先日、今年のサラリーマン川柳
トップ10が発表されました。
今年もコロナに関する句や
夫婦間のユーモアな句、
上司・部下間のギャップを
表現した句など
思わず笑ってしまうものが
沢山ありました。
その中でも、
「マスク顔
確信もてず
見つめ合う」
この句は、コロナ禍で
マスクをすることが当たり前になり
コミュニケーションの取りにくさを
改めて痛感する句でした。
ある調査によると
営業管理職の81.4%が
「コロナ禍で部下指導が難しくなった」
と感じているという結果が
出ているそうです。
コロナ以前は、営業同行前に
個別ミーティングを行ったり、
ランチしながら打ち合わせをするなど
コミュニケーションを取る機会が
ありましたが、
コロナ禍ではそれができなくなり、
部下指導に難しさを感じている
管理職の方が増えています。
さらに、
コミュニケーション不足からくる
部下指導の課題として、
●部下の行動管理や
商談進捗管理がしづらい
●部下の行動改善に向けた
適切なアドバイスがしづらい
●部下との信頼関係を
構築しづらい
が上位に挙げられているようです。
マスク着用やオンラインが
日常化されている今、
コミュニケーション不足を
どう補っていくのか、
が部下指導の大きなポイントに
なっています。
気軽にコミュニケーションを
取りにくいご時世ではありますが、
上司からの的確なアドバイス
があった部下、
上司とのコミュニケーションが
しっかり取れていた部下は、
そうでない部下よりも、
離職率が低いというデータも
あります。
コミュニケーションの量が
確保できないのであれば、
「質」を高めていくことが
大切です。
そのために、次のようなことに
注意しましょう!
●手を止める
パソコンを打ちながら
部下の話を聞いていませんか?
部下の話を聞く時は、手を止めて、
お互い顔を見合わせましょう。
その方が、相手に話を聞いている
ことがしっかり伝わり、
部下は安心して話をすることが
できます。
●非言語コミュニケーションの活用
マスク越し、アクリル板越しの会話は
声がこもって聞こえづらいです。
大きな声ではっきりと発音し、
非言語コミュニケーション
(ジェスチャーやうなづきなど)
を取り入れましょう。
この機会に部下との関わり方を
見直して、
質の高いコミュニケーションを
取ってほシカ!