僕は例によって古本屋でゆるゆる店番中、昨日の予告通り買ったレコードの紹介でもすることにします。芝居のことはまだ書けませんから。
ディスクユニオン渋谷ジャズ/レアグルーブ館、最近あまり行ってませんでしたが、そんなに広い店舗じゃないのでエサ箱はすぐに見終わりました。5枚買えば10%オフとのことでしたが、こういう場合、往々にして最後の5枚目を選びきれないことが多い。そして散々悩んだあげく(自分にとっての)クズ盤を選んでしまうものです。だから昨日はダメな5枚目を選ばないように少し慎重になりましたが、今は手持ちのレコード自体が少ないのでそれほどは苦労しませんでした。それに、今の僕が買うのは1k前後のブツばかりですからね、たとえ失敗したとしても被害甚大というわけでもない。中古レコードの値段はあくまで時価ですから、ときに内容と評価が合致しない場合もある。1kでも素晴らしいレコードは探せばいくらでも見つかります。
と、自慢はこれくらいにして、5枚全て紹介するのは(一応仕事中なので)ちと重いので2回に分けて書きます。
まずはこれ。ファンク界の美空ひばり、フィリス・ハイマン。


もちろん歌を聴くアルバムなんですけど、エムトゥーメイpercとレジー・ルーカスgのプロデュース、2人ともマイルズ・デイヴィスのグループの出身で、70年代から80年代にかけて重心の低いダンスミュージックを量産しました。ニューヨーク・サウンド、なんて一見ダサい名前で総称されてますけど(確かにダサい曲も少なからずある)、ハマッた時のクールさはたまりません。それに、バックはみなテクニシャンですからね、たまに聴くとやっぱり爽快です。ギターのエド・"ツリー"・ムーア、通称がなぜtreeなのか、かつて長らく疑問だったんですが、90年代の初め頃、エムトゥーメイのグループが来日して(たしか川崎のクラブチッタで)ライブをした時に現場で見て納得しました。巨漢(笑)。ギターがウクレレに見えた。
他にも、ドラムスにハワード・キング(この人は事故だか病気だかで演奏家としての寿命は短かった)、キーボードにヒューバート・イーヴズ三世、管にゲリー・バーツと、当時のアリスタのスターが勢ぞろいです。

フィリス・ハイマンは身長がたしか180以上あったんじゃないかな。ご覧の通りダイナマイトです(笑)
そんな彼女も95年に自死しました。享年45、だったと思います。鬱によるものらしい。残念です。
ニューヨーク・サウンドつながりでもう1枚購入。Dトレイン!


Dトレインというのはニューヨークの地下鉄の路線名、先ほどのヒューバート・イーヴズ三世kbとジェイムズ・"Dトレイン"・ウィリアムズvoの2人のユニットですが、ふつうDトレインと言えばウィリアムズのことを指すことが多い。まあどうでもいい情報ですが(笑)。
両方とも1kしませんでした。そこからさらに10%引き、いやあ、申し訳ないなあ。
あとの3枚はまた明日。