「共生~共に生きる」とは・・・
共生とは、共に生きることであり、自分だけとか、
自分の利益だけを考えた利己心ではなく・・・
他の全てが善かれかしと
互いを尊重し、認め合い、協力する利他心を持って行動し合うこと・・・
しかし、もたれ合い、甘え合うことではない・・・
路傍の花のように、厳しい季節変化を耐え、踏まれても踏まれても生き抜く強さを持ち合わせたものだ。
それは、全ての物事を進化発展させる宇宙の意思に沿ったことであり、
自然界の循環の法則や食物連鎖もそうだろう・・・
互いに生き残っていくためには、それが過剰に行われたりすることはない。
そして、必死に生きている・・・
それが自然界の・・・言って見れば宇宙の法則なのだ・・・
よって、人も事業も同じ、
事業の動機は良きことですか?私心は無いですか?
自分の都合だけとか、自分の保身だとか、
自分や会社の利益しか考えてはいませんか?
それでは、生き残れない
そんな利己では生き残ってはいかない・・・
よって、
うまくいっていないのは、中途半端な努力であったり、利己であったり、心の中に不純があるからだ。
企業で言えば、
経営者も従業員も誰にも負けない努力を続け、
どんな困難をも前向きに乗り越えて、お客様に喜んでもらいたいと尽くし、
人のためにと努力し、全ての人を幸せにしたいとの利他の心でやっていけば
素晴らしい未来が開ける・・・
更に心を磨き、高め、世のため人のために正しい考えで
経営を伸ばす努力をし続ければ、事業は必ず上手くいく・・・
そんなことを盛和塾札幌研修での、若い頃の稲盛塾長の講話から学んだ。