FC会員にはメール、LINEが届き、公式Twitterでも情報は流されました。藤井校長の個人Twitterや黒虎サイトの「大人の校長室」も更新され、そこには公式発表を補完するべく運営の苦しい胸の裡が吐露されています。
告知に対するファンの反応は(まあこういう世界情勢ですから)一様に好意的なようで、僕自身もこの決定は諸般の事情を考慮すれば妥当なものだと思います。
ただ、残念な思いはたしかにある。稽古を重ねて来たメンバーには掛ける言葉が見つからないし、高羽彩さんをはじめスタッフ、キャストの方々の無念(と窮状)は察するに余りある。私事ながら、そして規模は小さいものの、うちの店でもこのところほぼ全てのイベントがキャンセル、飲食の方も打撃を受けておりますので、カンパニーの方々の金銭的、心理的な損害は他人事とは思えません。
未知のウィルスは、それが医学的に未知である以上、やっぱり怖い。門外漢、一市民として単純に言うなら、罹ったらどうなるのか、今のところ誰にも正確な知見がないからです。それゆえ、観客、演者、裏方を含む全ての人間の健康と安全を最優先に考えるという思想を優先するのは極めて理に適っている。とは言え、純然たる不可抗力とも言いにくい面がある(これはひとえに政府当局への信頼性の低下に由来します)ので、仕方ない、とか、やむを得ない、というフレーズは用いたくありませんけど、運営としては現時点ではこの選択を取るしかなかったでしょうね。
ちなみに、僕の元へは英国のロイヤルオペラからも同じようなメールが今朝来てました。報道を見るかぎりにおいて英国政府の対応も日本のそれと五十歩百歩のようですけど、この手紙はさすがコヴェントガーデンのロイヤル、各所に配慮した過不足ない文章のお手本として、参考までに貼っておきます。






