UFOに似た形の金属製の打楽器。澄んだ高い音が出る。
Hangはベルン方言でHandの意。
つまりハンドドラム…手で叩いて音を出す楽器であるという意味。
スティールパンの派生楽器で、アジアの民族楽器のように見えるが、2001年にスイスのPanArt社が新しく開発したもの。
音階はあらかじめ決められており、2001年から2005年に作られたファースト・モデルでは45種類のスケールが用意された。
独特の幻想的な音色で響きのある音程を奏でることと、
打楽器特有のリズムを刻むことが同時にできるので、
一つの楽器で多彩な音楽を表現できる。
ハングドラム表(上)、裏(下)
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こんな歪んだボウルみたいなものからは想像もできない美しい音色でびっくりした。
フルートビートボックスみたいな、旋律とリズムを一人で同時にできるのがとても魅力的。
手で叩くだけでこんなに澄んだ音が出るものなのかなあ…
一度でいいから叩いてみたいと思う、聞き惚れる音色だった。
世の中にはいろんな楽器があるのね。