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未必の恋 3
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今日の更新について、と色々
ご訪問ありがとうございます今日のお話は午後に更新させて頂きます。「未必の恋」を更新予定です。こちらの高貴なホミンちゃんが眩しかったVOGUE発売から今日で一年が経ちましたねそんな訳で(そんな訳もこんな訳も無い事は重々承知しております…)昨日からVOGUEホミンちゃんを振り返っていて…今更、あ、と気付いたと言うか、お話に補足していなかったかも…と思い至ったので、こっそり書いておこうと思います夜のお話「咎送り」についてです。読んでくださっている方は多分それぞれこんな感じかな?と想像してくださっているかな?と思うのですが…舞台は架空の土地ですが、イメージは14、15世紀頃のヨーロッパで、あまり派手な土地では有りません。華やかなヨーロッパの雰囲気よりは、のどかと言うか、現代からすればまだまだ発展していないアナログな世界です。お話のイメージにはいつも上のお写真を使っていますが、私の頭のなかの雰囲気は下のVOGUEのホミンちゃんが少し近いかな?と思っていますお衣装が綺麗なので、お話のなかではもう少しシンプルなイメージですが…今更、な説明になってしまいましたが、まだもう少し続くお話なので、イメージしながら読んで頂けたら嬉しいですそして、以前からこのお部屋をご訪問くださっている皆様はご存知かもしれないのですが…私、VOGUEホミンちゃんが兎に角大好きで大好きで仕方無くて…昨年のVOGUE発売時、荒ぶり過ぎて色々と書いていましたそんな訳で、勝手に振り返ってみようと思います最近あまり荒ぶっていないので、私がひたすらひとりでおかしなテンションで突き進む荒ぶり記事と、「このタイトルでお話なの?大丈夫ですか?」と思われてしまうであろうセンス皆無なタイトルの大人向けのお話を紹介させてください…知らなかったよ、の方も見た事あるかも、の方も暇だから付き合ってやるか、という方も良ければお付き合い頂けたら嬉しいです以下、色文字をクリックで記事に飛べますVOGUEホミンちゃんを検証します 2019→センスの無い荒ぶり記事です裏VOGUEホミンちゃんを検証します 1裏VOGUEホミンちゃんを検証します 2裏VOGUEホミンちゃんを検証します3→タイトルがあまりにも、もうセンス以前の問題なのですが、成人指定で全3話のSSですVOGUEのホミンちゃんは日韓共に毎回とても素敵なので、また次回の登場を心から強く強く願っています大規模イベントの自粛要請に続いて、昨日は公立学校の休講が要請されましたね。このお部屋をご訪問くださる方のなかにはお子様がいらっしゃる方も多いと思います。卒業式入学式も近いし仕事にも影響が出たり、色々あるかと思いますが、早く収束する事を願うばかりです私の暮らす横浜は観光客も減って、普段と比べると人手が少ないのですが、そんな光景にも慣れてきましたとは言え観光客が減った以外はそれほど街は変わっていないと思うのですが…色々な事がありますが、今日もふたりの歌を聴いて、ふたりの姿を見て頑張ろうと思いますホミンちゃんが、そしてこのお部屋をご訪問くださる皆様が、今日も笑顔で幸せでありますように…それではまた午後のお話でお会い出来ますように幸せホミンちゃんにぽちっ♡ ↓にほんブログ村
Fated 76
Side Cユノヒョンは、とても優しいそれは出会った頃から練習に関しては厳しかったけれど、それ以外ではとても面倒見の良い優しいヒョンだった皆が疲れ果てたり『もう充分やったからこのくらいで良いだろう』と練習を止めても、最後のひとりになるまで練習を続けていた僕や、他の後輩達より先輩達より、誰よりも一所懸命にユノヒョンの二次性はアルファ、つまり選ばれた人間だ元々の能力が高いし才能も有る僕からしても周りの仲間達から見ても、ヒョンは特に秀でていたそれなのに、ヒョンはまだまだ足りないのだといった風に上を目指してきた僕の思うアルファはと言えば、能力と才能、生まれ持った美貌があるから傲慢に見えたり、実際にアルファ達は常に自信に満ち溢れているようだったでも、ユノヒョンは違うどれだけ頑張ったって生まれ持ったものが違うからアルファのように完璧になれない、ベータだった僕を仕事のパートナーに選んでくれたアルファだとかベータなんていう二次性に関係無く、僕が良いのだと言ってくれたし、時には僕が羨ましいなんて言う事も仕事に対する誇りを持って鍛錬を欠かさず、それでいて優しさも持ち合わせている「なのに僕は……っふ…っ……っはあ…」ユノヒョンに手渡されたボウルを抱えて、そのなかに顔を埋めるようにして、ほんの少しの水分だけを吐き出したもう駄目だと思い、深夜一時にヒョンに電話を掛けた妊娠したかもしれない、病院に行きたい多分そう言って、その後はもう意識が朦朧として、ヒョンの声も良く分からかいまま絶望するような気持ちで倒れるようにリビングで眠ってしまったのだ夢は見たような気もするし、そうでないような気もするこんな深夜、ヒョンは呆れてしまって来ないだろうなんて勝手に思っていたから果てしなく長い時間だったような気もするし、あっという間だった気もするなんて、意識を失っていたのに時間が長いも短いも無いのだけど「…ヒョンの匂い…」嘔吐していた所為か、何だか嗅覚も鈍っているそれでも大好きなこの匂いが今この場に僕を繋ぎ止めてくれているような気がするソファの傍で蹲り立ち上がれない僕にヒョンがダウンジャケットを掛けてくれたそれがとても暖かくて、安心出来て…ユノヒョンが居ると思っただけで気持ちが落ち着いていく「……ユノヒョン…」リビングの外、廊下を見たけれど、ヒョンの姿は見えない多分、寝室で病院に電話を掛けてくれているのだ僕がこんな夜中に病院に行きたいと言ったからだって、日中はまだ嘔気を堪えられる、と言うか仕事に集中していたら大丈夫だったけれども、妊娠しているかもしれないという不安を抱えながら体調も普通では無くて…夜になると、何だかどっと身体が重たくなるユノヒョンに電話を掛けた時はもう、パニック状態で息も苦しくて、このままどうにかなってしまうのでは無いかと思ったけれども、今は…具合は良くないけれど、精神的には落ち着いているそうすると、自分のなかの矛盾が少しずつ見えてきただって…「妊娠したかったんだろ?なのに、どうしてそうかもしれないと思うと不安になるだなんて…違う、ソユンがスジンとのこどもを作る事が出来ないのに、なんて言うからまるで僕が何も考えていない、みたいに言うから……っあ…」ぐっと腹の底からまた、せり上がってくる腹は筋肉痛になったように鈍い痛みがあるまるで全力疾走した後のようステージに立って何時間も身体を使う事にも慣れているのに、最近ずっと続いている嘔気に身体も疲れ切っている「…こんなんで…こどもが居たら大丈夫なのかな…」ボウルを左手で抱えたまま右手で下腹部を擦った少し腹が出たような気がしていたけれど、今はそうは思えないだって、最近あまり食べていないしこんな状態だから「…ごめん、ユノヒョン…」ユノヒョンは昔から変わらずに優しいオメガに突然変異した僕の恋人になってからも変わらず、どころか更に優しくなったこの業界でオメガが働く事なんて有り得ないのに、今の僕なんてとっくにもう足でまといでしか無いのにそれなのに、変わらずに僕を大切にしてくれる「…っ…ふ……」心配してくれているのに僕は最低だだって、ユノヒョンに黙って毎日服用するべきピルを自分勝手に止めて、妊娠の可能性があるのに避妊具も拒み抱かれ続けたから今思えば当たり前なのに…ソユンに『仕事はどうするのか』『本当に妊娠を望んでいるのか』そう聞かれて、僕は自分がそんな事は何も考えていなかった事を思い知らされた違う、考えていなかった訳では無いけれども、僕達がずっと一緒に居るには、ユノヒョンの『運命のオメガ』に脅かされない為にはもう、こうするしか無いと思ったのだ「…そんな僕が…親になるなんてこどもが可哀想だ」当たり前の事に今更気が付いた僕のお腹のなかにユノヒョンとのこどもが居るなら、それは僕達と同じ命で物じゃ無い自分が最低で、そんな最低の僕に優しいユノヒョンに対して申し訳無い気持ちが膨らんでいく妊娠していたら、僕はどうすれば良いのだろう「…っう……は…っあ……」何度せり上がって来てももう、ほんの僅かな胃液が出るだけ口のなかは気持ち悪いしくらくらする「チャンミナ!大丈夫だ、いつもの病院に行こう」足音が聞こえて、それだけでも安心出来た直ぐにヒョンの声が聞こえて、重たい顔を上げたらこんなに情けない僕を見ても顔を顰めたりしないきっと今の僕は、自分で思っている以上に酷い顔をしているに違い無いのに「ごめんなさい、ユノヒョン…」何を、なんてひと言で言えない優しいユノヒョンへの、まるでこんなのは裏切りだ仕事に誇りを持って、僕達ふたりのグループを引っ張ってくれているヒョンへの冒涜だと思われても仕方無い「何で謝るの?大変なのはチャンミナなんだからそれに…」「……」どうして彼がこんなにも落ち着いているのか分からない僕の近くには意識を失う前に出してしまった物も広がっているし、僕は『妊娠したかも』なんて言っているし今思えば分かるとんでも無い事態なんだってそもそも、持って生まれた器の大きさが違うのだろうか全てを受け入れられるだけの器量があるのだろうかヒョンはアルファだから?僕には分からない「それに…俺に連絡をしてくれて嬉しいんだ、凄くありがとう、チャンミナ」「……っ…ん…」辛いから、では無くて涙が零れそうになったこんなに汚い僕にありがとう、なんて言わせてはいけないのにこんなに優しいひとを困らせるべきでは無いのに「うん、綺麗になった」濡らしたハンカチで僕の口元を優しく拭って、真綿のように優しく微笑む僕が不安だからしっかりしなきゃ、なんて思っているのかもしれないそんなところは昔から変わらないし、変わらずに居られる事が凄いと思う「よし、ゆっくり抱き上げるから…気持ち悪かったり、辛かったら言って?」「え……っあ!…」蹲る僕の背中と膝の裏に手を入れたら、ヒョンは一瞬で僕を抱き上げてしまった一瞬、腹が圧迫されて気持ち悪くなって…自然と手は下腹部に伸びる「…っ、汚いから…」本当は見られたくないくらいの姿それなのにヒョンは僕の頬にキスをした「大丈夫、汚く無いよでも、口はチャンミナが気にするだろうから我慢するよもう大丈夫だから、行こう」ユノヒョンが、ちらりと僕の腹を見た視線が絡んで、何か言いたげにしているのが分かった長年一緒に居る僕だから分かるのだろうけれども、ヒョンはそれ以上何も言わなかったきっと、僕が妊娠したかも、という事について何か考えているのだろうだけど…結局、誰よりもユノヒョンを知っているつもりでも、長年一緒に居るから分かる、なんて言っても恋人にもなって全てを知ったから…なんて言ったところで、ヒョンが今考えている事なんて分からない「…ごめんなさい…」「チャンミナは悪く無い歩くから揺れるけど…気持ち悪くなったらこの袋に出して袋に間に合わなくたって良いから」そう言うと、片手に持っていた袋を僕に渡してくれた僕が謝っている理由は、騙すような事をしたからでも、それを言う勇気は無いし、そうする事しか弱い僕には出来なかったのだ後部座席に横たわっていた方が良いのではないかと言われたでも、そうしたらヒョンが見えないから嫌だと訴えて助手席に乗ったけれども、座っているのも辛くて、結局はシートを後ろに倒した「…手も汚いかも…ごめんなさい」「チャンミナがそんなに謝るなんて調子が狂うよ俺は今一緒に居れて嬉しいんだもしも例えば…ソユンやスジンを呼ぶだとか、ひとりで耐えたり病院に行ったりでもしたら、恋人として寂しいし辛いから」伸ばした左手、力はあまり入らないけれどユノヒョンの右手を握ったヒョンの手が暖かくて、ちゃんと生きているのだと思えて嬉しい僕の腹のなかにも同じようにあたたかな命があるのだろうか「……」気が付いたら下腹部に触れてしまうもう、何だか癖なのだそう言えば今日撮影準備をしていたら『調子が悪いのですか?』とスタッフの方に心配されてしまっただから、仕事中は努めて触れないように気を付けたそれでも自然に手は腹に伸びてしまうから、大変だった「チャンミナ」「…はい」「何だか不思議だな」「え…何が…」シートを倒しているし、真夜中だから運転して前を向いているヒョンの表情は良く見えないでも、声は驚く程に穏やかだ身体には力が入らなくて簡単に起き上がれないから、何とか声音から感情を読み取ろうとした「…最近、いや、少し前からかな?下腹部をそうやって擦っているだろ?そのなかに、俺とチャンミナのこどもが居るかもしれないと思うと…上手く言葉に出来ないけれど、凄い事だと思って」「…だって、男のオメガだから…こんなのおかしいですよね」ユノヒョンと反対側、右に顔を向けたすると、手をぎゅっと強く握られた「おかしくないよ、突然変異でオメガになったのに…自分を受け入れて、こどもが居るかもと思ったら…そうやって、腹を守っているんだろ?」「…え……」「チャンミナが腹を擦る時…最近、少し優しい目をしているって知らなかった?」「……」そんなつもりじゃ無いただ、腹が気持ち悪くて嘔吐してしまった時に触ったり、単に妊娠しているかもと思っただけで…「チャンミナは自分で思っているより優しいし、強いよだから昔から言っているだろ?アルファだとかベータだとか…オメガだってそうだけど、ひとは二次性でなんて決まらない俺は、チャンミナをひとりのひととして尊敬しているし、だから一緒にやって行きたいと思っているんだ」「ユノヒョン…」優しくも強くも無い僕は駄目なところだらけだけど…さっき、確かに僕は思っていたこんなに何度も吐いてしまって、ステージに立つ時よりも腹が痛くなってしまったら、なかに居るかもしれないこどもは大丈夫なのだろうか、ってそれがユノヒョンの言う、腹を守っているという事なのだろうか「聞いても良いですか?」「うん、勿論」せり上がって来るような気持ち悪さは、少し落ち着いた車内で揺られているのに不思議だユノヒョンが居るからか、それともヒョンとこうして話して気持ちが落ち着いたがなのだろうか「もしも本当に妊娠していたら…どうしますか?仕事の為には…黙って無かった事に…」「黙って?それでチャンミナがひとりで傷付くの?俺にはそんな事が良いとは思えないでも、事務所の誰かに話す事も、例えば話した上でチャンミナがオメガたと隠す事も…今後の仕事について考え直さなければならない事も俺には、それを簡単に出来る、とも言えない」「…うん…」分かっている綺麗事では無いそれなのに、僕はきっと何とかなるだろう、とか妊娠すれば番になれて安心出来る、なんてただそればかり考えていた「難しいよきっと、俺達みたいな恋人は他にいないかもしれないだけど…それ以上にチャンミナしか考えられないだから、真剣に考えるよ…いや、一緒に考えよう」「……」「まずは、身体が第一だからあと少し…病院に到着するまで目を瞑っていて」指の腹を撫ぜるようにヒョンの指が動く普段よりも低い音で鼻歌を歌うそれが僕の身体を包み込むように心地好くて、何だか久しぶりに幸せな気持ちで意識を手放す事が出来た一度、ユノヒョンの手が僕の腹に触れた気がしたその掌が物凄く優しくて、眠っていたのに…いや、現実と夢の狭間だったのかもしれないけれど…頬を涙が伝っていくのが分かったランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします 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- 27Feb
皆様へ
この記事はお知らせや色々が含まれております現在アメンバー様を見直し中の為お知らせが増えていて申し訳無いのですが、お手隙の際に目を通して頂きますようお願い致します。特に、〇アメンバー様〇現在アメンバー申請中で未承認の方〇昨日の記事にも書いてあるTwitterの鍵アカウントにフォロー申請中で未承認の方(私の鍵付きアカウントの呟きが見られない状態の方)は必ず目を通して頂けましたらと思います①お話についてこれまで登場した短編や現在連載を一旦止めているお話だったりでこの先読みたいと思うお話はありますか?と先日質問致しました。沢山回答頂いてとても有難いし参考になりました「秘密のシム先生」と今月数回更新した「What is love」そしてパラレルの「Breathless」を挙げて頂く事が多かったので、他のお話とのバランスを見ながら連載として更新出来たら良いなあと思っていますどのお話も書き出すと長くなってしまうのですが、他にも書きたいものが兎に角沢山あるので、現在更新中の「咎送り」「cute cute lollipop」はなるべく早く最後まで進めて次のお話を、と思っていますキリ番リクエストで始めた「未必の恋」も同様に長くはならないです。とは言え、ホミンちゃんを見ているとどんどん頭のなかで膨らんでしまうので、あくまでも予定で…完全に完結していないものはなるべく進めたり、他にもどんどん出していけたら良いなあと思っています。とは言え、書き出せる時間は限られているので目標ですが…相変わらず吐き出していかないと頭のなかが溢れて大変なので、お付き合い頂けたらとても幸せです②先日から複数回お知らせしておりますが、2月末、つまり明後日29日までに足跡の無いアメンバー様は、アメンバーを一旦解除させて頂きます何度かお知らせしているので、気付いて頂けた方が多いかとは思うのですが、知らないよ、という方がいらっしゃれば以下の記事に足跡をお願い致します。 ↓皆様にお願いとお知らせ③複数ご連絡頂いているので、②の補足です。不具合によって、Amebaにログイン出来ないアメンバー様へ昨年の12月頃、Amebaさんの不具合?が大規模で起こったようで、その際にアメーバのIDにログイン出来なくなったという声を現在まで数多く聞いていますなかには、再度ログイン出来た、という方もいらっしゃいましたが、Amebaさんに問い合わせても「もうそのIDは使えない為新たにIDを取得し直してください」と言われたというのもそれ以上に多く聞いていますアメンバー様でも、Amebaにログインをしないと足跡の「いいね」を付ける事が出来ないのと、アメンバー記事を開く事が出来ません。現在、上記のようにログイン出来ないというアメンバー様で、ご自身のAmebaのお名前、どのようなアイコンか(例えばユノのこんなお写真、とか初期設定のまま、等々)がお分かりの方がいらっしゃれば、TwitterのDMからその旨をご連絡頂ければ足跡が無くてもアメンバーを解除する事はございません。(Amebaのメッセージは使えない状態だと思うので…)TwitterのDM(ダイレクトメッセージ)はこちらをクリックして頂いて… ↓@hominismmomi右側にあるメールマークをクリックして頂ければそこから簡単にメッセージが送信出来ます。Ameba様のシステムの事は私には分かりかねますが、足跡は付けられないけれど読んでいます、という方がいらっしゃればこちらからお声掛け頂ければと思いますまた、私自身は不具合が起こった時も何も起こらなかったので分からないのですが…複数の方から、不具合のタイミングで一度ログイン出来なくなると正しいID、パスワードを入力してもログインが出来ない、とも伺っておりますその為、該当する方で新たにAmebaのIDを作成してアメンバー申請される方がいらっしゃれば、申請時に以前のお名前もお伝え頂ければ承認がスムーズに行えます。④Twitterの鍵付きアカウントについて昨日の記事で、Twitterの鍵付きアカウントも↑に書いたダイレクトメッセージが無いと承認出来ません、とお知らせしたのですが…現在約15名の方が「フォローする」だけ押されている状態で、フォローを承認する事が出来ませんこちらのアカウントは、上のプロフィールと昨日の記事にも書いた通り、フォロー申請後にホミンちゃんの腐が大丈夫ですと確認出来るようなメッセージをお願いしております。読者様、もしくはホミンちゃんの腐ったお話が大丈夫だと分かれば承認しておりますので、フォローする、を押しているけれど、ツイートが見れないままの方(メッセージを送信されていない方)はお手隙の際にTwitterのDMにご連絡をお願い致します詳しくはこちらに記載してあります ↓Twitterについてお知らせ⑤アメンバー申請について定期的にお知らせしておりますが、アメンバーの申請もTwitterの鍵付きアカウント同様「アメンバーになる」をクリックして頂くだけでは承認しておりませんこのお部屋のお話を好きでいてくださると分かる方に限定のお話だったりをお届けしたいと思っているからです。こちらも、Twitter同様、未承認の方が10名様以上いらっしゃいます。もしもこの記事に気付かれましたら私宛に連絡をお願い致しますまた、アメンバー申請から2週間が経過すると自動で申請が取り下げられます。私から却下する事は無いので、申請していたけれど取り下げられている、という方は再度申請の上私宛に連絡をお願い致します。どこにどのように連絡をすれば、という手順と方法は(簡単です)以下の記事に記載してありますので、不明な方はご一読願います。 ↓アメンバー申請についてお知らせだらけで申し訳ございません日々質問だったりも多くいただくのですが、人数が多い為現在諸々のお返事が間に合っていない為個別に回答が難しい状態です私が212人居れば問題無いのですが、そんな訳は無いしそんなに居たら気持ち悪くて仕方無いと思うので…ご理解頂けましたらと思います。新型肺炎の影響が生活の色々な所に出ていて皆様それぞれ大変だと思いますが、どうか無理せずご自愛くださいねそれではまた夜のお話「Fated」でお会い出来ますように…幸せホミンちゃんにぽちっ♡ ↓にほんブログ村
The immoral one 4
朝の7時のお話は「The immoral one」を更新しています全体公開のお話「immoral」の続編ですこちらは限定記事で、アメンバー様が読んで頂けるお話ですアメンバー申請をして頂きこちらが承認すれば読んで頂けます必要な方は以下の記事に申請方法を記載してありますので、そちらから申請をお願い致します ↓アメンバー申請についてランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします ↓にほんブログ村
咎送り 22
本当は腰を抱いて、だとか腕を掴んで移動したかったけれども、今俺が居るのは自分の領地では無いし此処ではチャンミンは人質でも無い、むしろこの領地の跡取りであるから我慢してやった俺は見られたって良いけれど、家族や屋敷の使用人達の目があるし、何より俺も時期領主という同じ立場だから、彼を立ててやる事も必要だと分かるから「僕の部屋で良いの?ユンホの部屋も用意されているのに」「部屋なんて此処で良い夜もチャンミンと一緒に眠るよ」「…誰かに知られたら…」そう言いながら、彼の部屋の扉を開けるチャンミン一応、左右を見て誰も居ない事を確認して後ろから抱き着いただって、もう触れたくて堪らないから「…っ、ユンホ!」「見られるかも、って?なら早く部屋に入らないと」後ろから覗き込んで微笑んだら、チャンミンは耳を赤くして室内に足を踏み入れた彼に続いて俺も、部屋に入ってそのまま扉を閉めて鍵もかけた俺の屋敷でもそうだけれど、領主の息子の部屋の鍵を無断で開ける人間なんて居ないから、これでふたりきりになれる「チャンミンは俺とふたりで居たくないのか?」「…そんなの、聞かなくたって分かるだろ……っん…」背後から抱き竦めたまま、左手を伸ばして右頬を包むようにしてこちらを向かせて唇を重ねたチャンミンは直ぐに鼻にかかった声を漏らして、キスをしながらこちらに向き直った「…ユンホ…」「良かった、いつものチャンミンだ」「え…?」まだ足りなそうな顔をするのが愛おしくて、顔を離してくすりと笑ったチャンミンは初めての土地に足を踏み入れた俺の気持ちなんて何も分からないのだろういや、チャンミンだって身ひとつで我が領地に来たのだそれでもいつも気丈にしていて…俺よりも、余っ程強いのかもしれないでも、強いからこそ、今少し寂しくなってしまったのだ「何だか、この屋敷に居るとチャンミンが知らない男に見えて少し寂しくて」「知らない?どうして…」「此処がチャンミンの居場所だから、だろうないつもふたりで居る時よりも凛々しく見えてもしかしたら、このまま俺の事はどうでも良くなってしまうんじゃあないかって思ってしまったんだ」我ながら弱い事を言っていると思うでも、知らない土地に来た心細さ、そしてこの土地にチャンミンが奪われてしまうのでは、という不安それに、チャンミンと恋仲になって以来、本当の自分自身を見せる事が出来るようになったつまり、これが十八歳のただの男なのだ「ユンホは分かって無い」「え…」少し俯いて、けれども真正面から細い腰を抱いていたらチャンミンはむっとした様子で唇を尖らせて俺を見据えてきた「家族は皆、当たり前に僕の事を良く知っているユンホ程では無いかもしれないけど、僕だって時期領主として厳しく育てられてきたそんな僕が隣領地の時期領主にぴたりと寄り添っていたり、男の事ばかり見ていたら直ぐに怪しまれるに決まっているだろ」「…まあ、確かに…」「僕達の関係は禁忌だそれに、そうじゃ無くても…家族は僕を心配しているだろうから、ユンホと関係があると知られたら、益々心配を掛けてしまうから」とん、と俺の胸元に手を置いて、肩に顔を埋める俺への想いが変わっていないのなら良いだけど…「心配、だけじゃあ無くてチャンミンのプライドは?俺の父上以外の男に組み敷かれていると、許嫁や家族に知られるのが嫌なんじゃあないのか?」ぐっと抱き締めて呟いたらチャンミンの腕が俺の背中に回って、強く抱き締め返された意地悪な事を言っているかもしれない時期領主なのだからプライドはあって然るべきものだ結局俺の我儘で、普段通り、ふたりきりの時のように甘える姿が見たいというだけ先の約束なんて無い俺達だから、態度で見せてくれれば安心出来る、そんな我儘なのだ「本音を話しても良い?引かないで欲しい」「…ああ」チャンミンは少しだけ震える声でそう言うと、顔を上げて俺を真っ直ぐに見た引かれるかもしれないと思っているのに視線を逸らさないのは、それだけ強い本音があるのだろう「こんな事は許されないと思っている、だけど…誰とも結婚なんてしたく無いし許嫁への想いも無いそれだけじゃあ無くて…もう、僕には時期領主になる資格だって無い」「…どうして?」視線は逸らされる事は無くて、大きな瞳には次第に涙が滲んでいく「我が領地の幸せよりも、ユンホとふたりで居たいふたりでずっとこうして…例え誰からも赦されなくとも傍に居たいと思ってしまっているからだから本当は知られたって良いと思っているでも、それじゃあ家族に申し訳無いから…こんな気持ち、ユンホにすら理解出来ないと思う」「チャンミン…」「話してしまったら僕の事を嫌いになるかもしれないだから言えなかったでももうずっと思っていて…我が領地に帰って来て、確かに此処を愛おしいと思うのに、それでもユンホへの想いは変わらないんだ」「それが本音?」ごくり、と唾を飲み込んで尋ねたら小さく頷いたまるで何か悪い宣告でも待つように唇をぎゅっと噤んで俺を上目遣いに見る背中のジャケットを掴む手には力が入っていて、少し震えているのが分かった「もしも…今の僕の言葉を聞いて嫌になるなら、ユンホから離れて欲しいんだこれ以上、僕に好きになられたくないのならもうこの関係は止めると言って……っふ…ん、…っ」「……離れるなんて有り得ないチャンミンが離れていくのも許さないよ」まるでこの関係を終わらせても良い、とでもいうような事を言うから、また唇をキスで塞いだ舌を捩じ込んで少し乱暴に絡め取ったら、細い身体からは直ぐに力が抜けて俺に身体を預けてくる「…僕の気持ち…本音を聞いても嫌にならない?」「なるもんか俺だって…我が領地を捨てる、とは言えないでも、チャンミンと離れるつもりは絶対に無いチャンミンが居ないと駄目なんだ」「…っあ……ン…っ」きっちりとボタンの留められたシャツの首元を引っ張って、シャツに隠れるか隠れないか…ぎりぎりの所に吸い付いたそれだけで俺の可愛い男はふうふうと息を荒くして、俺の頭に小さな手を乗せて髪の毛に指を絡める「…気持ち良いの?」「ん、…っ今日も抱いて欲しい」「うん、じゃあやっぱり俺はこの部屋に泊まらないと」何度も首元に吸い付いて、赤く鬱血したのを確認して微笑んだチャンミンは俺をじっと見て、俺だけに見せる甘えるような表情で小さく頷くこのままベッドに押し倒してしまおう、とチャンミンの腰を抱いて奥に向かおうとしたら…「チャンミン様、いらっしゃいますか?」こんこん、と扉がノックされて、同時に男の声が室内に届いた「誰?」「この声は使用人だと思う……何の用?」チャンミンは俺の胸に手を置いたまま、扉に向かって尋ねたその声はもう、俺に甘える声では無かったから、少し面白く無い俺は自分が思っていたよりも独占欲が強いのだろうか「旦那様がお呼びです、部屋に来るように、と…」「僕だけ?」「はい」「……分かった、直ぐに向かう」チャンミンが答えると、足音が聞こえた役目を終えて部屋の前から立ち去って行ったのだろう「ユンホ、この部屋で待っていてくれる?」「勿論、今の俺にはチャンミンの傍以外に居場所なんて無いのだから」眉を下げて俺を見つめるチャンミンにキスをして、「早く帰っておいで」と余裕のある振りで告げたチャンミンは「疲れたらベッドで休んでいて良いから」と言って、シャツの首元を整えて部屋を出て行った「…チャンミンも最初の頃はこんな気持ちだったのかな」しん、と静まり返った部屋のなか、窓を開けてみた庭を望む事が出来るのは、俺の部屋と同じだけど、空気の匂いが違うし、景色も違う我が領地とは地続きになっているのに不思議だ「最初、なんてチャンミンは…」思い出したくは無い事を思い出してしまったチャンミンは我が領地に来たその日に父に抱かれたのだそれを分かって、準備もしてひとりで我が領地にやって来たのだと後で知ったけれども彼は泣いていたし、俺と関係を持って恋愛感情を持つようになってからは『初めても全てユンホが良かった』と言った幾ら覚悟をしていたって、時期領主として故郷を守るつもりだとしたって、十八の少年には酷だ俺が今ひとりで不安だと思う以上にチャンミンは不安だったろうし、多くのものを抱えていたのだろうそして今は、故郷に帰ってきてもそれでも尚俺の隣が良いのだと言うそんな彼が愛おしいし、守りたいと思うだけど、どうすれば?例えチャンミンが時期領主になる事を放棄したとしても、俺は?そこまでの覚悟なんて無いし、俺達が恋愛関係にあるのだと知られたらその時点で罪人になるそうすればふたりで過ごす未来、なんて無くなってしまう「…未来を放棄しても一緒に居られないなんて…」我が故郷よりも少し冷たい風を頬に受けて自嘲したその時…「…っ、誰だ?」こんこん、と扉がノックされた部屋には鍵が掛かっていて、鍵を持っているのはチャンミンだけもしもチャンミンならばノックなんてしない筈だし、戻って来るにしてはあまりに早い窓辺から離れて、足音を立てないようにそうっと扉の近くに向かったら、声がした「…ユンホ様、いらっしゃいますか?」「…え…」まさか俺を探しているとは思わず、鍵を開けて扉を開けた声では誰か、なんて分からなかったけれど、そこに立っていたのは柔らかく微笑む小柄な女で…「お前は…」「チャンミン様の許嫁のスビンです夕食の時にも自己紹介をしたのに、覚えていてくださらなかったのですか?寂しいです」チャンミンは、彼女の事を優しくて控え目な女性だと言ったチャンミンが隣領地…つまり、我が領地に来る事になった時にもとても心配していたし、手紙も頻繁に寄越してきているそして、チャンミンと彼女は手を繋ぐ以上の事もしていないとも聞いているだけど、今俺が見ている彼女は、それらの話とはまるで掛け離れた雰囲気をその笑顔から醸し出しているのだ「チャンミンに用が有るのでは?」「チャンミン様は今旦那様に呼ばれているのですよね?私も知っておりますだから…ユンホ様と少しお話がしたくて」にこり、と笑って当たり前のように主の居ない部屋にするりと入り扉を閉めて鍵をかけたこの女は、俺が良く知る女達と同じだつまりは、自分を如何に高い位に持っていこうかとする野心があって、その為には男を利用しても良いと思っている貴族の女「一目見た時から、とても素敵なお方だと思っていました」「チャンミンに知られても良いの?」「黙っていたら、何も分かりませんだから少しだけご一緒させてください」誘うつもりで微笑んでいるのだろうけと、反吐が出そうだけれども、この女が俺に向けば、チャンミンの後ろめたさのようなものは小さくなるだろうだから…「スビン、俺と少し話をしようかそうだ、君に土産も選んだんだこの部屋に置いてあった筈で…俺とチャンミン、ふたりで選んだんだよ」「まあ、とても嬉しいです」細い腰を抱いて、部屋の奥へと歩んだランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします ↓にほんブログ村
- 26Feb
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ご訪問ありがとうございます最近、久しぶりにこのホミンちゃんの体格差がとても良く分かる2018.7、circle香港ホミンちゃんのご結婚会見までお披露目された伝説的コンサート 時のお写真を見てやはりホミンちゃんは素晴らしいな…と思っています…2018年の香港コンと言えば…そもそもまるで結婚式のタキシードのような素晴らしいお衣装なのに、更にご結婚会見、どころか「僕達に可愛いこどもが出来ました」という事なのですか?と思ってしまう、まるで家族会見のような(個人の感想です…)コンサート前の会見や白の上下がこんなにも似合うのはウリチャンミナの旦那様、そして世界一どころか宇宙一のイケメン、どころか王子様、なユノヒョンしか居ないと確信した事も思い出深いです…(毎日思っているのでこの時も思ったという事です申し訳ございません…)と言うのは日々ホミンちゃんを振り返っている私の独り言で、現在私のTwitterの鍵付きアカウントにフォロー申請してくださっている方、もしくはフォローをしてみようか、と思われる方がいらっしゃればご一読頂けましたらと思いますTwitterはホミンちゃん用に現在3つアカウントがあるのですが、普段主に使っているのは2つですこちらがメインのアカウントで、鍵は掛けていないのでこのようにどなたでも覗く事が出来ますこのお部屋でしているように、もしくは最近はお話ばかりなのでここで出来ない分ホミンちゃんの事を振り返ったり、荒ぶり未満の荒ぶりだったり、健全な事を呟いています(と言うか、Twitterは本当に誰でも見る事が出来るので、鍵無しでブログのお話の事だったりは言えないので…)こちらは、例えばどなたかがフォローしてやろう、と思えば上の画面から「フォローする」を押すだけでTwitterアカウントのお持ちの方であればどなたでも出来るようになっています以下クリックでTwitterに飛べます ↓@hominismmomiもうひとつ、こちらが昨日の記事でも書いた鍵付き、つまりフォローをしてくださった方だけで呟きを見る事の出来るアカウントです鍵を付けているのは、ホミンちゃんのお話の事や腐った事、成人指定の事を呟いている為です鍵アカウントは全てそうなのですが、こちらは「フォローする」を押して頂いても、アメンバーのように私が承認をしないとフォローが承認されませんそして、上のプロフィール欄に記載してある通りDM(ダイレクトメッセージ)を送って頂かないと、私から承認する事が出来ません何故かというと、メッセージでホミンちゃんの腐が大丈夫かどうか、が分からないとお見せする事は出来ないので…なのですが、現在複数の方が「フォローする」だけを押していて、私の方で承認が出来ないままになっています現在、鍵のアカウントはブログでしかお知らせしていないので、多分ほぼ皆様ブログから来てくださっているかとは思うのですが、どなたか分からないと承認が出来ない為、現在フォロー申請中の方は、もしこちらに気付かれましたらお手隙の際にDMをお願い致しますまた、これからもしも鍵付きアカウントのフォローを、という方がいらっしゃれば、DMを送って頂きますようお願い致しますアカウントはこちらから飛べます ↓@hominism0212DMは上のプロフィール画面のメールマークを押すと送信できますこちらは一対一になるので、メッセージ内容はお互いにしか見えませんメールマークを押すとこの画面になるので、下の「メッセージを作成」をクリックして文字を打ち込み、右下の紙飛行機マーク?をクリックすれば送信完了です長期間、フォロー申請のみでDMの無い方はこちらから申請を取り下げる事もございますので、ご理解頂けましたら幸いですハイタッチが延期になり、他にも今日以降ライブが当日に中止や延期になったり、新型肺炎の影響が音楽業界にも沢山出てきていますね何よりも事態の早い収束を願うのと、日々出来る事を気を付けて、だと思うのですが…ハイタッチは会場を各日分押さえて、そこには勿論会場を使用する料金が発生するし、そこに関係するスタッフさん達や搬入するものだったり、色々な事があるかと思いますキャンセル料だったりがどのようになるのか、は会場も発表されていないので分かりませんですが、色々な歌手の方達が延期中止でこの先また新たに会場だったりを探すのだろうなあと思うし、新たにまた会場を押さえるのにも別でお金が掛かってきて大変だろうなあと思います一ファンとして自分に出来る事はこれまでと変わらずに公式にお金を使う事だと思うし、お金(予算)がないと活動も難しくなってしまいますよね勿論それだけでは無いですが…今後のイベントだったりもどうなるのか…ですが、これ以上事態が大きくならない事を祈っていますと、また脱線してしまいましたが…ホミンちゃんの姿が見えない時こそ日課であるホミンちゃんフォルダ、ホミンちゃんの歴史振り返り、を勝手にひとりで行っていこうと思っていますホミンちゃんが、そしてこのお部屋を訪れてくださる皆様が笑顔で健康でありますように幸せホミンちゃんにぽちっ♡ ↓にほんブログ村
ホミンちゃん愛のクッキング 餃子編 4 最終話
成人指定ですこんなタイトルですが、普通のお話です大丈夫な方はこちらからお願い致します ↓ホミンちゃん愛のクッキング 餃子編 4 最終話同タイトルのお話を完全に書き直しました大まかな流れは同じですが、細かな部分で色々と変わっています以前のものとはだいぶ変わって読みやすくなったかな?と思うので、初めての方にも、以前同タイトルのものを読んでくださった方にも読んで頂けたならとても幸せですランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします ↓にほんブログ村
Fated 75
大丈夫だろうと思った矢先だったから『妊娠』と震えるチャンミンの声を聞いて一気に身体の芯から冷えて固まったようになったそれでも何とか『今直ぐ向かうから待っていて』『何かあればもう一度、いつでも連絡を』そう言って通話を切っただって、チャンミンは息が荒く明らかに苦しそうで…更に、オメガになってからも気丈にしている彼が深夜一時に『病院に行きたい』そう言ってきたから別々に、それぞれの部屋に帰ろうとチャンミンが言ったから俺は自分のマンションに帰ったそれなのに、チャンミンから連絡してくるだなんて余っ程の事「…妊娠…本当に?」例えば普通の男女だって、ピルを服用しているからと言って百パーセント避妊が成功するとは限らない、という事は分かってはいるけれども、チャンミンは正しくピルを服用している筈一緒に居る時は俺だって常にヒートの抑制剤とピルを忘れていないか、と確認していたし、チャンミンはチャンミンで『ちゃんと分かっています』と言っていた俺が聞かなくたって、今日はもう飲んだ、だとかこれから飲むだとか…そうやって気にしていたから、妊娠なんて有る訳が無いと思っていた避妊具だって、必ず毎回、では無いけれど最近は使い出したそれも、チャンミンが妊娠について気にし始めたからで…もう心配する必要も無いと思っていた「…いや…女でもオメガでも無いのに…俺が分かる訳なんて無いよな」ハンドルを握る手に汗が滲む幾ら車内とは言え、空調は快適で暑くなんて無いのに夜中で道路は空いているだけど、進んでも進んでもチャンミンのマンションに辿り着けないような気がするし、実際にもう、マンションを出て十分なのに二度も道を間違えてしまった「…何やってるんだよ…」赤信号で車を停止させて、ハンドルを右手でドンっと叩いた項垂れて歯を食いしばって、どうするべきなのか、を必死で考えようとしても分からないもしも本当に、チャンミンが言う通り妊娠していたら?それは、俺とチャンミンの間に授かったこどもだ性行為をするという事は、妊娠の可能性は少なからず有るだから、例えば俺は関係無い、だなんて思う気持ちは全く無いただ、俺達は芸能の仕事をしている人前に出て歌い踊って、それらは当たり前に男としての活動ファンは圧倒的に女性で、彼女達は俺はアルファでチャンミンはベータの男性だと思っているそんななかで妊娠をすれば?何れ腹が出て、そうすれば隠す事は出来ない出産、なんて事になってもそれを隠すのは簡単では無いだろう何よりも、例えファンに隠す事が出来ても事務所関係者や仕事で関わるスタッフ達に隠し通す事は不可能「そんなの…チャンミナが一番望んでいない事だろ?だからと言って堕ろすとか……っあ…」俯いていたから信号が変わっている事にも気付いていなかった後ろの車にクラクションを鳴らされてはっと気付いて慌てて車を発信させた腿の上に置いたスマホは何も変化が無い何かあれば連絡を、と書いたけれどもあれ以来カトクも着信も無い「チャンミナ…」妊娠しているかもしれない、と言ったチャンミン本当にそうならば、と考えるとこの先の活動が…仕事での俺達が揺らいでしまいそうで怖いそんな事はさせるつもりは無いけれど、俺の『運命』だとか言う女性がオメガである事を隠して職に就いた事が分かり解雇されたように…もしかしたら、事務所サイドや関係者の誰かがチャンミンがオメガだと分かれば同様の事を考えたっておかしく無いからだって、オメガは通常芸能界になんて居られないのだそれは、差別では無くてアルファが多い世界だからこそアルファはオメガに反応して理性を失いかねないし、オメガはアルファを刺激して望まない行為をしたり番にさせられる可能性も有るから「連絡が無いって事は大丈夫…な訳無いよな…」夜道を駆け抜けながら、ちらりともう一度スマホを見下ろした連絡を、と言ったけれど…電話の向こうの声は苦しげで息が荒れていた妊娠という言葉にぞくり、としてこの先を考えると恐ろしくなってしまっただけど、それ以前にチャンミンが無事で居るか、が分からないのだ「…大丈夫だよな?なあ、チャンミナ…」ぐっとアクセルを踏んで、冷や汗で滑るハンドルを強く握った病院に行くならば、チャンミンが通っている病院しか駄目だそうで無ければ彼がオメガだと知られてしまうから彼の部屋に到着したら診察券から連絡をして、主治医もしくはオメガを担当している医師が居なければ…「ああもう、考えたら駄目だ」例えば不安要素のひとつが消えたとしても、別の不安や懸念が出てくる気がするオメガになる、という事は例えチャンミン自身が受け入れたとしてもこんなにも生き辛いのだろうか当人では無い俺がそう思うくらいだから、本人の気持ちは如何程だろうと思ういや、それも…俺達が普通の、一般人であればこんなに悩み振り回される事も無いのだろうか「チャンミナは凄いよ…敵わないなとにかく無事でいてくれ」何をどうするべきなのか、先に冷静に考えなければと思うだけど、分からないのだオメガになったチャンミンに恋をして、番というものを考えた事もあるそれくらい、好きで…運命であれば良いと思っている程だからこども、は具体的に望んではいなかったけれども、オメガになったチャンミンが俺との間に望み、それが俺達の間でも許されるのならば夢を見たいとも思うけれども、俺達には大切な仕事があるそれは俺達ふたりだけで何か決められるものでは無いし、ひとつの小さく見える仕事にも大勢が関わっているひとりの男としての気持ちと、『ユノ』としての気持ちは別にあって、どちらも確かに俺の本音妊娠なんて今はあってはならないと思うのも本音だし、もしも本当にそうなら…俺達の間に確かにこどもが出来るのなら、嬉しく無い訳もない「…着いた…」チャンミンのマンションの客用駐車場が幸い空いていたから、急いで停めたその所為で、少し隣のスペースにはみ出してしまったけれど、もう一度ハンドルを切る時間も勿体無くて、心のなかで謝ってエントランスへと走った念の為、エントランスでインターフォンを鳴らしてから合鍵でオートロックを解除してエレベーターへと向かうほんの少し走っただけなのに、心臓は壊れてしまったのでは無いかというくらいに速くて、それがまた己のなかの不安を煽る「早くしてくれ…」普段は何も感じないエレベーターも、まるで永遠にチャンミンの元へと辿り着けないのではと思ってしまうくらい、遅く感じるそんな訳は無いのに、このまま落下してしまうんじゃあ無いか、とか…まるで自分がおかしくなってしまったようだチャンミンが突然変異でオメガになったそして、俺は運命のオメガ、である女性と遭遇したそれでもふたりで気持ちを確かにして乗り越えて、漸く最近は少し穏やかな日々がやって来たと思ったのだチャンミンは常にオメガである事で怯えているだろうし、俺は俺であのオメガ女性がまた目の前に現れたら、という恐怖が無くならないそれでも、チャンミンが居れば大丈夫だと思っていたそれなのに…「どうしてなんだよ…」これ以上苦しみがやって来るならば、神様はあまりにも残酷だと思ってしまう「…着いた!」このまま永遠に到着しないのでは無いかと思ってしまったエレベーターはいつもと変わらない音を立てて停止して扉は開いた夜中だけれど走って、直ぐ近くのチャンミンの部屋の扉を合鍵で開けた「チャンミナ、来たよ!」脚が縺れそうになってしまったけれど、何とか靴を脱いで廊下に脚を乗せた良く知っている部屋なのに、少し怖いぞわぞわと得体の知れないものが足元からせり上がってくるような気がするけれど、それはきっと精神的なものそう言い聞かせて廊下を歩き、寝室の扉を開けた「…居ない」なかは暗いけれど、誰も居ない扉を開けたまま奥へと進んだら、リビングの明かりがついている事が分かってほっとした心臓が痛くて、思わず左手でダウンジャケットの上から胸をぐっと掴んだ「…チャンミナ…俺だけど……っ、おい!チャンミナ!」扉を開けながら呼び掛けて、直ぐに彼の姿を見つけた部屋に居る事に安堵したけれども、俯せになってソファの前、フローリングに横たわる姿を見て心臓が止まったかと思った「チャンミナ!大丈夫か?」冷静な時分なら、倒れた人間を揺さぶったり下手に刺激してはいけない、と分かるだけども今はそんな事も考えられなくて、力の抜けた身体を力任せに抱き起こした幸い、と言うか温もりはあるし、脈もあるだからほっとしたけれども、顔色は良くない「チャンミナ…?」「……ん……っ、あ…ユノヒョン…っ…」俺の言葉に反応して、ゆっくりと瞼が持ち上がっただけど、白目は何だか普段以上に白いし、それに…口元には、嘔吐したような跡があった「僕、ごめ…汚いから…」「大丈夫、大丈夫だよ、気にしなくて良いから…」会話も出来る事に更に安堵した色々な事を考えたけれど、チャンミンが生きて話が出来るだけで、それだけで他はどうでも良いと思えるくらい嬉しいのだ「ユノヒョン…」フローリングに座り込むようにして細い身体を抱き締めた背中を擦ると、ふうふうと必死に息をしているのが伝わってくる「また吐いちゃったんだな病院に行こう、しっかり診てもらおう、な?」「でも、僕…妊娠していたら…」「その時に、ちゃんとふたりで考えようチャンミナはひとりじゃ無いよ俺達は勝手に決められた『何か』で運命じゃあ無い、なんて事になってしまったけど…俺達は運命だろ?」「……っ…」「チャンミナがオメガになる前から思っていたよ恋愛じゃ無い頃から、俺のパートナーはひとりしか居ないって思っていたからそれが、私生活でもパートナーになったら…もう最強じゃあないか」ぎゅうっと抱き着いてくる身体を擦った俺の胸元に顔を埋めるチャンミンの顔を無理矢理覗き込んで微笑んだら、チャンミンが泣く直前のような顔で不器用に…多分、微笑んだダウンジャケットを脱いで、チャンミンに掛けてやって、そうっと立ち上がったら不安そうに俺を見上げる「いつもの病院に連絡しよう事情を話して診て貰えないかってもし万が一、駄目なら…チャンミナの身体が第一だから、別のオメガを受け入れてくれる病院を当たろう」「…うん……っん…」頷いたチャンミンが口元を押さえたから、キッチンに向かった戸棚からボウルを取り出して、そこにビニール袋を被せてチャンミンの前に置いた「財布に診察券はある?連絡して来るよ」「…ん…ごめんなさ……っふ…」チャンミンから目を離したく無いけれども、この状況で俺が診ていても…このまま何事も無く明日の仕事に向かえるとも思わない寝室に向かって、チャンミンが今日使っていたバッグのなかから財布を取り出した「…これだな」診察券は直ぐに見つかったけれども、いざスマホに電話番号を入力しようと思うと情けない事に指が震えてしまって打ち間違ってしまう早くしなければならないのにてでも、また恐ろしい事が頭を過ぎるのだ病院に行って、真実が分かれば?妊娠をしていたら?そうで無くても、何か重篤な病気なら?知る事が恐ろしくて、足元が崩れそうになる「…っ、早くしないとだろ!」ぶんぶんと頭を振って、直通だというPHSに電話を掛けた呼出音は機械的で、その音すら何だか恐ろしいいっそ、通話を切ってしまいたい、とも思うけれどぐっと耐えたこの病院に行けるのが一番良いのだから、繋がってもらわなくては困るのだ『…はい』「…!先生ですか?あの、そちらに通っているシムチャンミンの…」一気に力が抜けた声は確かに何度も会っているチャンミンの主治医で、彼は丁度今日当直なのだと教えてくれた「はい、はい…直ぐに向かいます!」直ぐに通話を終えて、チャンミンのバッグを持ってリビングに向かった「チャンミナ、大丈夫だ、いつもの病院に行こう」「…ん……」俺のダウンジャケットを羽織ったチャンミンは、小さく丸まるようになってボウルを抱えていたなかをそっと覗くと、水分がほんの少し出ているだけど、リビングのフローリングには…ぱっと見ただけでも分かる仕事中に現場で食べた弁当のおかずが、そのままの形で吐き出されていた「ごめんなさい、ユノヒョン…」「何で謝るの?大変なのはチャンミナなんだからそれに…」「…?」じっと俺を見つめる姿が愛おしい、なんて思ってしまう俺は不謹慎なのだろうかだけどやっぱり、どんな姿を見たってチャンミンが好きだし、それに…妊娠しているかも、と思うと先が不安で仕方無いけれど、嫌になんてなる事は無いそんな自分に安堵した「それに…俺に連絡をしてくれて嬉しいんだ、凄くありがとう、チャンミナ」デニムパンツのなかに入れていた小さなハンカチそれをキッチンでぬるま湯に濡らした急いでチャンミンの元に戻り口元を拭いて、それから洗面脱衣所から新しいタオルを取ったビニール袋も何枚か用意して、それをチャンミンのリュックに入れて…「よし、ゆっくり抱き上げるから…気持ち悪かったり辛かったら言って?」「え……っあ!…」蹲る成人男性を抱き上げるのはなかなかに大変だったけれど、それでもチャンミンは思っている以上に軽かった俺のダウンジャケットを羽織らせたまま横抱きに抱えて、そっと頬にキスをした「汚いから…」「大丈夫、汚く無いよでも、口はチャンミナが気にするだろうから我慢するよ」会話が出来て良かった生きていて良かったそれだけで良いと思うだけど…腕の中に収まるチャンミンが、また下腹部を擦るのを見て、それをただ『嬉しい』と思えない自分がまるで人でなしのようだと思った『チャンミンは妊娠を望んでいるの?』そう、思わず尋ねてしまいそうになっただけど、言えなくて…「もう大丈夫だから…行こう」「…ん…」不安げに瞳を揺らすチャンミンに笑顔を作るのが精一杯だったランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします 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- 25Feb
大事なお知らせです(追記あり)
こちらは大切なお知らせの記事です。お話(の一部)しか普段は読まないよ、という方も、特にアメンバー様は必ず目を通して頂きますようお願い致します。現在、アメンバー様の見直しを行う準備をしております。約二週間前から期間を決めて、と告知しておりますが、毎日ご訪問くださる方もいらっしゃればたまに来てくださったり纏め読みをしてくださる方もいらっしゃるかと思うので、再度のお知らせをします。〇年明け以降、もうこのお部屋にほぼ来られていない、お話は読んでいらっしゃらないと思われるアメンバー様〇「足跡をお願いします」と書いた記事に足跡の無い方 ↓こちらです 皆様へお願いとお知らせ上記に該当するアメンバー様に関しましては、3月以降このお部屋のアメンバーを一旦解除させて頂きます。理由に関しましては、上のリンクから飛べる14日付の記事に記載しておりますので、お手数ですがお時間ある時にご確認頂けましたらと思います。尚、複数の方からご連絡を頂いているので纏めてお返事させて頂きますが、コメントの有無は全く関係ありません。毎日の足跡で無くて纏め読みだとしても、上の記事と、他記事にも複数足跡がついている方でしたら読んでくださっていると分かるのでこちらから取り下げる事はございません。ただし、上にリンクした「皆様へお願いとお知らせ」という記事には足跡があっても他には足跡が見られないと思われる方に関しましては、私から見てこのお部屋のお話を好きでいてくださっている、とは分からない為一旦解除させて頂く事もございます。これまで何度か同様の事を何度も期間内にお知らせして行っておりますが、それでも全く足跡の無い方を解除した後に「アメンバー記事が読めなくなっているんですが…」と声を掛けて頂く事がございます。読んでくださっていると分かれば解除後も再承認しておりますが、お話以外のお知らせ記事も目を通して頂けましたら幸いですこちらは追記です ↓また、現在Twitterの鍵アカウント@hominism0212 (クリックで飛べます)こちらのアカウントをフォローしてくださっているアメンバー様のなかで、今回の期間内とそれまでにも足跡が見られない(つまり、もうこのお部屋のお話は読んでいないと思われる)方に関しましては、アメンバーと同様に鍵アカウントのフォローを外させて頂く事もございます。鍵付きアカウントはお話の事だったりを呟いているのと、(以前もこのお部屋で書きましたが)私の知らないところで他の読者様や書き手様や、私には分かりませんが何か言われていたりする事もあるようなので…自分自身が安心してブログを運営していく為なのでご理解頂けましたらと思います。ブログにしてもTwitterにしても、読んで(見て)くださっていると分かる方を外したりという事は無いので…5年前の今日、2015年2月25日は兵役前の最後のシングル、「サクラミチ」が発売された日ですね大好きな曲ですが、一旦のお別れの前の曲なので泣いて泣いてなかなかしっかり聴く事が出来ませんでした。今は聴く事が出来ますが、今も少しだけ、あの頃のような不安な気持ちもあります。不安、と言うのは年明け以降何度か書いている東方神起としてのこの先の活動について、ですが…この先も、年齢に合わせて、ペースが落ちたとしてもユノとチャンミンの東方神起の活動がきちんと続いていく事を変わらずに願っています。3月3日の韓国でのイベントは、新型肺炎の影響で一旦延期になったようですねこちらも早く落ち着くと良いなあと思っています。先週のインドネシアでのイベントのふたりを見て、とても生き生きとステージに立つ姿を見て本当に本当に嬉しかったです国内外問わず、例え自分が参戦出来なくても、そんな事は関係無くホミンちゃんが歌って踊る姿がどこかで続けばそれだけで幸せです今は、と言うか、今も色々な方が色々な気持ちを抱えているかと思いますが、私は変わらずにホミンちゃんが今日も何よりも大好きで、そして彼らが活動する為に必要な事務所や運営にも感謝しています。勿論、全く何も思わない事は無いですが…色々な事情がある事も当たり前なので先日もふたりが事務所に出入りする姿も目撃されているし、チャンミンはインドネシア後なのかな?と思うのですが、髪色が変わったようにも見えるので…最高にあざとくてお髭が見えるのに女子よりも可愛い、信じられない程可愛いユノヒョンのウリチャンミナ、流石ですよね…我儘かもしれませんが、また次のスケジュールが発表される事を楽しみに待ちながら、変わらずにホミンちゃんを応援していこうと思いますと、書いていたらハイタッチの延期のお知らせが来ましたね。私は一次で名古屋を当選していましたが、多分そうだろうと思っていたので個人的にはほっとしました。色々な事が起こりますが、ホミンちゃんと、そしてホミンちゃんを愛する皆様が笑顔でいられますように…それではまた夜のお話「Fated」でお会い出来ますように幸せホミンちゃんにぽちっ♡ ↓にほんブログ村
コンデンスミルク 後編
R指定です大丈夫な方はこちらからお願い致します ↓コンデンスミルク 後編ランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします ↓にほんブログ村
咎送り 21
Side C久々に再会した父と母は僕を見て瞳を潤ませていたけれど、冷静だった何だか強くなったように見える、だとか頼もしくなった、なんて言われた自分では見た目なんて変わらないと思うだけど、内面は隣領地に行って…いや、ユンホと出会い本当の恋を知り大切なひとが出来た事で随分変わったと思う豊かでは無い我が領地の未来の為、支援を受ける為に隣領地へ向かった優しく可愛らしい、僕が選んだ許嫁の彼女は『私の身代わりなのでは…』なんて心配していたから、そんな事は無いのだと伝えた実際に隣領地の領主は端から僕の事を望んでいたらしいし、心配する彼女と彼女が暮らし自分が将来統べる事になるこの領地の未来を守りたい、なんて大それた事を思っていた勿論今も、生まれ育ったこの土地が、そしてそこに暮らす人々が豊かで幸せであって欲しいと願っているだけどユンホと出会う前は…僕個人の幸せはこの領地の幸せで故郷が豊かである事だから、その為なら何でも出来るし自分を捧げるのが当たり前だと思い疑う事も無かった今はと言えば、勿論自分の家族や生まれ育った土地は好きだ帰って来たら懐かしい匂いに落ち着いたし、安堵して肩の力が抜けたでも、そう思えるのも全て隣にユンホが居るからだと思うのだ『自分』について考える時には必ずユンホの存在が浮かぶ離れたく無いし、離れるつもりも無いユンホと共に居る事が僕の幸せなのだという事を、故郷に戻る事でより強く感じた「…こんなの…以前の僕ならば信じられないし、以前の僕が見たら鼻で笑いそうだな」「何が?」「…っあ……何でも…それより凄く似合ってる」「そう?チャンミンのだから少し小さい気もするけど…」ベッドに腰掛けていたら、目の前にユンホが立って声を掛けて来たから顔を上げた彼が着替えたのは僕の持っている正装で、ユンホの領地のものとは少しだけ違うとは言っても、シャツの刺繍やボタンに特徴が有るくらいなのだけど、服装が変わるだけで雰囲気が変わってどきどきした「他の物も試してみる?これがまだ大きめだから良いかと思ったんだけど…」「いや、これで良いだって、チャンミンが似合いそうだって言ってくれたものだからそれとも似合ってない?」「…似合っているって言っただろ、凄く良い」「ふうん、抱かれたくなるくらい?」隣に腰掛けたユンホの大きな手に右頬を包まれた黒い瞳にじっと見詰められると瞬きさえ出来なくなる「うん…でも、夜までは駄目」「夜なら良いの?」小さく頷いたら優しく微笑む本当は、家族や使用人達にユンホと肉体関係がある事が知られてはいけないと分かっている少なくとも、父は、僕がユンホの父親に抱かれた事は知っているそもそもそれが僕の役割だったからだけど、その後領主の息子であるユンホと関係を持って、更に一旦故郷の屋敷に帰ってきたのに抱かれている、だなんて知れば衝撃を受けてしまうだろうだから、本来であればユンホの領地に戻ってから恋人として過ごすべきけれども、隣に好きな男が居るのに我慢なんて出来ないじっと見つめて口付けを交わして、ゆっくりと顔を離したユンホは満足そうに僕を見て微笑んでいて、それを見てふと思った「あれ…」「ん?どうした?」「いや、その…変な事だから」気付いたけれど、ユンホに言う事でも無いと思った気付いたと言うか、何となくそうだなあと思っただけだから話しても妙な雰囲気になるだけだと思ったから、会話を切り上げる為に立ち上がろうとしたそうしたら、左腕を掴まれて、立ち上がるどころかユンホの胸のなかに抱き留められてしまった「気になるから何を言おうとしたのか教えて」「いや、どうでも良い事だから…」「そう言われると余計に気になるそれに、俺は今見知らぬ土地に来て不安でいっぱいだそれなのにチャンミンは俺から離れて行こうとした恋人が冷たくて涙が出そうだ」「……」何だか芝居がかったように言うからじっと見たユンホは「これじゃ駄目か」とにやりと笑って…「…っあ…ん、っ…ユンホ!」「何?良い声だな」シャツの裾をズボンから出してあっという間に掌が腹に触れたそこから上にあがって胸に触れられて身体が震える声を抑えようと口に手を当てようとしたら、キスで塞がれて…「…っふ、…あ……んぅっ…」「誰かに聞かれるかもしれないけど良いの?そう言えば鍵も掛けていないんじゃ…」「っ、駄目…止めて…」「じゃあ、何を言おうとしたか教えて?」にこり、と微笑むユンホは策士だいや、それとも惚れた弱みなのだろうかこのまま黙って抱かれてしまいたい、とも一瞬思ったけれども、まだ屋敷に戻って来て間もないし、ユンホが着替えたら家族で集まる事になっているそれで行為に及んだらもう、絶対に知られてしまう流石に理性が働いたから、従う事にした「…その、不快にさせたらごめんほんの一瞬思っただけなんだユンホの瞳が、その…母上の瞳と似ていると」「…へえ…」「母上は女性らしいひとだし、ユンホも男らしいし…似ている訳じゃ無いよでも、瞳が…笑った時の感じが何だか似ていると思って」じっと僕を見てくる瞳から逃れられなくて、代わりに胸を押し返して距離を取ったら、「ありがとう」なんて言われた「え…」「チャンミンは家族を大切に思っているのだろう?そんな大切な…それに、チャンミンを産んだ母上に似ていると言われるのは光栄だ」ユンホは時期領主として、僕よりも出来た人間だと思うだけど、我が領地の事は下に見ているだって、領主の息子が人質にやって来るくらいだからそんなユンホだから僕の母と似ているだなんて言えば気を悪くさせてしまうかもしれないと思ったユンホの事を僕が見誤っていたのかそれとも、僕がユンホと出会い恋をして変わったように、ユンホも変わったのか…それは分からないけれど、彼の言葉が嬉しかった「ああ、でも…家族を大切に思う事は良いけれど、許嫁に対しては許さないよ」「…それは嫉妬?ユンホの事しか見ていないのにそれに…」「それに?」にやり、と僕の言葉に笑うユンホはきっと、僕の考えなんてお見通しに違い無い顔を背けて更に胸を押したけれど、背中を抱き締める腕の力は緩まなくて、また胸のなかに仕舞われてしまった「…見られたら…」「教えてくれたら離すよ」さっきもそう言ったのにいや、さっきは『話さなければこの場で抱く』だったから違うけれどまたしても、このまま何も言わずに触れ合っていたい、とも思ってしまったでも、これはきちんと言葉にして抗議したい「それに、嫉妬しているのは僕の方だって分かっているよね?」「……さあ」やはり分かっている分かっていて言わせようとするなんて狡い男だだけど、そんな男が好きだし、彼がどこまでも僕に優しくて僕を愛してくれている事を知っているから嫌になんてならない「許嫁の手に口付けをしただろあれで僕がどれだけ…気にしたくなんて無いけれど、嫉妬するからもう止めてくれ」「許嫁を奪われそうで嫉妬しているのか?」「違うって分かっている癖に…ユンホが僕以外に触れるのを見るだなんて…辛過ぎる」僕のシャツを着る、懐かしい匂いのするユンホの胸に顔を埋めた大きな掌は背中を擦り、左の耳元に「ごめん」と甘く低く囁かれた「チャンミンの許嫁だから丁重に挨拶をしないと、と思ったんだ」「…許嫁なんて…ユンホしか要らない」僕はこの領地の跡取り時期領主で、結婚を決めた許嫁が居るそれが現実で僕の未来だけど…そんな未来はもう、来なくて良いとさえ思っているこんな事はユンホにも言えないだって、彼も隣領地の時期領主で何れ結婚相手を決めて結婚をするのだから「せめて僕が女なら…」「チャンミンは女になりたいの?」「違う…でも…」そうであれば、領主のこどもという同じ立場でもユンホと結ばれる未来を望む事が出来ると思っただけ「ユンホ君、ようこそ我が領地、我が屋敷に君の領地に勝るようなものは無いが、精一杯饗したいと思っているから寛いでいって欲しい」「ありがとうございます」父に声を掛けられて、ユンホはにこりと微笑んだ一階の広間にユンホと降りて、僕の家族とそれから許嫁の彼女も一緒に夕食を摂る事になった許嫁は勿論、彼女の家があるだけど今日はこのまま客間に泊まってから明日彼女の屋敷に帰るそうだ『明日も会いに来ます』なんて既に言われてしまっているそれを重荷だと思う自分がいて、彼女に申し訳無い気持ちも有るけれど…でも、それが僕の本音「噂でとても素敵な方だと伺っていましたが、想像以上に素敵な方で驚きましたゆっくりと過ごされてくださいね」穏やかで女性らしい母もユンホに微笑んで話し掛けたちらりと左側のユンホを見たら、彼は僕に微笑み掛けてから母に向き直った「先程、チャンミンに言われたのです奥様と私の瞳が似ていると」「あら…本当に?」「ええ、こんな男と似ていると言われたら心外かもしれませんが…とても優しい瞳なので、光栄です」「ユンホ!それは…」もう遅いけれど慌てて止めようとしたけれどもやはり、と言うかユンホは上手で…「話したって問題無いだろう?チャンミンの大切な母君と似ているだなんて嬉しかったから」「……」恥ずかしくて俯いたら、母が「時期領主のふたりの仲が良いだなんて嬉しいわそれに、私も光栄です」なんてふわりとした声で言った似ている、と思ったけれど、やはり…母はとても女性らしいひとだから、対面してみたら全く違うとも思う恥ずかしいから、こほんと乾咳をしてから肉にナイフとフォークを刺した食べていれば話さなくて済むからだけど、ユンホの視線を感じて耐え切れずに左側を見た「ねえ、あなたも私とユンホ君の瞳、似ていると思う?」無邪気な母は、隣に座る父に微笑んで問い掛けた僕が一瞬そう思っただけだから似ていないと思うけれども、父は母に甘いし優しいから、そうだと言うのだろうなあ、なんて思っただけど…「…似ている訳が無い」「え…」「ユンホ君は男性で君は女性だそれに、隣領地の時期領主たるお方と君が似ているだなんて…」父は何時でも優しく、あまり彼自身の感情を見せる事が無いそれも領主だからこそ、なのかとも思うし、彼自身の性格でもあるのだとも思っているだから、今のように視線を泳がせて俯いているのが珍しくて驚いた「ごめんなさい、そうね私が、なんて烏滸がましい事ね」「いえ、私は似ていると嬉しいと思いましたよなので何も気にされる事は有りませんそうだよな?チャンミン」「え…うん…」ユンホの言葉に、妙な空気は一蹴されたように思えたけれども妹は僕達をちらりと見て食事をして、許嫁の彼女は…何だか、ユンホをちらちらと見ている気がする父はと言えば、もういつもの優しい顔に戻っていて「ユンホ君がそう言うのならその言葉を有難く受け取る事にするよ」なんて言っているこれだけならば、僕の小さな違和感はそのまま萎んで消えて行ったのだと思うけれども、違和感は膨らんだそれは、食事を終えた時故郷に、我が家に到着してからもずっとユンホの事ばかり考えていて、渡すべきものを渡していなかったと思い出したのだ「父上」「どうした?」「これを…旦那様から預かって来ました必ず父上に手渡すように、と」「……」自分の席を立って、広いテーブルをまわり、まだ座っている父の元へ向かい手紙を手渡したそうしたら、父は一瞬固まって、それから…確かに、ほんの少し震える手でその手紙を受け取った「…父上?何かこれは悪いものなのですか?僕は隣領地で正しく過ごしています旦那様もとても良くしてくれていますだから、何も問題は…」「…何も無い、私は部屋に戻るよ」父はがたん、と音を立てて立ち上がった手紙はジャケットの内ポケットに仕舞われた母は心配そうに父を見ているそんな時、普通ならば…父は母に『心配するな』と言うだろうに、今は一瞥すらしない母とユンホが似ていると言うと動揺する父ユンホの父である隣領地の領主からの手紙を見て顔色を変える父必ず僕の父に手紙を渡すように、と優しい顔で伝えた旦那様僕の知らない何か、が有るのだろうか「チャンミン」「…え…」「この屋敷やこの土地の事を教えてくれないか?チャンミンの部屋に行こう」「あ…うん」僕の肩を掴んで僕だけを見つめるユンホその目に見つめられたらもう、他の事なんてどうでも良くなってしまうランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足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- 24Feb
ホミンちゃん愛のクッキング 餃子編 3
R指定です大丈夫な方はこちらからお願い致します ↓ホミンちゃん愛のクッキング 餃子編 3ランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします ↓にほんブログ村前中後編予定でしたが、成人指定部分が思いの外長かったので…後一話予定です元々の同タイトルのお話を完全に書き直しているのですが、その為に読み返してあまりの酷さに震えて直視出来ません…今も勿論稚拙なお話を書き残していっていますが、この頃のものをリアルタイムで読んでくださっていた方も後からこのお部屋を知って遡って読んでくださった方にも感謝しか有りませんまた、このお話に初めてお付き合いくださる方にも同じく感謝しております
道しるべ
『チャンミナと一緒に撮ったんだ』広くてお気に入りのキッチンに立って料理を仕込んでいたら、スウェットパンツのポケットのなかに入れたiPhoneが震えた手を洗ってからそれを取り出してみたら、ディスプレイされていたのは恋人の名前で、それはカトクの通知だったディスプレイに表示されたメッセージは不思議なひと言で、首を傾げてしまう「…僕と?何それ、僕はここだけど…」詳細を見ようとディスプレイをタップしたら、トーク画面には写真が添付されていた「…ふふ、これ…」見れば直ぐに、何の事だか分かったつまりはユノヒョンの言う『チャンミナ』は空港内に設置されている僕のパネル航空会社の広告用のもので、機長の格好をした僕が飛行機の模型を持ったほほ笑んでいるものそんな僕と一緒に写るユノヒョンの写真が送られてきた『このチャンミナは、いつもよりちょっと抱き心地が悪いな』返事をしようかと思ったら、ぽん、と次のメッセージ抱き心地なんて言うと変な事を想像してしまうから止めて欲しいし、パネルは抱く事なんて出来ない「何でそんなに笑顔なんだよ…」思わず呟いてしまっただって、僕のパネルの肩を無理矢理組んだユノヒョンは、サングラスを掛けていたって分かるくらい嬉しそうに笑っているから『それは僕であって僕じゃあ無いですなのに、僕の偽物の肩を抱いて嬉しそうにしているだなんて、少しだけ嫉妬します…』またヒョンから先に続きの言葉が送られて来そうだから慌てて返信したそうしたら、あっという間にメッセージの横の『1』の文字が消えて、既読になった事が分かった『本物のチャンミナに会えるまで我慢出来なくて…今、皆に冷やかされているんだ』「ふうん…もしかしたらこの写真もSNSに上げられてしまうんじゃ無いですか?だって、スタッフや共演者以外にも周りにはきっとひとが沢山居ますよね?」なんて、話し掛けたって今ここにユノヒョンは居ないから答えは帰って来ないだけど、後少しで会えるそれに、ヒョンがパネルの僕と嬉しそうに写真に収まっているところまで見る事が出来ただからそれだけで幸せで…頬が緩むのを必死に抑えながら、文字を打った『僕も寂しいのを我慢しているので、ヒョンももう少しだけ我慢してくださいねそれと、機内ではゆっくりと目を瞑って休んでください』そう返信して、緩む頬は今度はもう抑える事も無くそのままに、もう一度食材に向き直った「シェフのお陰でレパートリーも増えたし、少しでも疲れが取れたら良いな…」ユノヒョンはこれから搭乗する早く会いたくて、ついさっき見たサングラスの笑顔を思い出しながら鍋を掻き混ぜた僕達の生まれ育ったこの国で先日、二日間の大規模なコンサートを終えたばかりそれなのにユノヒョンは、忙しくもテレビ番組の収録で日本の南の島に向かう事となった疲れを取る暇も無く働くヒョンが心配だ新番組の収録は大自然の中で行われていて、連絡も殆ど出来ない事前にこのような番組なのだ、とユノヒョンからこっそり聞いていたけれども実際は話で聞いていたよりも本格的なサバイバル生活を行っていたようで、撮影期間中スタッフから人伝に聞くだけでも大変なのだと分かっただから、とても疲れているだろうし…帰国する今夜は、会いに行く事も、会いに来て欲しいと言うのも我慢しようと思っていたけれども、そんな僕の考えを見透かしたようなタイミングで、ヒョンから連絡が入った『漸く撮影が終わったから、片付けをして午後には帰路につけるそうしたら、そのままチャンミナの部屋に帰っても良い?』「え、でも…明日は朝からまた済州島に行かないと、ですよね?大丈夫ですか?荷物とか準備とか…」『そんなの、チャンミナの家に何でも有るだろ?俺の物だって…だから大丈夫だよそんな事より、早く会いたい』嬉しくて堪らなくて、電話を切ってすぐに急いでスーパーに向かった買い物中、ふと思い立って番組でお世話になったチェシェフにカトクを送ってみた『暑い場所で疲労した身体には、どんな料理が良いと思いますか?』すぐに返って来た答えは流石有名シェフ、という素晴らしい答えだった『トゥブジョリム、豆腐の煮物はどう?豆腐は身体を少し冷やしてくれるんだけど、煮込むから胃腸にも優しいんだ』ありがとうございます、と返事をしたら『どこかに行っていたの?お疲れ様』そう返って来た少し迷ったけれど『僕じゃなくて、ユノヒョンなんです』なんて…普段はそんな事言わないのだけれど、約一週間ぶりの恋人との再開が嬉し過ぎて、シェフに教えてしまった「別に、ヒョンの為だって言うだけなら問題無い、よね?」マスクの舌で小さく呟いて、選んだ食材をレジに通して店を出たらシェフからのカトク『俺が教えた料理を他の男に振る舞うのは、少しだけ嫉妬してしまうなあ』「ふふ、シェフは面白いですね」ユーモアに溢れたシェフの言葉にくすりと笑って、帰宅して、直ぐに料理に取り掛かった「遅い…」ユノヒョンから、僕のパネルとのツーショット写真が送られて来てからもう数時間が経った予定では、もう帰宅して良い頃…シェフから教えてもらったトゥブジョリム、つまり豆腐の炒め煮ももうとっくに完成したし、ワカメスープとチヂミも用意したSNSにはたくさんのユノヒョンの写真や動画が上がっているそれなのに僕の所には帰って来てくれない連絡もあれ以来無いから寂しくて、もう一度キッチンに立ってみるもう出来ているトゥブジョリムが入っている鍋の蓋を開けて、お玉でかき混ぜた「美味しく出来たから…ヒョンと食べたいよ」IHのスイッチを入れて、ぐつぐつと音が鳴るまで待ったそれから、iPhoneを翳して動画を撮影した『豆腐の炒め煮 豆腐は愛です♡』なんて、ハートまで…だけど、実際は真顔で文字を入力しただって、本当は凄く寂しいでも、それを見透かされて寂しいなんて思われるのは嫌だから、♡を付けてストーリーを作成したのだ連絡は無くたって、ユノヒョンは僕のインスタグラムをフォローしてくれているから気が付く筈「折角用意して待っているんだから…もう寂しいから、早く帰って来て下さい」ダイニングに突っ伏して、iPhoneのディスプレイを眺めていたらカトクの通知で小さな機械は震えた「あっ……何だ…」それはチェシェフからのメッセージで…『美味しそうだねでも、ライバルの為に作るのは少し切ないな』「ふふ、シェフは面白いですね」突っ伏したままiPhoneをタップして、『シェフは素晴らしいシェフなので、ライバルなんていませんよ尊敬しています』そう返信したすると、また直ぐに通知が来て…「え?もう?早い…あ…」シェフからのカトクを開こうとしたら、インターフォンが鳴った慌てて立ち上がって、iPhoneをテーブルに置いたまま玄関へと向かった僕が扉に手を掛けるよりも早く、合鍵で扉は開いて…「チャンミナ、ただいま」「ユノヒョン、お帰りなさい、お疲れ様でした」「あはは、良い匂いがするな」「わっちょっと、重いからやめてください」沢山の荷物とお土産らしき袋を玄関に置いたヒョンそれをぼんやり見ていたら、あっという間に僕はヒョンに抱き上げられた「サバイバル生活で鍛えられたから大丈夫だよそれに、早くチャンミナに触れたくて気が狂ってしまいそうだった」「これ以上ヒョンを疲れさせたく無いので…」「あはは、大丈夫だよリビングまで運ばせて?俺がしたいだけだから」ヒョンは勝手知ったる、で廊下を進みリビングダイニングの扉を開ける「ありがとうございます」ゆっくりとフローリングに下ろされて、見つめ合う触れるだけのキスをして、額をこつんと合わせるそれだせで幸せで仕方無いでも…「どうして遅くなったんですか?何か有りましたか?」「ああ、ちょっと事務所に寄ってただけだよマネージャーがうるさくて…」「そうなんですね、何か有ったのかと心配しました」「あと、途中でスマホの電源が切れたんだすぐにチャンミナの所へ行くからこのままで良いかなって思って…心配掛けてごめん」ユノヒョンは僕と違って大らか繊細なところも有るけれど、大胆そんなヒョンに振り回されるのも慣れているだから、理由を聞いてほっと胸を撫で下ろした「お帰りなさい、お疲れ様でした」「ありがとうチャンミナの顔を見たら、帰って来たんだなあって思うよ」「…そうですかあ、食事を用意したので、今並べますねヒョンは寛いでいてください」スマートフォンの電源が切れていた、という事は僕のストーリーも見ていないのだろうでも、それはそれでテーブルに並べるまでのお楽しみになるから良いかな、なんて思い取り分けてテーブルに運んだそうしたら…「チャンミナ、これ何?」「え?」ダイニングテーブルの椅子に座るユノヒョンその手の中には僕のiPhoneそして、ヒョンの顔は険しい「これ?iPhoneですけど…」「これ…」「え…」僕のiPhoneを渡されたどうやら通知があるから覗いてタップしたら、それはカトクだったさっき開いていなかったメッセージが表示されていたそこに書かれていたシェフからのメッセージは『尊敬じゃなくて、特別な関係になりたいんだけどね君のリーダーがいるから難しいかな…でも考えて欲しい』「え?何で…」「チャンミナは隙が有り過ぎるんだよ」「隙とか…僕はただ、ヒョンの身体に良い物を作ろうと思って、シェフに聞いただけです」せっかく帰って来てくれたのに喧嘩なんてしたくなくて、椅子に座るユノヒョンの目の前に立ってヒョンを抱き締めた「でも、あいつは危ないから…もう個人的に連絡を取るのはやめて欲しい」「…分かりましたシェフはそんなつもりじゃあ無いと思いますが…でも、ユノヒョンがそう言うならもうしません」そう答えたら、それだけで少年のように満足げに笑った僕はと言えばそれを見たら胸がぎゅっと切なくて、隣に居られる幸せを感じたその後、僕がシェフに聞いて作ったトゥブジョリムはヒョンに大好評で、「また作って欲しい」と笑顔で言われたもう怒ってはいないかな、とほっと胸を撫で下ろして後片付けをしていたら、後ろからそっと抱き締められた「…ユノヒョン?」「チャンミナ、やっぱり俺、あいつに嫉妬してるだから…今夜はちゃんと俺だけを愛しているって証明して欲しい」そっと振り向くと、悪戯っぽく笑う恋人の顔「いつも証明してるつもりなんですが…まだ足りませんか?」「いくらあったって足りないよだから、ベッドで証明して?」「じゃあ僕も足りないですユノヒョンはモテるからいつも僕は心配で…だから、ヒョンも証明してください」吸い寄せられるように口付けて、豆腐で火照りを冷ました筈の身体はまた直ぐに熱くなっていく「チャンミナはいつも、俺の居場所なんだ誰にも譲らないから覚悟しろよ?」「僕だって、誰にも譲るつもりなんて有りませんずっと、捕まえていてください」ずっとずっと、愛するひとの帰る場所が僕の隣で、僕の帰る場所が愛されるひとの隣で有れば、それだけで良い例え離れていたって、お互いが道標のように進むべき道を照らしてくれるシェフには申し訳無いけれど、シェフのお陰でユノヒョンの愛を改めて確かめる事が出来て…幸せに溺れたのだランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします ↓にほんブログ村最近のリアルホミンちゃんの雰囲気があまりにも幸せそうなので…2018年5月、Circle #welcome 後に日本でDUNIAの撮影をした後、のもしものお話でしたチャンミンのパネルをにこにこしながら触ったり一緒に撮影するユノヒョン、がとても好きなので以前のお話を加筆修正して残してみました
Fated 74
Side C何かひとつの目的に向かって突き進むと周りが見えなくなる事があるそれは、昔から言われていた事そんな自分の性格も25になったし分かっているつもりだった例えば、趣味のゲームに課金したり、好きな漫画やフィギュアを我慢出来ずに買ったりとは言え、勿論破産するような事はしないし使える範囲で使っているだから、僕は自分を分かっているし間違う事なんて無いと思っていたけれども今は正解が何なのか、が分からない「本当にそうだったら…妊娠していたら、どうする?」ソファに沈み込むようにして腰掛けて、天井を仰ぎ目を瞑って呟いた腹は何だかずっと気持ち悪いから、いつも以上に下腹部を擦ってしまう仕事中はユノヒョンやスタッフが傍に居るから気を遣わせまいと触れないようにしていただけど、今は誰も居ないから気にする事は無い「吐き気、落ち着いたけど治まらないよ」溜息は増えた僕の予想通りであれば、思った通りになって喜ばしい事である筈なのに心配するユノヒョンに『大丈夫です』と何とか笑ってひとり部屋に帰って来た本当は、今はひとりにはなりたく無いでも、今これ以上ヒョンに心配は掛けられないしひとりで考えなくてはならないと思ったから僕が妊娠すれば、きっとユノヒョンは僕と番になってくれるそうすれば、もう二度とヒョンの『運命のオメガ』を恐れる必要は無いそれはユノヒョンも僕も、ふたりともだそう思って、主治医にも黙ってピルの服用を止めた優しいヒョンで優しい恋人は、僕の項に噛み跡が残ればオメガだと知られて僕が困るからそんな事はしたくないから噛まない、と言ったそれに、番にならなくても僕しか選ばないから噛む必要は無いのだともでも、番にならなければヒョンの運命のオメガに何時までも怯えて過ごさなければならないいつ、ヒョンが僕だけの恋人では無くなるか…そう恐れながら過ごさなければならない「間違って無い、これで…幸せで居られると思った、でも…」俯いて、両手で下腹部を擦った今日は現場でヒョンと一緒に弁当を食べて、本当は食欲なんて無かったけれども心配させまいと思って無理して食べたヒョンのおかずまで『足りないからください』と言って貰った結果、最近ずっとぺたんこだった下腹部は少しだけ出ているそれでも、最近が凹み過ぎていたから漸く普通に戻ったくらい「…っは…もう僕はオメガだから普通じゃあ無いのに」どうしようも無く不安で、右手の拳を握り上げたそのまま振り下ろして腹を殴ってしまおうかと思っただけど…「…出来ないよ…」右腕はそのまま身体の横に力無くだらりと垂れ落ちただって、腹のなかにはユノヒョンと僕の赤ちゃんが居るかもしれないのだそれはヒョンを繋ぎ止める為の道具じゃあ無い確かに僕と、僕達と同じ命そんな当たり前の事を、けれども今更気が付いて怖くなったただただ、ヒョンと番になれたら一生離れずに居られるし、お互いに他のオメガやアルファを恐れる事無く居られると思っただけど、こどもが出来たのなら、どうやって産み育てる?仕事は?腹が大きくなれば?「どうして、何も考えていなかったんだろう…」ぞくり、と背筋が凍り付いた僕が妊娠を望んだインターネットで男性オメガが確かに妊娠出産する事がある、と調べたけれども、自分が望み通りにそうなったならば、その先どうするのか、どうなるのかなんて考えていなかったのだ「…堕ろすのって…いつまでなら…早ければオフの日に処置をすれば何も変わらない?」震える手で、デニムパンツのポケットからiPhoneを取り出そうとした帰って来たまま、風呂にも入らず着替える事もせずにいた厚手のデニム生地からはなかなか小さな機械が取り出せなくて、それだけで何だか苛々するしむかむかする「…っあ、取れた…」やはり、手は震える調べる事も怖いだけど、その前に…「ソユンなら…」最近は連絡を取っていなかった彼女の電話番号を探した僕が過去に好きだったアルファ女性のスジンと番になった、オメガ女性だユノヒョンと僕の関係を知っているし、そして僕は…ソユンが『わざと』スジンが自らの項を噛むように仕向けて番になった事を知っている同じオメガのソユンならば、この気持ちを何とか言葉に出来るし相談出来るのでは無いかと思った「…っはあ……」何故か胸が苦しい腹も気持ち悪いし、視界は狭まりそうそれでも何とか、震える指でソユンの電話番号をタップした「………早く…」呼出音が流れる時間は、まるで永遠のように長く感じる左耳にスマホをあてて、右手親指の爪をがりっと噛んだもっと強く、ユノヒョンが僕の項を噛んでくれれば安心出来たのに「………っあ…!」『ヨボセヨ…チャンミン?こんな時間に…もう深夜一時前なのに』「え…あ、ごめん…気が動転していて今少しだけ…話が出来ないかな」久しぶりに聞くソユンの声は、小さな機械越しでも直ぐ傍で聞くのと変わらずに儚げでそして甘く優しいこんな女性が『オメガらしい』と言われるのだろうアルファからすれば、手に入れたくて守りたくて堪らなくなるような僕には関係の無い話だけど『何だか様子がおかしいのね良いわよ……スジン、先に寝ていてチャンミンから相談みたい』その言葉と共に衣擦れのような音がした日付が変わっていた事すら気付いていなかったけれど、そんな時間だからもうソユンとベッドに入っていたのかもしれない『で、どうしたの?』「…あの…その、僕…妊娠した、かもしれない」『…え……嘘、本当に?』ソユンの声は愛らしいけれども、彼女も僕には興味が無いからだろうか、足音が聞こえてスジンから離れていく様子が分かると共に、声は甘さを失っていく『妊娠って…ちょっと待って、チャンミンオメガだってピルを毎日きちんと服用していれば、例え避妊しなくとも避けられるし大丈夫よ』「毎日…服用して無かったんだ」『忘れたって事?それも…たまに、なら直ぐにピルの効果は切れないから大丈夫よ』「……」六週間以上、ピルを服用していないだけど、喉の奥が詰まったようになって言葉が出ない『チャンミン?ねえ、大丈夫?妊娠なんて望んでいないでしょう?だって、芸能界で働くオメガなんて…』「僕は……多分、妊娠しているし、そうじゃなくても可能性が高いと思う」『どうして?彼とふたりでそれを望んだの?それなら、どうしてそんなに声が震えているの?』畳み掛けるように言われて、くらくらした僕は、ただ同じオメガであるソユンに相談してどうすれば良いかを聞きたかっただけそれなのに、彼女は声を荒らげる『もしも本当にそうなら?ちゃんと産むの?』「そんなの…先のスケジュールだって決まっているのに…だって、お腹も膨れるし隠せない、よね?」『妊婦を見た事が無い?』そんなの、有るに決まっているけれども、まるで馬鹿にしたように言う…違う、馬鹿なのは僕だスケジュールはもう一年先まででも決まっているものがあるこどもが腹のなかに居れば、何ヶ月も掛けて自分の腹のなかで育てるはち切れそうな程にそれは膨らむし、妊婦は無理も出来ないと聞く生まれたところで公表なんて出来ないし、仕事は…どれくらいの期間か分からないけれど出来ないだろうし、何よりもユノヒョンと番になる、どころか事務所に完全に僕の二次性が知られる事になる「男性オメガでも、少ないけれど妊娠出産の例は有るわ……ねえ、ひとつだけ教えて妊娠を望んだの?」『……望んだ、でも…』言葉にしたら、何だかとても重たいずっとそう思ってきたのに「でも?隠せないか、だとか…勝手過ぎるわ私とスジンは番になっても…女同士だからこどもを授かる事は叶わないのに」『あ…』その時に初めて、彼女の声が段々荒々しくなる理由に触れた気がした『望んだのにいざそうなれば困る?私だって愛するひとの…スジンの赤ちゃんが欲しいのに』「…ごめん……」『兎に角、妊娠しているかもしれないのなら病院に行って男性オメガの場合、女性よりも流れやすいし…お腹のなかで育てて出産する事も大変だと聞くから』「…流れやすい、って…」『自然に…育たずにお腹のなかで亡くなったり、言葉のままよ流れて居なくなる私はスジンを選んだから妊娠も出産も出来ない望んでいない様子のあなたにこれ以上冷静に話も出来ないだから、おやすみなさい』「…っあ……切れた…」話をしていられたら、少し冷静で居られるもう少しだけでもオメガの妊娠について聞きたかったけれども、通話は切られてしまったし、もう一度同じ番号をタップする勇気は無かった「流れる?育たない?それって堕ろさなくてもそうなるって事…?」右手でほんの少し膨らんだ腹を撫ぜたもしもそうならば、この苦しみからも逃れられるのだろうか苦しみも全て自分で撒いた種なのにそして、その苦しみはユノヒョンと僕が愛し合って合わさった証なのに…「…っやだ……」自分の身体にもうひとり誰か、が居るなんて考えられない男なのに僕が妊娠して出産する事が出来る、なんてまるで冗談のようだだけど、僕の知る女性同士の番がどれだけ望んでも叶えられないこどもが、今僕のなかに存在するかもしれないそう思うと、中絶だなんて事は考えられなくなった「どうして僕…」相談すれば良かったもっとはっきりと番になりたいと言えば良かったこどもがどうにかなってしまう事も怖いし…『もしも本当にそうなったら困るじゃ無いですか』そう、仕事中にユノヒョンに妊娠の可能性について笑って話したら彼は曖昧に微笑んでいた嘘でも『そうなれば嬉しいよ』と言って欲しかっただけど、ヒョンは否定をしなかった「……返事しろよ…なんて、出来る訳無いよね…」右手でひたすら擦っても、こどもの感触なんて分からない病院は…明後日なら向かう時間があるそれまで後少し、自分を騙しながら仕事をしてユノヒョンと相対して…「…はあ……っ、はあ…」先の事を考えていると、頭がぼうっとして苦しくなった息も苦しくて、腹の奥から何かがせり上がってくる昨日も何度もあった、この気持ち悪さに慣れてきた自分が居る「あ…トイレでも行かな……っう……っは、はあ…っ…」ソファから立ち上がって直ぐ、フローリングの上を歩いていたけれど、呼吸が苦しくなって腹の奥から『何か』がせり上がり、立っていられずにしゃがみ込みながら嘔吐した「…っふ……は……はあ…」息は情けない程に荒くて、涙も零れる口のなかが気持ち悪い最近殆ど食べていなかったのに、今日は無理をして弁当を食べたから「汚れた…最悪……っう……、は…っ…」フローリングを汚した、まだ形も綺麗に残ったままで消化されていないものを見ていたら、また心臓は痛いくらいに速く鼓動を打って、脚も手も震える目はちかちかして腹はずっと気持ち悪くて…「怖い…駄目……」左手に持ったままだったiPhoneを、笑えるくらい震える手で操作して、空で言える番号をタップした「お願い…ヒョン……ひとりにしないで…っ…」規則正しく鳴る呼出音が耳の奥で響いて恐ろしいこのままひとりきりになってしまうのでは無いかと思う程今は深夜、ユノヒョンだって疲れているから眠っていても当たり前だそれなのに僕は自分勝手に彼を呼び出そうとしている「…あ…」ぷつ、と音がして、一瞬ユノヒョンが僕の着信を拒否したのかと思ったしゃがみ込んでいるのに脚はがくがくと震えて、歯もがちがちと音を立てる寒い訳じゃあ無いのにもう、駄目だ、本気でそう思った時…『チャンミナ、とうした?起きていたの?』「…っ、ユノヒョン、僕……っん…」安心して話すと、またこみ上げてくるもの涙で前は見えない自分が何処までも堕ちていくよう感覚アルファで誰もが羨むようなユノヒョンと、男なのに妊娠出産が出来るようになったオメガの僕は大違い「僕…やっぱり妊娠…病院に行きたい…」『……チャンミナ……』その後、何か言葉が聞こえた気がしただけど、耳の奥がキーン、として何も聞こえない目の奥はくらくらして、ぐっと目を瞑り力を入れないと倒れてしまいそう『じゃあ…』「…っ、ユノヒョン…!」一瞬、声が聞き取れて慌てて呼び掛けたけれど、通話は切られてしまったじゃあ、もうヒョンは関係無いのだろうかそれとも、僕ひとりで解決しろという事なのだろうか妊娠しているならばヒョンのこどもなのに「……何やってるんだろう……」冷たいフローリング座っている事も限界で、横に倒れるようにして伏せたそれでも、僕の右手は自然に腹に当てられていて…まるで、こどもを守っているようだと思ったその存在があるかも知れない事が怖いと思ったそれなのに、居なくならないで欲しい心も身体もちぐはぐで、痛くて堪らない「…っ、ユノヒョン…っ…」泣く事しか出来ない自分が情けないだけど、それでも腹から手を離す事は出来ないiPhoneもフローリングに置いて、両手で腹を擦る気持ち悪くて少し痛い手が腹にあるから涙は拭えないけれど、それよりも『こっち』を守れたら良い堕ろさないと、と思うのに…僕の本音は一体何処にあるのだろうランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします 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- 23Feb
未必の恋 2
確かに、VIPのなかには僕達ホテルマン…と言うか、主にホテルで働く女性に対して不埒な事を考える人間も存在する僕が勤務する高級ホテルではそんな事は行われていないけれど、噂はこれまで何度も聞いた事があるし、それは往々にして利害関係が一致してのものも多いのだとも思うつまりは、顧客獲得の為、より名の知れたVIPの常宿となりホテルの格を上げる為に客室係だったりが性的に接待をするという事接待と言うか、VIP達が求めるのに応じているらしいけれど、僕からすればどちらも同じ事だなかには表面化しないだけで、女性側が無体を強いられている犯罪紛いの事もあるらしいけれど、このホテルでは上がそのような事は良しとしていないから正攻法でしか顧客は獲得していないそれが僕達のプライドだからそれなのに…「先輩…じゃ無くて、総支配人、一体どうなっているんですか?」我がホテルにやって来た、僕が以前から憧れている服飾デザイナーのチョンユンホ急遽宿泊する事になり、客室係トップで副支配人の僕が彼を担当する事に決まった彼の創り出す世界観が好きで、服が好きで、たまにしか買う事は出来ないけれどブランドの大ファンデザイナーのチョンユンホ自身がブランドの顔になるくらいビジュアルも良いし身長もあってスタイルも良くて…男として憧れる存在VIPの対応には慣れているけれど、ミラノを拠点とする彼がやって来るだなんて夢にも見ていなかったから仕事とは言えまるでご褒美のようで心踊ったそれなのに、チョンユンホは…ホテルにやって来て直ぐ、玄関の外で、総支配人であるチェ先輩やドアマン、複数のスタッフ達が居る前で僕を抱き寄せてキスしたのだ思い出すだけで震えるだって、海外から来たVIPだって、挨拶で唇にキスなんてしないから「どうなっているも何も…美人が良いと言われて、うちには美人は居るけれど男だと伝えた」「…それは本人に、ですか?彼は宿泊中の客室担当が男だとは知らなかったというような事を言っていましたよね?」「予約を入れたスタッフに伝えたそれと…」「それと?」ホテルに到着して僕にキスをした張本人…いや、世界的に有名なデザイナーであるVIP客はキスをして固まる僕に笑って、『電話が掛かってきたから待っていて』なんて言って、少し離れたところでスマホを耳にあてて話をしているそれだけでも絵になる彼は、実物の方が写真や動画よりも格好良くて…いや、そんな事は今は関係無いのだ「それと、何なんですか?」小声で、けれどもしっかりと総支配人に詰め寄ったすると、困ったように視線を逸らした「チョンユンホは手癖が悪い…その、美人には目が無いとあ、だけど男には興味が無いと言っていたんだだからまあ、揶揄われただけだろう」「…揶揄った、でキスをされた僕の身になってくださいよ…」忘れてしまいたいだけど、あまりに衝撃的で忘れられないしかも、もしかしたら僕の勘違いかもしれないけれど…『続きは後で』だとか言っていた気がする「チャンミン、いや、シム…」「…はい」「いつも通り、彼が宿泊中はチャンミンに一切の事を任せる他の客、客室に付く必要は無いからチョン様に満足して頂けるように努力して欲しい」「……もし手を出されたら?」「そこは、上手くあしらえば良いまあ、男には興味は無いと言っていたし、お互い大人だろ?兎に角機嫌を損ねるような事だけはするな、分かったな?」「……」総支配人であり大学の先輩であるチェ先輩は、ホテル内でスタッフが性的な接待をする事を良しとしていないそして、僕が知る限りはそのような事は無いだけど…「自己責任だという事ですか?」「まあ、そんな事は有る訳が無いよでも、お互いに同意の上なら、他人が口出しする事じゃあ無い」「同意なんて有り得ないので」少し苛々してぴしゃり、と返したら肩を抱かれて「まあまあ」と宥められた突然抱き寄せてキスをしてきたチョンユンホにも驚かされたし苛々したけれど、今はこの先輩の方が嫌だ「僕は普段通り接客をして饗すのみです」「ああ、期待しているよそれと、チョン様への客室の説明が落ち着いたら俺のところにおいで約束のステーキとラーメンを用意させるから」「奢りですか?」「勿論」「では、シャトーブリアンで…嘘です、サーロインで厚切りで」幾らVIPを日々相手に接客していても、僕はただの庶民強気で言ってみたものの、そんなものは自分には合わない、と手頃なステーキ肉を選んだ「両方準備しておくよそれから、チャンミンの好きなパスタも」肩から移動した大きな掌が背中に置かれて、優しく擦られたまるで幼いこどもが宥められているようで…そうしたら、キスひとつで騒いでいる自分が恥ずかしくなった「…分かりました」はあ、と溜息を吐いたのは、そんな恥ずかしさを隠す為腰に手をあてて俯いていたら、視線を感じてばっと顔を上げた数メートル先からこちらを見ていたのは、いつの間にか通話を終えたチョンユンホで…「俺の担当なのに、総支配人の機嫌取り?」「…え…」『は?』と言わなかった事を褒めて欲しいけれども、本当は何も言わずに笑っていれば良いものの、反応してしまって慌てて表情を引き締めた「身体が冷えたのでは無いですか?なかへどうぞチェックインの準備は出来ております」副支配人の顔で、隙なんて見せないように微笑む左手でホテルエントランスに促すように腕を伸ばしたら、憧れのVIP客は僕の前に立ったチェ先輩はすっと僕の横から離れてにこにこと微笑んでいるちらりと見ても、もう視線を合わせようとしないチョンユンホはと言うと、目の前の僕では無くてチェ先輩を見ている「チョン様シムは機嫌取りだなんて器用な事は出来ない男なのですですが、チョン様を全力で饗すつもりで…」「そうか、なら期待する事にするよチャンミン、早く部屋を案内してくれ」「…っ…はい!かしこまりました」また抱き寄せられるのかと身構えたけれども、彼はもう触れて来ないあのキスは冗談だとか、僕を試していたのだろうかつまりは、僕が失礼な態度でも取ろうものなら文句を言う、だとか…もしくは、男でも、なんて一瞬血迷ったけれど我に返っただとか…兎に角、必要以上に触れて来ないなら問題は無いし、これから信頼関係を築いていけば良い事「今日から宜しく一ヶ月宿泊する事になっているんだ拠点をミラノに置いて長いんだけど、故郷であるこの国にも店をオープンする事になって…」「そうなのですか?知らなかったです!…あ、申し訳ございません、大きな声を…」「あはは、そんなに食いついてくれるとは嬉しいけど…俺のブランドに興味が無いなら無いで、素直に言ってくれた方が嬉しいな」ふたりきりのエレベーター、最上階に向かいながら話をしたチェックイン時に既に荷物は部屋に運んであるから、後はもうチョンユンホと僕、ふたりきり室内を説明したら、一旦僕の仕事は終わり後は呼び出されたら対応すれば良いけれども、そうなると寂しい、と言うか、やはり憧れのひとだから知りたくて…「あの、実は…」「ん?何?」「僕、チョン様のブランド『JYH』が一番好きなんですとは言っても、庶民の僕には高いので滅多に買えなくて…自分へのご褒美として時折購入していますなので、チョン様が当ホテルに宿泊されると聞いて本当に嬉しかったんです」エレベーター庫内のパネルの前に立って、少し振り返り語ったチョンユンホはVIPとは言え驕る様子は無いから、多少親しみを持って対応した方が良いと思ったからだとは言え、本当に憧れのひとだから話し出すと止まらなくて…「……あ、申し訳ございません興奮して…到着しました、どうぞ」エレベーターの扉を押さえながら促した恥ずかしくて視線は少し逸らして俯いたそれなのに、チョンユンホは僕の顔を覗き込んで降りる様子は無い「あの、降りて頂けますか?」「うん、でもチャンミンが可愛くて美人だと思ったけど、可愛いそんなに俺の服が好き?」「…はい、それはもう…!」語り出したら夜通しでも掛かるくらい好きだ特別、服やファッションが好きな訳では無いだけど、彼のブランドのショーはまるで映画のようだったり、絵画を見ているような気分にもなる彼の創り出す世界観に惚れてしまっていて、だからその一部になりたいような、そんな気持ちにさせられる「物凄く、本当に好きなんです…!」「そう、嬉しいな…でも…」「え……っん、…っ…」肩を抱かれて、びくっと震えたら次の瞬間に二度目のキス彼は男に興味なんて無い筈なのに勿論、僕もそれなのに、舌が入ってきて、逃げる僕の舌を絡め取り包まれて…「ふ……っぁ……っんぅ…」あっという間に腰は抜けて、もう扉を押さえている事も出来ず大切なVIP客のニットを掴んでずるずるとしゃがみこんでしまった「…キスだけで?見た目よりも初心なんだなそれか、余程感度が良いのか…」「…っ……」やばい、と思った男となんて有り得ないのに、同意も無くキスをされて、それだけで中心が反応してしまっただって…「凄く可愛い、タイプだこんなに綺麗で可愛いファンが居るなんて嬉しいよ」こんなのセクハラなのに無理矢理の筈なのににこり、と優しく微笑む僕の憧れのひとを見たら胸が高鳴るだなんておかしい「立てる?」「あ…っ、その…っ」手を差し出されたけれど、力が抜けたまましかも、もう少し待たないと、立ち上がったら反応した事が知られてしまいそう震える手はニットを掴んだままで、そこに力を入れる事で何とか自分を保っていた「ほら、掴まって」「…」とは言えこのままエレベーターのなかで、なんて訳にはいかない僕はもう、開閉ボタンを押していなくて、扉と廊下の間にはチョンユンホが…チョンさんが立って扉が閉まらないようにしてくれているこれじゃあ、副支配人、どころか新人の客室係以下だ差し伸べられた手を取るなんて事も失礼だから、掴んだものに力を込めてぐっと立ち上がったのだけど…「…っえ…」「……え?……っ!申し訳ございません!」自分が何を掴んでいるのか、すら分かっていなかったいや、分かっているのに混乱して分からなくなっていたのだそう、僕が掴んでいたのはチョンさんが、このホテルに今日から泊まる世界的デザイナーのVIP客が着用している…物凄く高そうなニット「チャンミン、面白いなあとりあえず部屋に入って話そうかこれ、今のところ世界に一着だけなんだ」「………」チョンさんはくすくすと笑っているけれど、彼のニットの裾は伸びて裂けてしまっているコレクションライン、オートクチュールなのだろう繊細そうな作りで、だからこそ衝撃には強く無いニットなのかもしれないそして、きっと、目玉が飛び出るくらい高い、筈「部屋は…ああ、一部屋だけだから目の前にあった他の部屋が無いから、大きな音を出しても問題無いかな?いや、ここは高級だし防音もしっかりしてそうだ…な?チャンミン」脚が震えるカードキーを翳して扉を開けて、無言でVIP客を部屋に通した生贄、いや、犯罪者になってしまった気分で部屋のなかに入ったら、背後でオートロックが掛かる音が聞こえた「…っ…」聞き慣れた電子音それをこんなにも恐ろしいと思ったのは初めてだ「ああ、見晴らしが良くて気持ち良いな折角だからカーテンは開けたままが良い」「…チョン様、申し訳ございません」窓の外を眺める彼の声は穏やかだそれが怖くて、少し距離を開けて後ろから頭を下げて謝罪した弁償?それとももうこれは…解雇かもしれないそんな事で贖えない程の事を僕はしてしまったのかもしれない涙が零れそうになるのを必死で堪えながら頭を下げていたら、こちらに気配が近付いてきた「チャンミン、反省しているの?俺の大切なニットを破いた事を」「…勿論です…」「そう、じゃあ…誠意を見せてくれれば良いよ」誠意、とはつまり、やはり弁償か解雇だろうけれども、世界的デザイナーの大切な商品を駄目にしたのなら、それくらいは当たり前の事「……金額…それとも即時解雇…僕に払える金額では無いかと思いますが、出来る限り…」「金?解雇?何を言っているんだ?」「え…」ぽん、と肩に両手が置かれて顔を上げさせられた殆ど身長の変わらないチョンさんは僕をじっと見て、それから優しく涙を拭ってくれた「チャンミンの事がタイプだと言っただろう?」「……」「相性を試してみたいもしも俺が気に入ったら…楽しませてくれるなら、それで良い」「え……あっ……や、っ」相性、なんて急に言われて頭が働かずにぼうっとしていたら、不意打ちのように中心をするりと撫ぜられた「あれ、さっきはキスで反応していたのにニットを破いてしまったから?威勢が良いのに繊細だなんて益々好みだ」まさか、それすらばれていただなんて思わなかったそして、楽しませると言うのは…『そういう事』なのだと漸く思い至った「ベッドに行こうか」優しく微笑んで僕の腰を抱く男拒否権なんて有る筈も無かった大きな窓からは冬の青空が綺麗に見えているそれなのに、僕の心は真っ暗闇だ男と、なんて経験は無い女性とだってここ数年ご無沙汰それに、ニットを破いた代償に世界的デザイナーを楽しませて満足させるだなんて…「無理…」「え?最初からそんな事を言う子は嫌いだよ」「…っ、違っ……」「うん、じゃあ頑張ろうか」ラーメンとステーキが待っていた筈なのに憧れのデザイナーを接客出来る夢のような日になる筈だったのに自分が悪いだけど、自分に絶望したそんな僕とは裏腹に、チョンユンホはどこまでも優しく微笑んでいたランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします 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咎送り 20
馬車の籠のなかにはチャンミンとふたりきりだから、彼の領地へと向かう道中は隣り合って肩が触れ合う距離に居た窓は有るけれど、ずっと閉じていたその方がふたりきりで誰の目も気にせずにいられるから「ユンホは何だか緊張しているように見えるけど…」「初めての土地に行くのだから当たり前だ」「うん、そうだね僕も最初はそうだったなだけど、それよりも使命感の方が大きいし、覚悟もしていたから…到着してみて、美しい土地だったから驚いたのが懐かしい」チャンミンの、俺よりも小さな手を握った籠のなかはなかなかに暑くて、正装のジャケットは脱いではいるけれど汗ばんでくる誰も見ていないからシャツの首元を緩めて、空いている左手で扇いだ「チャンミンも首元を緩めたら?少し頬が赤いし…逆上せそうだ」「…僕はこのままで…っおい、ちょっと!」涼しげな顔はしているけれど、襟足は濡れていて汗ばんでいる繋いだ手を離して、チャンミンのシャツの第一ボタンを外した「俺の手も汗ばんでいるから少し滑るなこの方が楽だろ?それとも見られるのが嫌なのか?俺の父に抱かれている事はチャンミンの父も知っているのだろう?それに、どちらにしろ今はふたりきりなのに」意地の悪い事を言ってしまったと思う本当はいつだって優しく接したい本音なんて隠す事が当たり前だし、『優しくて少し羽目を外しがちな時期領主』そんな顔でいるのが得意だった筈それなのに、チャンミンに対してはたまにそれが出来なくなるそれはきっと不安だから何が?俺の居場所では無い、チャンミンの父が領主として治めてチャンミンの居場所がある領地に向かっているから許嫁の女と再会する事で、やはり彼女が良いと…そんな風にチャンミンが思ったり、我が領地にはもう戻りたく無いと思うかもしれないから「……」『ごめん』そう謝ろうと思ったこんなのはまるで八つ当たりだからだけどそのひと言が簡単に言葉にならない何度も何度も胸のなかで唱えて、漸く音にしようと思ったぐっと、腿の上に置いた拳を握ったやはり汗ばんでいて何だか気持ち悪い抱き合っている時でも、例え今でも、チャンミンの汗ならば不快になんて思わないのにこの汗は己の汚い気持ちが現れたように感じるからなのかもしれない「チャンミ…」「…僕は……僕は、嫌じゃ無い」「え…」俯いて呼び掛けた名前は、けれどもチャンミンの声に遮られた顔を上げたら、彼は俺の付けた痕を緩めたシャツの首元から覗かせてじっとこちらを見ている「痕を付けられるのは、ユンホのものだと思えるから嫌じゃ無いだけど…僕は時期領主で領地と民を統べなければならないのに、それなのにユンホのもので居たいと…そう思う自分が怖いんだ」『怖い』なんて言いながら、彼の右手はシャツの首元からするりとなかへ入って、首筋と、それから鎖骨をそうっとなぞった愛おしいものに触れるように指先を滑らせて、見えないながらも俺が明け方まで何度も吸って、噛んで付けた痕を確かめているように見える「嫌じゃ無いなら…その痕を見ても俺の父が付けたものだと思われるだろうし、晒しても問題無いんじゃあないか?そうすれば許嫁にも見せ付ける事が出来る」「あ…汗をかいているから」「触れないで欲しいの?チャンミンの汗なら綺麗だよ」「ん…っ、…あ、…」赤紫に鬱血した鎖骨に吸い付いた隆起した骨を甘噛みすると、チャンミンはびく、と震えて俺の肩を掴むふうふう、と息を荒くしてから、唇を離した俺を潤んだ瞳で見つめて口を開いた「父や母が見て…これが、ユンホの父が付けたのだと勘違いされるのは嫌なんだ」「どうして?」「だって、僕が今身体を許しているのはユンホだけだからだから…勘違いされるなら隠しておきたいそうすれば、僕達だけ真実を知っていられるから」チャンミンの言う事が分からない訳では無いだけど、結局は隠したいと思っているように聞こえてしまう勿論、俺達の関係は本来公にするものでは無いし、もしも知られた事で恋仲であると気付かれたら…それは即ち禁忌を犯していると知られる事だから隠すべき事でも、誰かに知って欲しい誰かに認めて欲しいそう思うのは、自信が無いからなのだろうかそして、チャンミンはそうは思わないのだろうか「ならば…許嫁には本当の事を話してみないか?」「え…」「男に抱かれて、彼女の事なんてどうだって良いと分からせてやれば良いそうすれば返事をするのにも困る手紙も来なくなるだろう?」「ユンホ…そんなの出来る訳が無いって分かっているよね?」眉を顰めて、俺を非難するような顔分かっているだけど不安なだけだけれどもそんな事口には出来なくて、汗で少し張り付いてきた前髪を右手でかき上げるようにしてチャンミンの視線を遮った「ユンホは僕の事を自分のものにしたいって思ってくれる?」「…好きだから」「…そっか…僕も同じだよ、だから…」「…っ…」チャンミンの手が伸びて、俺のシャツの首元を引っ張った逸らした顔もチャンミンと向き合う形になったけれど、目は合わなかっただって、チャンミンは俺の首筋に顔を埋めて…「…しょっぱい」「汗、気持ち悪く無いのか?」鎖骨の上辺りに吸い付かれた多分、俺がチャンミンに付けた位置と同じような箇所一度唇を離したチャンミンは、けれどももう一度、今度は舌でぺろりと鎖骨を舐めた「気持ち悪かったらこんな事出来ないでも、これ以上したら欲しくなるから…止めておく…っん、…っ」「……声を出させて警護の者達に気付かせたいくらいだ」今度こそ唇を、顔を離したチャンミンの頬に手を添えて唇を重ねたら、少ししょっぱかったチャンミンは積極的に舌を絡めてからゆっくりと唇を離して蠱惑的に微笑む「声は出さない、ふたりの秘密だから」自らの領地に向かうチャンミンは、何だかいつもよりも凛々しく見える俺はまだ不安なのに「…俺を愛している?」「勿論、ユンホしか見えないよ多分、ひとりで帰る事になったならこんなに落ち着いてはいられなかった」「どうして?」また手を繋いで問い掛けたら、チャンミンは指を絡ませて答えた「故郷に折角帰れるのに、それよりもユンホに会いたくて仕方無くなってしまうだろうから」我が領地に居る時はいつも、人質としてチャンミンは滞在しているから好きに出来る、という気持ちがあったチャンミンは逃げる事も無いし、あの土地に既に馴染んでいる俺とずっと一緒で離れたく無いのだと切なげにいつも言うだけど、チャンミンの領地が近付くと今度は彼の方が余裕があるように見えるそれは、彼の領域に近付いているからで、お互いにそんなものなのかもしれないそう思うと、少しばかり安心出来た「…ここが…思っていたよりは栄えているんだな」昼前に我が領地を出て、隣領地に到着したのは夕方だった馬車から降りると風が少し涼しくて、聞いたらこちらの方が気温は少し低いらしい「もっと貧困に喘いでいる土地を想像していた?ユンホの領地と比べたら…比べ物にはならないけれど、食糧は民に行き渡っているし…そうだな、技術が追い付いていないのと、何より土地が痩せていて作物が育ち難いそれが問題なのかもしれない」馬車はチャンミンの生家、つまりこの領地の領主の屋敷の前に到着した民はチャンミンを見て喜ぶ表情を見せて、そして俺を見て不思議そうな顔をしている正装で来て、チャンミンと俺はお互いに同じ程度に着飾っているだから、この男は誰だろうと思っているのかもしれない「荷物は屋敷に運んで良いんだよな?」「うん」我が屋敷と比べると半分、とは言わないけれど、見た限りはそれに近いくらいの大きさだ遠くに見える庶民の家と比べたら勿論華やかだけれど、我が領地の貴族の屋敷と変わらないくらい地続きになっている領地だけれど、ここは俺の力なんて及ばない場所そう思うと少し恐ろしくなったチャンミンはそんな俺の気持ちなんて知る由も無いのだろう屋敷の入口から奥の建物に向かって歩き出している辺りをきょろきょろと眺める丸い頭風で柔らかな髪の毛はふわふわと舞っていて、その下で優しく弧を描く瞳と、そして…笑みを浮かべているからだろう、膨らむ頬が見える「チャンミン!置いていくなよ」呼び掛けたらくるりと振り返り、微笑む俺と一緒に居たいと言った癖に生き生きとした顔でいるそんな彼が少し憎いと思った「ユンホ、早く!」「…なのに可愛いと思うなんて」多少憎いと思ったところで嫌いになる訳も無いし、こんな風に俺の気持ちを揺さぶるのは生まれてこの方チャンミンだけ気持ちが揺さぶられるのは好きだからだと分かっている「早く父様と母様に会いたいきっと心配しているだろうから…」俺が追い付くのを待って、チャンミンはまた歩き出す我が領地には見慣れない木が生えているから、ふと眺めていたら「この木は栄養分が少なくても育つんだ」と教えてくれた「へえ…」「それに、春には甘い果実も成るもう今年は終わってしまったけど…少ない養分を思い切り吸収するから、凄く甘いんだきっとユンホは好きだと思う」「食べてみたいな」嬉しそうに教えてくれるチャンミンくるくると変わる表情が愛おしい「僕もユンホに食べて欲しい次の春に実が成ったら遣いの者に運んで来てもらえないかな…」「春…チャンミンは春には此処に…本当に戻る予定だと言われていなかった?」「……春なんてまだ先だし、先の事は分からないから」チャンミンの手が一瞬、俺のジャケットの袖に伸びたもう、シャツの首元はお互いにきっちり閉じているから、付けあった痕は見えないここは少し涼しいから、ジャケットを着ていても汗が流れる事は無い「故郷に帰って来ても、俺と離れるのは嫌だって思ってくれている?」「当たり前だろ、それにさっき言った通り…ユンホと一緒だから、不安も無く帰って来れたんだ、本当だよ」俺達の後ろ、少し離れたところには警護の者達が居る付かず離れずで俺を見守ってくれているけれど、会話は聞こえない距離だ「じゃあ、好きだって言って?」「…此処で?」「ああ、今なら誰も聞いていないから」屋敷の玄関まで後少しどうやらまだ俺達が到着した事には気付いていないのだろうなけれども、屋敷の前には警護らしき男が居るから、なかに伝達しているのかもしれない「…好きだ、ユンホだけ…ユンホは?」「チャンミンの事が好きで無ければ、幾ら勉強だと言われても見ず知らずの場所になんて来ないよ」「…うん、ありがとう早く一緒に帰りたい」チャンミンにとって帰る場所が我が領地であるそう聞こえたようで、胸が切なくなった抱き締めたくて堪らない早くふたりに…夜になって欲しいそう思ってチャンミンを見つめたら、彼も俺を上目遣いでじっと見たきっと今、俺達は同じ想いを抱いていて、それが伝わってきた事が幸せだと思ったなのだけど…「…あ……」「何?……」チャンミンが前を見て、何かに気付いた様子その視線を追い掛けるように前を見たら、屋敷の玄関からひとりの女が出て来て…こちらを見て駆け寄ってくるチャンミンには妹がひとり居るもしかしたら彼女がそうなのだろうか、と思いながらも内心もうひとつの可能性も湧き上がってきた「チャンミン様!お会いしたかったです…」「……っあ……久しぶり…人前だから…」「…あ、申し訳ございません、嬉しくてつい…」ふわりとした簡素なドレスで走って来て、チャンミンに抱き着いた小柄な女呼び方と、そして何よりもチャンミンを見る目で分かった彼女がチャンミンの許嫁なのだと何度も何度も手紙を寄越して『早くお会いしたい』『心配です』と語り掛けていた女なのだと「チャンミン、彼女が許嫁?」「え、ああ…」心のなかは一気に冷えたけれども、感情なんて無くす事は慣れているから、笑顔を作ってチャンミンの右肩を左手で掴んだ女はチャンミンの言葉で直ぐに離れて、そして俺をじっと見ている「初めまして、隣領地の領主の息子、ユンホですチャンミンの未来の奥方にお会い出来て光栄だ」「え……っあ……」頭を下げてやって、それから白い手を取って、そのまま手の甲に口付けた「ユンホ…!」「挨拶だ、礼儀だからな」直ぐに唇を離して許嫁に微笑んだら、女は頬を赤くしたチャンミンはこの女に興味は無いと言うけれども、この女はチャンミンに好意を持っている様子それだけでも面白く無いそれならば、いっそ…「俺とも仲良くして頂けると嬉しい」「…はい…」微笑むだけで俺を見つめる女こんな女にチャンミンを渡せる訳が無いランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします 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- 22Feb
コンデンスミルク 前編
友達作りは上手い方じゃ無い愛想が良い方でも無い慣れた場所が良いし、新しい環境に順応する事は苦手便利なものが好きだし、便利な環境で育って来たからそれらが無くなる事も考えられなかった物凄く恵まれている、とかひとより裕福、なんて事は無いだけど、それなりに便利な都会で不自由する事無く生活していた高校には気の合う友達も数人は居るし、来年は大学受験で…地方に行く気は無いから近場で自分の学力に合うところを探そう、と思っていた高校二年生の終わり「何でこんな事に…」大きな神社の門の前で溜息を吐いた神様が居るから、だとか神聖な場所だから粗相の無いように、なんて父さんには言われたけれど、神社なんて初詣でしか訪れた事が無いそもそも、何故都会育ちの僕が田舎の神社の前に居るかと言うと、話は一ヶ月前に遡る『え、リストラって事?嘘でしょ…』『ぎりぎりまで黙っていて悪かった、チャンミンリストラと言うか、早期自主退職と言うか…会社の経営がぎりぎりなんだ残る事も出来たけれど、それじゃあこの先家族を養っていけない』三学期が始まって直ぐのある日の事夕食時に父親が語り出したのは、予想だにしていない事だった裕福では無いけど、普通の、都会暮らしの家族まだまだ景気は上向きでは無い、とか聞くけれど高校生の僕には何も関係の無いの事だと思っていた『父さんの仕事は?次はどうするとか…大丈夫なの?』『チャンミン、安心して次のあてもちゃんと有るから…ね?お父さん』両親は大丈夫だと笑っていたし、これまでは忙しかった父も次の会社ではもう少し時間に余裕も出来るから、と話してくれた僕の生活は何も変わらないのだと思っていたのに、生活は一変して、この都会とは程遠い自然豊かな街へと移り住む事になったのだつまりは、父親の新しい仕事場はこの街にあるという事ついでにと言っては何だけど、この土地には僕も会った事なんて無いような遠い親戚も居るらしく…就職に関してもその家が便宜を図ってくれたらしいそんな訳で引越しをして一週間バレンタインデーの前日に学校を止めてバレンタインデーに引越し、そして友人もほぼ居ないなかで誕生日を迎えた十七歳の僕は、『便宜を図ってくれた遠い親戚』の手伝いに駆り出される事になったのだ「祭りって何なんだろう…準備って…文化祭の準備みたいな感じ?まあきっと雑用係なんだろうな」大きな鳥居を前にして、頭を下げてゆっくりとくぐった神様、なんて本当のところ信じていないけれど、大事な事を無視するような考えは無い「失礼します…」この街で一番大きな神社とは言え観光地でも無いし、何も無い休日は静かなもので、参道を歩いていてもしん、と静まり返っている「…写真、撮っても良いのかな」樹齢百年、なんてゆうに超えていそうな大木が並んでいて、足元は石畳奥には本殿も見えていて、何だかまるで異世界に迷い込んだようだ「誰も居なくてちょっと怖いけど…でも綺麗」神社仏閣、には興味は無かったけれど、ちょっとした旅行にでも来たようでどきどきしてきたスマホを撮り出して、空に聳え立つような木々と、青い冬の空それから僕が歩いて来た鳥居とその向こうの道路を写してみた「…結構センス有るかも後でSNSに投稿しようかな」なんて自画自賛していたら…「シムチャンミン」「え……あれ、ええと、チョン…」「ええとって、まだ名前も覚えてくれて無いの?あんなに毎日話し掛けてるのに」「いや、その…びっくりしてその格好…チョンも手伝いに駆り出されたとか?」後ろ、つまり本殿の方から僕に声を掛けて来たのは今週クラスメイトになったばかりの同級生だった学級委員で、どうやらクラスの中心的人物勉強も出来るしスポーツも出来るし、そして何より顔が良い転校して来たばかりの僕でも、女子の視線は彼に集まっている事が分かる「気配無く近付いて来たからびっくりしたし」「シムが集中していて気付かなかっただけじゃないか?後、手伝いに駆り出されたんじゃあ無くて、ここは俺の家だから」「え…だからそんな格好なの?」まさか、こんな大きな神社がチョンの家だなんて思ってもみなかった田舎とは言え、彼はどうやらエリートらしい白衣に浅葱色の袴を着たチョンは、普段のブレザー姿とは全く違っていて…黒い真っ直ぐな髪の毛と白い肌にとても合っているまるで俳優のようだ「そう、まあ別に私服でも良いんだけど…今日は家の手伝いをしていたし、それに何より、シムの事を任されたから」「え、それって祭りの準備って事?て言うか、僕達って遠い親戚なの?」「あはは、質問だらけだなそうみたいだ、だから仲良くしよう学校の事も、分からない事が有れば何でも聞いてくれたら良いよ」「…ありがとう」実は、転校して来てから、毎日チョンに話し掛けられているだけど、あまりにチョンがイケメンで、何だか対抗意識を持ってしまっていたつまり、話し掛けられても適当にあしらっていたのだ「…気を付けよ」「ん?何?今日は俺に任されているから、奥に行こう俺の部屋でゆっくり色々教えてやるよ」「あ、うん…ありがとう」人見知りだし、知らない神社で知らない親戚のおとな達と祭りの準備、なんて足手まといにしかならないだろうと思っていただけど、チョンはどうやら本当に性格も良さそうだし…まあ、だから人気が有るのだろうけど親戚で、父親の就職の事にも便宜を図ってくれたならば良い関係を保っておかなければ、と思った「適当に寛いで」「あ、うん…ええと、ご挨拶とかしなくて大丈夫?」「親?今日は忙しくしていて俺に任されてるから大丈夫だよ」案内されたのは、大きな本殿の隣にある一軒家ここでチョン達神主の家族は暮らしているらしい古い木造住宅だけど、ただ古いだけでは無くて歴史がある、と言った感じなかはリフォームもされているのか綺麗だし、何より驚いたのは…「畳じゃ無い…」「あはは、チャンミンって面白いな見た目が古かったから?部屋のなかは普通だろ?」「チャンミン、って…」「その方が他人行儀じゃ無いし俺の事もユノで良いよ神社のなかは畳と木ばかりだから、この方がプライベートって感じがして落ち着くんだ」「そうなんだ…」チョン、では無くてユノの部屋は普通、では無いだって、明らかに広いから僕も元々自分の部屋があったし、新しい家でも同様でも、この部屋はまるでリビングのように広いフローリングの床に大きなベッド、それにソファまである「で、祭りとその準備って…僕は何をすれば良いの?」促されてソファに座ったら、洋室には何だか違和感のある袴の装束のユノが左隣に座った「当日は俺と同じような格好をして参加者達を饗して欲しいんだまあ、する事はお茶を出したり、裏方みたいなものかな」「へえ、それくらいなら難しく無さそうそれに、袴って何だか格好良いし…僕も着れるの?」「ああ、そうだよそれで、今日はチャンミンにちゃんとした着方を教えようと思って、俺が親に頼まれたんだ」そう言うと、ユノは立ち上がってクローゼットのなかから何かを取り出した着方を教えてくれる、という事は白衣と袴に違い無いそう思ったのだけど…「はい、これひとりで着けられる?出来ないよな?」「…これ…何?ただの布にしか見えないんだけど…」渡されたのは綺麗に折り畳まれた白い布それを広げてみたけれど、どう見ても白衣でも袴でも無いただの、細長い布だこれを上手く巻けばトップスのようになるのだろうか、とも思ったけれど…着物や和装に詳しく無い僕にだって、流石にそれは無いだろうと分かる「ひとりで、も何もこれは布だろ?」「やっぱり分からないか今日呼んでおいて良かったよじゃあ始めようか」「え……っちょっ!何するんだよ!」ソファに座る僕の腋に手を入れてきたユノは、ひょいっといとも簡単に僕を持ち上げて立たせた布を両手で持ったまま驚いていたら、彼はそのまま僕のデニムのウエストボタンを外した「何って準備、と言うか教えなきゃ出来ないだろ大事な祭りの為なんだから大人しくして」「は?準備って…っわあっ!」あっという間にジッパーは下ろされて、有り得ない事が起こった下着ごとデニムパンツを膝まで下ろされたのだ正直、あまりにも突拍子も無い出来事で何が起こったのか半分理解出来ないまま、慌てて持っている白い布で股間を隠した「……随分可愛いんだなまあ、でもその方が隠しやすいし…うん」「可愛いって…馬鹿にするなよ!」完全に見られた幾ら男同士だからって、見られて嬉しいものでは無いのにしかも、デニムも持ち上げようと手を伸ばそうとしたら持ち上げる、どころか更に踝まで下げられた「はあ?何で…もう、止めてよ!」男同士でもセクハラ、と言うのだろうかそれとも人の良い振りをして転校生を虐めるつもりなのだろうか信じられなくて、とにかく恐ろしくて白い布で前を隠しながら何とか立っていたら、ユノは僕の手から大事な布を引っ張った「や!取らないで…っ」「取らなきゃ出来ないよこれ、何なのか分かってないの?もしかして、俺が嫌がらせでもしていると思ってる?」「え…違うの?」「違うよ、これは褌祭りの時は下着代わりにこれをつけて、袴を穿いて欲しいんだ本番はひとりでつけてもらわなきゃ誰も手伝えないから」「ふんどし…これが?僕がつけるの?」テレビのなかでしか見た事の無い光景自分には縁なんてある訳も無いものまさか、そんなものをつけなければならないなんて事にも驚きだし…いや、何より見られてしまった事がショックでならない「何だか勘違いしているみたいだけど褌は大事なものだからそれに、男同士で見たって何て事無いし…それとも意識でもしてくれてるの?」「はあ?意識とか…っと言うか、それなら最初からそう言ってよ何も言わないから分からなかったんだし…」確かに、何かの祭りや伝統行事の映像で褌姿の男を見た自分には関係無いし、あんなのは恥ずかしいと思っていたけれど、伝統で大切なものなのだろうそれを神社で恥ずかしがるのは良くない気がした「ごめんごめん、見れば分かるかなって思ったんだけど…まあ、普通は分からないよなじゃあ、締め方を教えるから…とりあえず邪魔な手は外そうか」「…ええ……」布を取られてしまった所為で、僕は今下半身裸ニットが少しだけ大きめだから裾を引っ張れば隠せない事は無いけれども今は両手で前を押さえているだけ「手があったら締められないし、褌があれば隠れるから」「でも…」「そんなに恥ずかしがるのって…もしかして、チャンミンって男が好き、だとか?」「はあ?そんな訳無いだろ!」「じゃあ別に良いだろ早く始めて終わらせようぜ、な?」何を恥ずかしがるのか、とでも言った風に僕を覗き込むユノそれを見たら、恥ずかしがっている僕がおかしいみたいな…まるでそんな気分にさせられる「あの、口頭で教えてもらってひとりで、とか…」「一枚の布を綺麗に巻くのは難しいそれに、祭りは神様に捧げるもので大事なんだ」「……」もう、まるで僕が悪者だまだ好きな女の子に見られた事すら無いのに始めて、がクラスメイトになるだなんて思ってもみなかった「…分かった、でもあんまり見ないでそれから、早くして欲しい」顔なんて見れなくて、俯いたままそう言ったら、ユノは何だかとても嬉しそうに「分かった」と言った顔は見ていないから、どんな表情だったのかは分からないけれど神様なんて信じていなかっただけど、今だけは祈りたい神様、どうかこの時間が早く終わりますようにそして、ユノが僕の恥ずかしい部分なんて直ぐに忘れて記憶から消し去ってくれますようにそう思ったのだけど、僕にはこの先更に恥ずかしい事が待ち受けている…なんて事は、まだ知る由も無い僕なのであったランキングに参加していますお話のやる気スイッチになるので足跡と応援のぽちっをお願いします 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