コールドリーディング (2010.2.8.) | homework

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宿題のまとめ

初対面の相手から短時間で信頼を得るため、相手の反応を見ながら気持ちを読み取っていく話術。

外観を観察したり、何気ない会話をするだけで相手のことを言い当て、

「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と相手に信じ込ませる。

coldは「事前の準備なしで」、readingは「(相手の心を)読む」という意味。

詐欺師や霊能者、占い師などが相手に自分を信じさせるために使う話術だが、

会社や警察、医療分野などでも、営業、尋問、心理療法など、幅広く応用されている。



方法としては、

まず会話を始めるときに、相手に協力を求めること。

「私にはいろいろなイメージが見えるけれども、少しぼんやりしている。

あなたならきっと意味がよくわかるから、協力して真のあなたの姿を導き出しましょう」

といったように、相手からより多くの情報を引き出すよう導く。


次に、誰にでもあてはまるような質問をする。

「仕事のことで悩みを抱えていますね」

「身体に心配な部分がありますね」

「小さなころに動物を飼っていましたね」

など、誰でもYesと答えるような質問を投げかける。


そして対象者の反応を見る。

ちょっとした表情やしぐさでも、術者に情報を与えることになる。

更に言葉を投げかけ続け、反応を見、情報を得ながら話をより具体的にしていく。


こうして情報の精度を上げていくと、対象者は何も話していないのに自分のことをなんでも知られているかのような錯覚に陥る。

自分の奥深くまで言い当てられたような気になり、術者のことを信じてしまうようになる。





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やり方は調べてみると単純で、そんなことにだまされないよーと思うけれど、

具体的な質問内容とか話し方を聞くと、なるほど、上手な人がやればもっともに思えてしまう。


相手の反応を見て情報を得るということは、こういう技術とは関係なく日常生活でもある程度はしているけど、

「察する」という範囲以上にあんまり言い当てても気持ち悪がられるから、

必要な時以外は開きすぎないようにしよう、と思ったり。

もっともそれは大体ある程度近しい間柄のひとに対してだから、

コールドリーディングではなくウォームリーディングというらしいのだけど。


しっかり学んで、使うべきところをわきまえて、営業とかに生かせたら、

それはとっても有用な技術だと思う。


人付き合いの上手な人って無意識に自然にこういうことしてたりするのかもな、と思った。