古いカメラ、うちにもいくつかありましたが、レンズも含めあらかた処分しました。
いま手元にあるのはこれだけ。独コダックのRetina Ⅱc(小窓)です。
ここにその見本をアップしたいところですが、それは面倒なので(笑)やめときます。とにかくメリハリがあって、発色がよくて、ニュアンスがよく出て、しばらくの間、このカメラ(というか、レンズ)のとりこになりました。でもデジカメの使い勝手のよさには勝てず、特に運動会とか学芸会とか、望遠で動くものを捉えないといけない場面ではお手上げなので、しぜん出動回数は減りました。このカメラも長らく現役だったのですが、今やほぼ骨董の仲間入りです。
速写ケースもきれいな茶色でシックですが、うちの子供らは小さい頃、このカメラを「おじいさんのカメラ」と呼んでいました。新美南吉の『おじいさんのランプ』を連想して、当時は軽くショックを受けたものですが、いま見るとなるほど、その通りですよね、現物も使う人間も。言い得て妙です。
えーと、上の写真、レンズの左上に孔が空いてますよね。長い間この孔は何だろうと怪訝に思っていたのですが、カメラ友だちがあるときふと教えてくれました。沈胴式ですから、蓋を閉めるとレンズが引っ込むのですが、その際の空気抜き用の孔だそうです。さすがドイツ、こういうところ藝がこまかい、と感心した記憶がありますが、レチナをお使いの方はとっくにご存知ですよね。
さて、今日はこれからちょっとエビ中関連の推しごとに関する打ち合わせ、そのあとは少女劇団いとをかしの第一回公演を見てきます。詳細は後日。





