赤穂浪士散歩で1万歩① | 楽しい倫敦 おいしい倫敦 

赤穂浪士散歩で1万歩①

編者は歴史現場研究会となっているが、個人名は一切出て来ず正体不明。版元のダイヤモンド社が院生とかをかき集めたかな。

2022.4.9(土)

古石場図書館でまた役に立たないムダ知識満載の本を発見、大江戸 歴史事件 現場の歩き方。表紙は上野公園周辺マップで、今の上野動物園にあった寒松院に本営を置いた彰義隊攻略のために官軍が松坂屋呉服店(今は百貨店)に前線本部を置いて黒門前、ヨドバシカメラ辺りの料理屋から銃撃したとか、東大病院裏手辺りの富山藩邸から佐賀藩などが不忍池越しに最新のアームストロング砲など13門でどかんどかん撃ち込んだとか、なかなか生々しい。

この他にも慶安の変、明暦の大火、高田馬場の仇討、桜田門外の変等々を根掘り葉掘り、たいていの人はだからどうしたと言いそうだけど、個人的には好きですね。

何と言っても、閑に任せて一人で街歩きをするに際しては無理矢理にでもテーマを設定しないと途中で飽きてしまう、その参考になる。

で、最初のテーマは赤穂浪士の討ち入り、討ち入りの後の高輪泉岳寺への凱旋行進ルートは以前歩いているからもういい、この本には浪士の主要メンバーがどこに潜伏してどうしたなんてことなども書いてあったのだ。

まずは手近で富岡八幡宮前の茶屋、当初の12月6日に吉良家の茶会が催されるとの情報に基づいて、2日に討ち入りの段取り詳細を確認したのがこの辺にあった茶屋なんだそうだ。

ここをスタートにウォーキング開始、続きはまた明日。