#今日の朝ドラ
>直明が連れてきた生徒の男子が言った一言が、
私も考えさせられるものだと思いましたね。
「好きで仕事をしているのではないのか?」
「好きで仕事に就いてわざわざ辛い思いをしているのだから、
なんで文句を言っているんだろうか」
「女は働かなくても生きていける…男性より得している
(男性は家族を養うために働かなければいけない)」
この問いに対するわかりやすい回答として、直明は
「各家庭によって、働き手が違う>戦後は特に、未亡人も
多かったし、戦災孤児として男女問わずに自分が働いて
生きていく必要があった」と答えましたが、
私も、一瞬この男子生徒と同じ気持ちがわいて
しまいましたね。
性別関係なく、仕事をするならば「あらゆる事態を覚悟して」、
仲間がいるなら協力しあって良い仕事をしていく、
それに尽きるのではと思いました。
[虎に翼 感想]㈫
『虎に翼』 107話 あらすじ!NHKドラマ
連続テレビ小説 https://totaro1.net/?p=17452
>朋一(井上祐貴)とのどか(尾碕真花)に
苦言を呈した寅子(伊藤沙莉)。
航一(岡田将生)は自分にも寅子のように
溝を埋めることができるのではと思い込んでいたと打ち明ける。
寅子は自分も優未(毎田暖乃)と4年かけてなんとか関係を修復
したのだから、一緒に頑張ろうと航一を励ます。
そんな中、直明(三山凌輝)の頼みで、
法律に興味のある子を集めた勉強会が開かれる。
考えさせられるシーンがいくつかあって、
それぞれが相手の意見を考えて、分かり合うことが
必要だと思いました。
1)星家の問題と猪爪家の近況
・朋一ものどかも、優未と航一の「親子らしい関係」を
見せつけられて、イライラが募ってしまう。
・航一は、朋一とのどかが「大人になれば、溝が自ずと埋められる」
と思い込んでいたが、まったくそんなことはなかった。
・百合が頑なに「家政婦」みたいになっているところが、寅子には
解せないでいる。当時の家事は、確かに専業主婦でなければ
こなしきれなかったが、だからこそ「協力し合いたい」と寅子は思った。
・直人は初司法試験に不合格。直治は3年をめどにサックス奏者を
目指してダンスホールで働く。
・玲美は、自分のペースで猪爪家への同居を楽しんでいる。
料理の味見も、花江に頼まず自分で味を調えている。
(いまどきの子は「料理の味を姑に聞きにも来ないのか」と
唖然とする>勝手に味を決めている⁈)
2)直明の生徒が裁判所へ「勉強会」に参加する
直明が寅子へ「法律を勉強している子たちのための勉強会を
開いてほしい」と頼むと、寅子は喜んで用意しましたね。
秋山、稲垣、小橋らが勉強会の手伝いをしてくれて、少年部~
民事部の仕事の紹介をすると...
・戦争の話は(同じような内容ばかりだからか)「退屈」であり、
周りの大人も話したがらないもの。(原爆裁判を控えている)
・「女性が社会に出ると、問題に巻き込まれることがある。」
寅子の言葉に、生徒の一人・良助が…
「好きで働いてるんでしょ?女は」
・「女は自分の意思で勝手に大変な仕事をしようとしてる」
直明は「それぞれの家庭の都合で、誰が働くかは性別で決まってない」
稲垣は「働きたい女性もたくさんいる」
小橋は何を言おうとしている?
現代も昔も、進路は男女問わずに
「スタンダード路線に乗れる人もいれば、乗れない人もいる」
であり、
・女性のスタンダード:寿結婚?が望ましいとはいえ、
それができない人にしてみれば、職業婦人として働いていくしかなく、
必ずしも「自分の意思で勝手に大変な仕事をしようとしている」
わけではない。結婚しても、離婚や死別もあり「働くこと」
を迫られることがある。
・男性のスタンダード:働いて当然だったため、今も男性優位な社会
なのではないのか?が、男性ゆえに「働けない」となってしまうと、
女性以上に冷たい仕打ちがあるかもしれない。
これから…
① 勉強会の続きはいかに?小橋は何を発言するでしょうか。
② 結婚とは?当人同士の合意で婚姻すること?
「女性が男性の実家へ嫁ぐ」家同士のつながりはないのか?
➂ 朋一、のどかは、寅子たちをどうするのか?
航一がまったくお子さんたちに歯が立たないみたいになっているので、
もっと子どもたちへ寄り添ってほしいと思いました。