上棟から2ヵ月!
ついに、やっと、床柱(とこばしら)が立ちました!!

床柱はカイヅカイブキ」で書きましたが、
最初、構造材になる予定だった床柱ですが、
カイヅカイブキが構造材になりうるか不明だったからか、
床柱は構造材から外れました。
床柱がなくても構造的に支障がないということで、上棟から2ヵ月。
前起こしの時に搬入され、一度2階に上がったのをクレーンで下ろしてもらい、
そのまま梱包も解かれず床の上に置かれたままだった床柱です。
それが、とうとう梱包をとかれ、柱としての位置に!


おおおおお!
大黒柱に続きこれまた感動です!
同時に、材木屋さんで選んでから5ヶ月たらず。
こんなんだったっけ?
ツートンカラーでマーブルだったのは記憶していますが、赤いところが記憶より鮮やかになっている気がするのは光の加減かな?
とりあえず四方から眺めて確認。


そうそうこの穴!
あの時選んだカイヅカイブキだ!
正面より側面の印象が残っていたようです。

(欠いてあるところには長押がきます)
夫こだわりの桜の落とし掛けも、いい感じ!
(存在感凄いけど。豪華な床の間になったなぁ)
なんて、棟梁さんが休憩中に、写真を撮りながら見ていたのですが。
棟梁さんが作業再開したところを見るとビックリ!
床柱まだ外れるんですね!
そして落とし掛けは上で支えているんだ。。。

↑落とし掛けがピッタリはまるように床柱加工中でした。
この後、落とし掛けの方も少し削って、床柱と合体!

そしてこの床柱は、ベテランの棟梁さんも知らなかったようです。
「これ、何の木?杉とかと違って重たいよ」と、端材を持たせてもらいました。確かにずっしりと見た目より重く感じます。
床柱 加工中は、レッドシダーと同じような甘い良い匂いがしました。
ネットで調べると、どちらもヒノキ科なので似ているのかもしれません。


そんな棟梁さんが「見られたら緊張する〜」と、床の間まわりの作業は替えがない分、真剣でした。
なので、少し離れたところから視線が合わないようにチラチラ見ていました。
邪魔してごめんなさい。
そして、いつもありがとうございます。


その作業から1日半ほどすると
落とし掛け、上から支えていたのは仮留めだったんですね。
床柱でしっかり支えています。
長押(なげし)もぐるっとできて、和室!って感じになってきましたね。
壁はまだですが。
床框(とこがまち)も入って、床の間が一段高くなっています。

床框…創建さんの事務所でカタログを見て選んだのですが、名前をひかえるの忘れました。。。
設計さんがメモして発注してくれたので、ちゃんと選んだのがきたわけですが、ブログを書こうと思うと「自分でもメモしておけば良かった」と思うことが多いですね。
家で考えた事は書いて行くのですが、
打ち合わせ中に選んだものとかは、こちらでは控えなかったりするので後で「結局どうしたっけ?」と思い出せなかったりします。。。
書き留めるって大事ですね。

ところで床框って、断面三角なんですね。
(写真では隠れる方が上になっています)
床框が はまったところは見る前に養生していました。
床の間の床はヒノキの節ナシですが、それも見そびれました。
養生が はずされるのが楽しみです。