レコードとしてはRCAからOur Man in Jazzというタイトルでほんの一部が出てました。ちなみにこんなジャケット↓
ご存知の通りドン・チェリーはアヴァンギャルド・ジャズの急先鋒。それにしては大人しい演奏だな、ロリンズに合わせたのかな、なーんて思ってました、正規のRCA盤を聴く限りでは(そもそもRCAって会社は保守的ですからね)。
でもこの完全盤には相当ゴリゴリなフリーフォームでの演奏が長時間収められてます。
CD4と5に集中して入っているUntitled Originalと取りあえず名付けられた演奏群、どれも素晴らしいです。ロリンズはやっぱり即興音楽演奏家として超一流ですね。今更ながら恐れ入りました。言っときますけど、これ、半世紀以上前の録音なんですよ。なのにこの革新性、オリジナリティはどうだろう。ロリンズもチェリーもそれぞれの楽器で唯一無二、聴けばすぐわかるし、他の誰にも似ていない。
加えて、僕の好きなOleoが4発! それにSt.Thomasまでやってます。今までいろんなレコードやライブでこの曲を聴いてきましたが、今回のこれはひょっとしたら最高かも知れない。興奮しました。
6枚組で3kしなかったし(尼)、ロリンズ好きな人はもちろん、フリージャズクラスタは絶対に買いです。音も(若干の揺れはあるものの)及第点以上。Solar Recordsという謎のレーベル(レイクサイドやシャラマーのあのレーベルとは関係なさそう)ですが、RCAの原盤管理がしっかりしてるんでしょうね。まったく問題ありません。
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話変わって、先ほどようやくエブリシングポイント3、全編見ました。エビ関連の円盤は通して見る時間がなかなか取れないんですよ。感想は……特にありません。強いて言うなら、早くまたライブが見たいな、ということくらい。楽屋オチにあまり興味が湧かないのは僕だけかな? 彼女らは舞台でパフォーマンスしている時が一番輝いている。人生でこの先あまり時間が残されていない僕は、もう何ごとも最上級のクリームというか、上澄みだけを賞味するべく、副次的なことがらはなるべくスキップしたいし、そうするつもりです。


