老いのみ老いて墓知らぬ狐 | 霽月日乗・ホーマーEのブログ

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個人の備忘録です。

うちの2人の息子らもそれぞれ大学、中学で新学期が始まり、学校へ行き始めました。近所の小学校は今日が入学式で、ベランダから通りを眺めていると、大きなランドセルを背負った子達が両親に付き添われてしずしずと学校へ向かっています。

新小1の親子を見ていてふと思ったのは、うちも自分と子供らは体格も年もあのくらい離れてたのに、年々差が縮まってくるなあという実感。体格はともかく、もちろん年の差は実際には縮まりませんよ。ただ、こちらは子供が生まれたときにはすでに大人で、その頃と今とで中身はあんまり変わってないのに、向こうは赤ちゃんから子供へ、そして大人へと成長するわけで、長男なんかずいぶん難しいことを言うようになって幾つかの点では年を追い越されたような気さえします。

僕はもう生まれてから半世紀以上になりますけど、興味の中心は音楽とか怪奇小説とか詩とか恋愛とか自転車とか、最近はこれにアイドルとかも加わり、人生のある時点から成長するということをやめてしまいました。だから普通の大人が興味を持ちそうな利殖とかゴルフとか夜の街とか高級外車とか海外旅行とかには全く食指が動きません。少し前まではこういう性癖に関して若干の後ろめたさを感じないでもありませんでしたが、最近は何とも思わなくなりましたね。人は人、自分は自分ですから。

だからアイドル現場に行っても、彼女らとは同級生の感覚で話したりするわけですが、例えば本を読んでいてこんな記述に出会ったりすると、ふと我に返って暗然とした気持ちになるわけです。



……彼女(オーリガ)はまだ十七で、スモーリヌイ修道院の女学校を出たばかりでした。ヴォルゴルーギという男がおりまして、これは長年にわたって露国公使を勤めていたのですが、ペテルブルクまで一時帰郷したのち、妻と称してオーリガを連れて北京に戻って来たのです……当時彼は、何と花嫁の三倍も歳をくっていたのですよ。
(ヘレン・マクロイ「東洋趣味」)



17歳の3倍ってことは、51か……自分はさらに(ry(´・_・`)

僕と同じような年頃の人、この気持ち分かりますよね。

でもね、そういう時、自分は特殊だと思うようにしています。前例がないのなら自分がその前例になればいい。それぞれの人生は一つ一つ違うわけですから、何も世間の趨勢に従ってわざわざ大人びたしたり顔(最近はシャカマって言うのかな笑)をするつもりはありません。あ、これ何もワンチャン狙うとか何とか、そういう大それたことじゃありませんからね。あくまで心の持ちようの話です。

だからまだ当分は高齢ピンチケで行きますからね、って、誰に言ってるんだコレ。

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