@1kの快楽(その①) | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

昨日は書店仕事プラス訳稿作成で深夜まで作業が続き、いささか消耗しました。エビ中の春ツアー初日はどうだったのかな?  hiroyukiさんの興奮ぎみのブログを先ほど読んで、ああ、楽しかったんだろうな、いいライブだったんだろうなと想像しています。

今日も昼過ぎまで仕事、午後から気分転換で自転車にまたがり、レコード屋へ。最近は中古レコード漁りで精神の平衡を辛うじて保ってる感があります。

今日も目安としては1枚あたり1k。中古レコードって、モノとしての価値はこれくらいの値段が適正だと思うんですよ。もちろん品物が良くて数が少ないブツはそのぶん値段が高くなります。そういうのを買うかどうかは個人の価値観と財布の軽重の問題ですからね。

さて、ではとっとと済ませますよ。まずはディスクユニオン高田馬場店。こんなところに支店ができたなんて最近まで知りませんでした。

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今更ながらのファンカデリック、  カット盤ですが一応オリジナルです。A2の(not just)Knee Deep、若かりし日のアンセムでした。マイケル・ハンプトンの泣きのギターソロは僕の中ではPファンクのトレードマークです。ギターは他にエディ・ヘイゼル、ブラックバード、ブーツィー、ゲリー・シャイダーが参加、オールスターですね。ヴォーカルにはスピナーズのフィリップ・ウィンも。後にこの曲をネタにしたデ・ラ・ソウルもすでにオールドスクールだからなあ、今や古典です。1979年。

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ダブルジャケットです。ペドロ・ベルのアートワーク、12インチじゃないと話になりません。1132円。昔はこれ、高いレコードだったんですよ。

次はまたまたラリー・コリエル。

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オレゴンのリズム隊(ラルフ・タウナーg、コリン・ウォルコットtabra&c、グレン・ムーアb)を従えての、これ何と言おう、バロック音楽の弦と通奏低音のコンソート、っていう枠組み。18世紀フランスの作曲家ロベール・ド・ヴィゼの曲をモチーフにした即興が2曲、元はテオルボと通奏低音のソナタかな(ものの本によるとヴィゼはテオルボやリュートの名手だったとか)、コリン・ウォルコットのタブラが入るとデヴィッド・マンロウ辺りの古楽っぽい印象、素晴らしいです。歴史的にみるとクラシック音楽もバロックまでは即興が主でしたからね、この辺りの曲がジャズに馴染むのはある意味必然でしょう。A3はラヴェルの亡き王女のためのパヴァーヌ。コルトレーンのインプレッションズやエビ中のティッシュもこの曲が元になってます。

1975年の作品ですが、パコ・デ・ルシアなんかもこの頃クラシック音楽に接近したアルバム作ってましたから、ジャズ・ギター界隈では当時はそういうトレンドだったのかも。

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コリエル氏、ヲタクっぽくて好感が持てます。昔は変なヤツって思ってたのはナイショね。

こんなに聴きどころが多い好盤なのに、411円、しかもセール対象品でさらに2割引でマイナス82円。うーん。再発のマーブル・レーベルだということを差し引いてもタダ同然ですね。

高田馬場ではあと1点購入。

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デヴィッド・マレーts、「血鳴くインプロビゼイション」というキャッチコピーを知ってる方は85年来日時の銀座ヤマハに行った人ですね、僕はマレーとエレベーター連番しました。

1978年スイス録音。ハットアートはフリージャズ専門レーベル、険しいレコード一杯出してます(笑)。これはオリジナルではなく、80年代に出た共通デザインの箱入りシリーズ、といっても、このレーベルはレコード自体オリジナルと再発とであまり違いはない。安心して安い方を購入しましょう。もっとも、ハットのオリジナルで高いレコード探す方が困難ですが。

デヴィッド・マレーのテナーサックス、この頃は幽霊の出そうな恐ろしげな演奏ばかりしてましたが、なぜかたまに聴きたくなる。この人はコルトレーンよりもアイラー寄りの人なので、サックスの音色もアイラーを真似て昔のニューオーリンズの葬式で演奏されたEフラットクラリネットみたいな音を好むんです。まあ万人受けどころかフリージャズ愛好家の間でもあまり人気がない人なんですが、僕は30年前から一貫して推し続けてます。最近ではスカタライツなんかと共演したり、藝の幅も広がってるようですよ。2枚組で1132円マイナス20%でした。

この後、ついでだからと新宿まで足を伸ばし、クラシック館、ジャズ館とハシゴ。

続きはまた明日。