その帰りに、久々にディスクユニオンに立ち寄り、中古レコードを何枚か衝動買い。衝動っていうのとはちょっと違うかな。その証拠に、今日購入したのはいずれも以前持っていたレコードばかり。僕は買っては売りを繰り返しているのでこういうことになります。でもレコードって、聴くのはもちろんですが、エサ箱を漁って何枚か選び、検盤したり試聴したり、実際にレジでお金を払うまでがまた楽しいんですよね。今日は4枚買って〆て5k也。
この前、次男と一緒に「ジョジョ」のアニメ第3部エジプト編を見てたら、エンディング・テーマがパット・メセニーの「ラスト・トレイン・ホーム」でビックリ。去年まではバングルズの「ウォーク・ライク・エジプシャン」でしたね。この辺りの曲、今の十代の子らにも結構ウケてます。モードは繰り返すなあ。そういえばメセニーのレコードいま1枚も持ってないぞ、ということで、本日2割引のエサ箱に入っていたこの2枚組を購入。メセニーのレコード買うの、ほぼ四半世紀ぶりです。あ、このライブ盤には「ラスト~」は入ってませんよ。
エビ中の「チュパカブラ」を聴いて真っ先に思いついたのがこのレコード。未発表音源を集めたものですが、これが出た当時(1987年)はみんな驚いたものでした。ドルフィーはやはり筋金入りのアバンギャルドだということを思い知った一枚。これもたまに無性に聴きたくなります。ドルフィーがタブラとデュオでゆるゆるとフルートを演奏するB3、ムーンドッグみたい。
アーチー・シェップは70年代に入ると呪術性が次第に薄れてちっとも面白くなくなるのですが、これはその過渡期の録音、インパルスへの最後から2番目の吹き込み。女性ボーカルの入ったモータウン風A1がキャッチーですが、後のアッティカ・ブルース・ビッグ・バンドに通じる大編成の曲もいくつか。聴きやすくていい作品です。プロモコピー。ステレオ/クォード(4ステ)のコンパチ、なんて言っても、今の若い人にはピンとこないだろうなあ。これも以前はそこそこの値段がしてましたが、今日は1kで購入。
呪術性といえばむしろこちらの方。スティービー・ワンダーの「マイ・シェリー・アモール」なんかをカバーしたりしてますが、何となく壺から蛇が出てきそうな演奏。本当のフュージョンってこういうのだと僕は思う。70年代のジョーヘンはヒット率高い。エレピのズビズビサウンドは僕の大好物です。
買った中古レコードはすぐにクリーニングします。レイカのバランスウォッシャー(たぶん中身は純水?)を数滴垂らして、ビスコ33というLP用のガーゼで盤面を拭き取り。その際、レコードは厚手のフェルト製ターンテーブルマットに載せます。以前、月に何百枚もレコードを購入していたときはほぼ毎日この作業をしてました。あと、ジャケットの補修とかね。プロ用(笑)の製本テープを使用します。その話はまたいつか。
こういうの、今のエビ中現場で生写真を集めてる方と本質的には同じような行動パターンですね。
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本も買いました。丸谷才一先生、2012年にお亡くなりになりました。大学時代、特殊講義に半年ほど教えに来られたのが先生との最初の出会い。テキストはジョイスの『フィネガンズ・ウェイク』。当時の僕はついて行くのがやっとでしたが、そのおかげで英語の小説の読み方が何となくわかったような気がします。学期終わりのレポート(指定の小説の中から一冊選んで夏休み中に読み、批評せよ、というもの。僕はV.S.ナイポールのMystic Masseurという作品を選びました)で結構いい点をもらいました。ホメられると嬉しいものです。それ以来、勘違いしたまま今の仕事を続けています。以前、神保町の洋書店(家内の実家です)で働いていたときにも先生はしょっちゅう来て下さいました。棚の前で抜いた本をよく朗読されてて、周りのお客さんをびっくりさせてましたね。今日買った2冊、ゆっくり、じっくり読みます。でもこの左側のタイトル、別れの挨拶って文字、いまだに正視できません。
その前に、今日はMステですね。あの番組をこんな風に始まる前から楽しみにするのは生まれて初めてです(笑)










