男性ホルモンに作用し、抜け毛を予防する飲み薬。
AGA(男性型脱毛症)に効果があるとされる。
抗アンドロゲン剤(抗男性ホルモン剤)の一つで、男性ホルモンを抑制し、前立腺肥大症や前立腺癌の治療薬として認可された、フィナステリドという薬の商品名。
その後の研究により、男性型脱毛症において毛髪の成長がみられることが明らかにされ、日本でも1年間の臨床試験の後、2005年に認可された。
副作用は、胃部不快感、性欲減退などが5%。
この数値は、プラセボで起こった副作用と同程度の発現頻度である。
また、頻度不明ながら、肝機能障害を引き起こす恐れもある。
男性ホルモンに作用するため、女性への効果は確認されていない。
また、妊娠中の女性の体内に入ると、男子胎児の生殖器官等の発育に影響を及ぼす恐れがあり、妊婦の近くで錠剤を割ったりすることも危険である。
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この薬の話を初めて聞いたときは、なんて怪しいんだ!と思った。
本当に脱毛症に効くならそれはすごい進歩だけれど、副作用とかも心配で、あまり身近なことに感じられなかったのだけど…
実際に親しい人たちの髪が増えていくのをみると、やっぱりすごいんだなあと感心してしまった。
妊娠の可能性がある女性のそばで錠剤が割れないように注意しなければならない、というのは聞いてびっくりだったけど、確かにホルモンに作用する薬なら胎児に影響があって当たり前よね。
すごい薬なんだなあ。