#今日の朝ドラ
>原爆裁判での「原告女性の言葉(生の声)」を
手紙にして代読というシーンが、私もグッときましたね。
原告女性は覚悟の上で法廷に立つつもりで上京
しましたが、よねの配慮でしょうね。
無理せず事務所内で「言いたいこと」を手紙にまとめて、
代読してもらうことで堂々と意思を伝えることができました。
原告女性に、これ以上辛い思いをさせないように、
でもしっかりと原告の思いを伝えるにはと、
弁護士らが配慮して「事務所での聞き取り」をしたことは
良い策でしたね。
「生の声を手紙にして法廷で発表する」
被爆者の痛みがしっかりと伝わったと思いました。
[虎に翼 感想]㈭
『虎に翼』 114話 あらすじ!NHKドラマ
連続テレビ小説 https://totaro1.net/?p=17452
>昭和37年1月、原告のひとり、
吉田ミキ(入山法子)が法廷に立つことを承諾し、
広島から上京してくる。
一方、星家ではのどか(尾碕真花)の態度に不満が爆発し、
優未(毎田暖乃)が家を飛び出してしまう。
登戸の猪爪家に連絡したら大ごとになると
考えた寅子(伊藤沙莉)はどうしたものかと頭を悩ませる。
原告:吉田の話が痛々しくて、胸に刺さりましたね。
(轟の代読でも十分に伝わりました)
国に責任があるとして、当時の日本国にどれだけ
被害者を救済する力があるというのか?
そこも問題なのではと思えました。
(日本政府も十分敗戦してボロボロになっているでしょう)
1)原爆裁判に、吉田が法廷に立つ覚悟で上京する
原告の代表として、吉田が広島から上京してきましたね。
吉田は、よねの言う通り「覚悟を持って」上京してきて
いましたが、よねから見ても、実際の吉田は
「痛々しい被爆者」であり、そこへさらに
賛否や誹謗中傷の声が吉田へ浴びせられるかもとなると、
よねは「無理をしなくていい」と、
>「心から納得して選択を」と伝え「あなたが謝ることは何もない」
と諭して、今一度「法廷に立つ」かどうかを考えるように
したのでした。
結果、前もって事務所で「言いたいこと」をまとめて
手紙に書き記して、法廷で轟が代読する対応にしましたね。
法廷で読まれた吉田の思いは、涙なしには聞いていられず、
「人間として普通の、当たり前の生活をあたりまえに送りたいだけ」
「原爆投下の被害は、いったいどこへ訴えたらよいのか」
「助けを求められるところは、国しかないのでしょうか」
と、震災被害のように速やかに助けがあるわけではなかったので、
当時の被害者はどれほどの苦痛であったかと、
きちんと被爆者の声を聴く支援が発足されてほしいと
思いました。
(当時の県政は、被爆者の救済はしなかったのでしょうか。
国もですが、まずは地方行政が近隣の県と協力しあって
被害者を救済し復興していくのが大事では)
2)星家にて
飛び出していった優未は、轟とよねの事務所に駆け込んでおり、
轟らが優未の話を聞きましたね。
(轟は寅子に電話連絡を入れた)
優未は「のどかが百合の介護から逃げているのが許せなかった」
「百合の介護でみんな辛いのは一緒なのに、のどかだけ進学や
就職で辛いと逃げるのはおかしい」
「我慢できずに、のどかにバカと言ったり、蹴りをいれてしまった
が、謝りたくない」と吐き出すと、
>遠藤が「怒っちゃいけないことなんてない。ずっと怒ってる」と
手伝わないのどかを許せぬ優未。でも、口や手を出した責任を負う…。
と明確な回答をしてくれて、寅子も思わず拍手しましたね。
人間だから、嫌なことがあってつい手を出してしまうこともある。
が、手を出したままで「後は知らない」では、加害者と同じ
になってしまう。
大事なことは「言ったことや手を出したことに対して責任を持つこと
>謝る・逃げない・傷害の有無の確認・司法の判断に従うなど」
であり、優未にも「のどかへしてしまったこと」に対して
責任を持つように諭したのでした。
これから…
① 原爆裁判。どの国にも言えますが「戦争をした・受けたなら、
最後まで責任を持ってほしい」ものですね。
勝っても負けても「その与えた影響に責任を持って」
復興に尽力してもらいたいと思いました。
② 星家が、またみんなで力を合わせてやっていけそうで
良かったですね。銀行員も、あまりにも辛かったら転職を
考えても良いのではと思いました。
明日はまとめの金曜日。
原爆裁判の判決に注目と思いました。