウマイ弁当と並んで関東の3大美味い駅弁だと思う(番外には知名度大差でもJR東海の 貝づくし を挙げたい)。トッピングが変化に富んでいて、それぞれに絶妙な味付けでバランスが取れており、見た目の派手さばっかりが多い近年の新作弁当には大差だ。杏子が入るのはシウマイ弁当と一緒だが、値段の差の分? サイズが大きい。
何だよ マラソン侍 と思ってチェックしたら、群馬は高崎の甲類焼酎だった。幕末期に安中藩主が藩士の鍛錬の為に安中城から碓井峠の熊野権現神社まで走らせた安政遠足(とおあし)がモチーフで、距離こそ30km程でも高低差が1000m以上、これはきつい。小説や映画にもなり、1975年に復活したそうだが全く知らなかった。