その方法であなたの言いたいことは相手に過不足なく伝わっていますか?

 

先日、「幸せの黄色いたすき」という記事を読みました。

記事の内容は、視覚障害者の方がサポートを希望している時黄色いたすきを活用しサポートを受けられれば、という内容でした。

 黄色いたすきは「2~3分サポートをお願い」と黒い字で少し離れた場所からでも読めるような大きさの字で書いてあります。ホームドアのない駅のホーム、自動販売機で飲み物を買いたい時、初めて訪れるお店…視覚障害のある方が生活する上で存在する、少しの手助けがあれば乗り越えられる困難をサポートしてほしいことを周囲に簡単に知らせることができる。そして、メッセージの受け取り手も、自分ができる時に声をかけることができる、という仕組みになっています。

 

 コミュニケーションと言えば、顔を見合わせて会話したり、電話で話したりを思い浮かべやすいと思います。しかし、コミュニケーションの方法はメールやSNS上でという方法もありますし、メモや手紙でという方法もあります。また、面と向かって話し合う時でも「ノンバーバルコミュニケーション」と言う言葉があるように、言葉を介しての物だけでなくたくさんの情報が行きかうのがコミュニケーションです。

 

例えば、部下が今月はめざましい成績を残している。それを褒めたい時にどうつたえるのが相手に最も伝わるのでしょうか?方法はたくさんあり、その中で最適なものを選ぶというところからコミュニケーションは始まるのかもしれません。

 

最適な方法を選んで、コミュニケーション上手になってほシカ!

毎日暑くなって、ナイターにビールが似合う季節になりまシカ!

 

 先日、東京ヤクルトスワローズの監督小川淳司さんが新社会人の指導について語っている記事を見つけたのでご紹介します。

 

 小川監督の極意は「やりやすい環境を作ってあげること」だそう。

「やり方を1つ1つ、手取り足取り教えてあげる必要はないんじゃないかな。大事なのは、何を教えるかではなくて、教えられる方が何を感じるか。感じ方は人それぞれで違う。仕事のやり方も、人によって違う。だから、まずは普段通り仕事をしている姿を見せてあげるだけでいいんじゃないか。それで何を感じるか、感じられるかは、その人次第だからね。いつも通りでいいと思うよ。」

 

 指導する相手を、もしくはコーチングするクライアントを「どうにかして一人前にしなくっちゃ!」「目標を必ず達成させるんだ!」という熱意を持って対応している方、沢山いると思います。

もちろんその熱意も大事です。「どう言ったら自分の考えが伝わるんだろう?」「これとこれとこれをやれば課題は達成できるはず」…一方的なほとばしるパッションは、自分の頭の中だけで一生懸命考えて発信するだけの一方向なコミュニケーションに陥ってしまいがち。

一度肩の力を抜いて、周囲を見回しより広い視野と冷静な頭で「今、相手に必要なものは何なのか」を考えてみることも重要でしょう。

 小川監督のように選手がのびのびとプレーし活躍できるような環境を準備することも重要なことんだシカ!

 

 

参照:ヤクルト小川監督に聞いた新人指導の心得

https://www.nikkansports.com/baseball/column/bankisha/news/201806150000354.html

 

指導中に職場の新人が、急にスマホを触り始めた。

 

皆さんならどう思いますか?

「私の話、ちゃんと聞いてるのかな?」

「おいおい…仕事中に遊びだしたよ…」

「何してるの?SNS?」

 

皆さんならどうしますか?

呆れて無視する?

何をしているのか尋ねる?

今「今仕事中なので」と注意する?

「いったい何考えてるんだ!」と怒鳴る?

 

 

 ツイッターで「医学生が実習中にスマホでメモを取っていると指導医に「スマホをいじるな!」と怒られるらしい」という内容のツイートを見かけました。

 医学生としては、真面目に勉強・実習にあたっているのになぜ怒られなければならないのか、本当にびっくりしたと思います。反対に、指導医も急にスマホを操作し始める実習生を見て、実習中なのに!と驚いたことでしょう。

 学生は「メモはスマホで」が常識、指導医は「メモは紙にペンで」が常識。お互いが「常識」だと思っていることが異なっているために起きた出来事です。

 ツイッターのつぶやきですから、内容の真偽は定かではありませんが、板書はカメラ機能を利用、ちょっと気になることがあれば携帯端末のメモ機能や音声機能を使う、教科書は電子書籍…という学生は多く存在しています。あなたの職場へ配属されてきた新人もこれから配属される新人も、メモは紙とペンで…なんて想像もしてないかもしれません。

 

 多くの価値観が若者世代とは共有できず、ついつい「最近の若者は…」と言いたくなりますが、彼らとは生まれた時代が違い、育つ過程で使ってきた物も育てられ方も異なります。そのために「常識」と思っていることも異なるのです。

だからと言って、頭ごなしに彼らの「常識」を否定する必要も、彼らの「常識」におもねる必要もありません。「常識が異なる」という事実がそこにあるだけなので、ミュニケーションを図りお互いの妥協点を見つけていく。その中で、お互いの能力が存分に発揮できる職場環境は整っていくのではないでしょうか?

 

「自分の常識」は常識じゃないのは常識を合言葉に対話を図って欲しカ!

 

あなたは、ストレスに強いですか?弱いですか?

スポーツをやってきた人はストレスに強い、おとなしい性格の人はストレスに弱い、など、なんとなくこんな風にイメージしている人が多いのではないでしょうか。

しかし、実はそうではなく「出来事」に対する当人の「受け取り方や捉え方」の違いが、ストレス反応の違いなのだといいます。

 

例えば、仕事で成果が出なかったとき

 

ストレスに強い人 「これはチャンスだ」「失敗に終わったが、次につながる課題が見つかった」「これ以上の試練はないはずだから、ここから頑張ってみよう!」など、前向きに捉える、ポジティブ思考

ストレスに弱い人 「結果が出ないことは恥ずかしい」「なんて自分はダメなんだ」と後ろ向きに捉えて、気持ちが沈む

 

このように物の感じ方・捉え方は、人によって大きく異なります。性格や育った環境によるものも大きいのですが、トレーニング次第で変えることは可能なのだそうです。

 

例えば、

 

■極端な完璧主義タイプの人

例)「1つでも失敗したらすべて失敗したも同然だ」:物事を「白か黒」「勝ち負け」で考える

   ↓

  「8割もの人が評価してくれた!次につなげよう」:「成功したこと」「よかったこと」に目を向ける

 

■自分に厳しすぎるタイプの人

例)ミスした他人は励ませるのに、自分のミスは許せない:嫌な部分を大げさに捉え、いい部分を適切に評価できない

   ↓

  自分に対して寛大になることも大事:些細なことでも成功したこと、いい部分を認めるように意識する

このように、少しずつ自分で自分を評価してあげることが、ポジティブ思考につながりストレスに強くなるんです。

 

自分の性格や過ごしてきた背景などがあるので、「今からストレスに強くなるぞ!」といってすぐに変わるのは難しいかもしれません。しかし、上記の例のように少しずつ「自分を認めるトレーニング」をすると、ストレスから離れすことができ、楽になれるかもしれませんね。

 

物事の捉え方を、変えていきたカ!

 

参考URL:

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21776670S7A001C1000000?channel=DF140920160927&page=3

入社から3ヶ月が経ち、先輩と一緒に行動し始めた新人が増えてくる時期ですね。

先輩、新人どちらの立場の人も、「なんだかうまくいかない…」と思っている人が多いようです。

先輩と新人のすれ違いはどうやって起きているのでしょうか。

 

たとえばこんな会話。

 

先輩:新しいお客様には会社の資料と見積もりを必ず持っていかないといけないからね。分かった?

新人:分かりました!

 

アポの前日、先輩は「資料と見積もりできた?」と新人に確認しました。ところが「いえ。何もやってません」と新人はポカンとした様子で先輩に返事をします。「全然、分かってないじゃない」と先輩は必死で資料と見積もりを作りました。

 

こんなこと、よくありませんか?

 

これは、

先輩 →「資料と見積もりが必要なことが分かったのだから、準備できるよね」という意味を込めて「分かった?」と確認

新人 →「新しいお客様には資料と見積もりを持っていくというルールが分かった」ので「分かりました」と答えた

 

その結果、

先輩 → 「分かっていないなら『分かりました』という返事はしないでよ」

新人 → 「必要なら言ってくれればいいのに」

と、すれ違いが起きてしまうのです。

 

先輩と新人の会話で、「自分で考えてみて」や「分かった?」は頻繁に使います。けれど、お互いが同じ言葉を別の認識で使うために、コミュニケーションや人間関係を作るうえで、大きな溝になっていることが多いのです。身近な言葉だからこそ、その先にある意味や真意の説明をつい省いてしまいがちですが、経験や立場の違う新人には十分な説明が必要です。

 

このケースでは「資料と見積もりが必要。分かった?」だけでなく、「資料と見積もりが必要だから、準備して。具体的な進め方や段取りは分かる?」といったように、先輩が丁寧に説明しておきたいところです。

 

人とコミュニケーションを取る中で、相手に合わせて丁寧に話すというのはとても大事なこと。とくに社会人になりたての新人とは、経験だけでなく生きてきた世代も異なる人が多いので注意が必要です。

 

丁寧なコミュニケーションが、新人の離職を防ぐことにもつながるかもしれませんよ。

 

新人と細かく確認をしていきたカ!

 

参考URL:http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090514/152517/?P=1