思えば若い頃は早く年寄りになりたいと思って地味な服ばかり着て蕎麦屋で日本酒飲んだり俳句や漢詩を作ったり水墨画描いたり師匠について能管習ったりしてました。ところが実際に歳をとって来ると今度はあとXX年若ければなどと埒もないことを考えて子供や孫くらいの歳格好のアイドルに熱を上げたりしています。要するに人間は今現在、自分の手元にないものを求める動物だということですね。
この歳になると誕生日が来ても嬉しくない、というのは一種の含羞だろうと思います。ただ、あまりそういうことを言いつのると何だか「若さ」ということに過大な価値を置いていると思われてもいけませんから、ここ数年は四の五の言わず素直に寿ぐことにしています。たまには良いこともありますし……
てなこと言ってますけど、ヲタクの皆さんからもお祝いのメッセージの数々、ありがとうございました。今後ともよしなに。

