「ハチのムサシは死んだのさ」。オリジナルは平田隆夫とセルスターズ、1972年。僕は当時小5でしたが、リアタイでよく覚えてます。子供の目に入るTV番組でもよく引用されてましたからね。個人的にはこの曲を聴くとなぜかスケート場を思い出します。冬のひらパー、ヘビロテで掛かってました。懐かしいなあ。
彼らは一般にセルジオ・メンデスとブラジル66の亜流とされてますが、この曲はどちらかと言えばフィフス・ディメンション(桃のアルバムじゃありませんよ、ヴォーカルグループの方)寄りじゃないかな。60年代の終わりから70年代初めのムード、当時を生きた人には何となくわかりますよね。学生運動の挫折を歌ったものとか何とかという穿ちも散見されますが、その辺は受け手の解釈次第です。ただ、当時の小学生として、大学生になったらヘルメット被って棒を振り回さないといけないのかなあ、とはぼんやり思ってました。あの頃、そういうイメージを子供に植え付ける材料は音楽にしても映像にしてもテキストにしても事欠かなかった。僕にとってこの曲もそういうものの一つだったことは確かです。でも自分が80年代の初頭、実際に大学に入ってみると、闘争の季節はとっくに過ぎてました。
ともあれ、りかちゃんです。出力抑えめで丁寧に歌っている印象。安定しています。この方面の仕事、どんどん増えるといいですね。彼女にはそれだけの力がある。こういう形でグループを引っ張って行ってもらいたいものです。
申し訳ないけどアニメの方は全く見てません。調べるとちょっと面白そうだけど、なかなかそっちまで手が回らないんですよ。