いつもは「汚い変化球」で老獪な投球を見せる藤波くん、オールスターらしくストレートで押して玉砕、いかにも阪神の投手らしくて良し。二回投げて二回はきっちり抑えました。大谷くんは一回しか投げなかったからね。やっぱり藤波くんのほうが投手としては味があるなあ。
マートン師も大谷くんからしっかりタイムリー打って、ちゃんと2塁に爆走してアウトになってあげました。オールスターの、 そして野球の趣旨をよくわきまえてます。偉い。
というわけで、僕は阪神ファンです。最初の記憶は村山実プレーイングマネージャーのころ、ちょうど大阪万博のあたりかな、エースは江夏豊、31番はカークランドの頃でした。中村勝弘GMがルーキーだったなあ。だからあの人を見ると今でも「ルーキー」という言葉が浮かびます。その単語、そのとき覚えましたから。
でも当時、周りの大人はたいてい南海ホークスファンでしたね。大阪の市街地ではそんな感じでした。阪神は必ずしも今ほどは人気がなかった。江夏の自給自足のノーヒットノーラン(笑)もよく覚えてますが、あの日だってスタンドはガラガラだった気がします(サンテレビで見てました)。
残り二試合でひとつ引き分けでも優勝、てなこともありましたね。僕は小6、中日の星野仙一(笑)にひねられて、甲子園でよみうりにボコられたあのときです。先日サッカーでブラジルがドイツにボロ負けしましたね。スタンドで泣きじゃくるブラジルの子供の映像が何度も流されましたが、まさにあの心境、僕も子供ながらに世の理不尽を存分に味わいました。
さすがに最近は以前ほどには熱狂はしませんが、それでも毎日、試合結果は必ずチェックします。2人の息子も筋金入りの阪神ファンに育ちました。彼らもこれからタイガースをつうじて、人生の悲哀をふんだんに学んでくれることでしょう(笑)

