朝から雨、おまけに仕事が山のようにたまっているので、今日も1日引きこもりです(トホホ
休憩時間に聴いたレコード/CDの紹介で今日はお茶を濁すことにしますね。忙しいのでしようがない。
昨日、久しぶりにモーツァルトの弦楽四重奏を何曲か聴いたので、今日もモーツァルトから。四重奏つながりで、オーボエ四重奏とフルート四重奏。
赤ミニグルーブ、10インチLPです。AB面で明らかに録音場所も技師も違う。もともと両録音とも45回転7インチEPが存在し、これはカップリング。もちろん7インチが初出なのでしょうが、この共通ジャケット10インチもなかなかフレッシュな音がします。
何と言ってもA面のオーボエ四重奏がメインでしょうね、誰が見ても。ヴァイオリンのナップ・デ・クレインとオーボエのヤープ・ストテインは当時の蘭フィリップスの看板奏者ですから。ジャケットに名前もしっかりクレジットされている。もちろん僕的にもこの曲の決定盤、長らく愛聴しています。
ではB面のフルート四重奏はどうか。演奏者は「ウィーン交響室内楽団のメンバー」としか書いてません。録音も少しくぐもった感じ。同曲はランパル/パスキエ三重奏団の仏BAM盤とか、レーデルの仏エラート盤とか、ほかにも名盤がたくさんあるので、正直このフィリップス盤はあまり聴きませんでした。BAM盤やエラート盤は人気が高く、わが家にあった盤も次々と他家へ嫁いだ関係で、いま手元にあるフルート四重奏曲はこの盤だけになってしまいました。でもこれ、フルートが木なんですね。バロック式のトラヴェルソじゃなくモダン楽器なんでしょうが、明らかに金属のフルートとは違います。じっくり聴くと木質のしっとりした音色が非常にいい。調べますとフルートはカミロ・ヴァナウゼク、バイオリンはヴァルター・シュナイダーハンとのこと。なるほどなあ。当時、他レーベルとの契約の関係で名前が出せなかったらしい。ということで、こちらの奏者も超一流なのでした。
カサドはスペインの人なので、グラナドス「ゴエスカスよりの間奏曲」やラヴェル「ハバネラ形式の小品」といった曲が、取って付けたことを言うようですが、やっぱり堂に入ってますね。雨の日にこういう演奏を聴きながら、スペインの強烈な晴天に思いを馳せるのもまた一興です。
スペイン旅行の仕上げはこれ。アリシア・デ・ラローチャのスペイン・ピアノ曲集。
グラナドスの「12のスペイン舞曲」、この曲を聴くと何だか泣きそうになるんです。郷愁に誘われる、というのかな、別にスペイン生まれじゃないんですけど(笑)。このCDは1994年の録音。彼女はこの曲、何回目の録音かな?
円熟の境地です。音が澄んでいて心地よい。でも、この人の演奏、どこか可愛らしいんですね。何だろうなあ、この感じ。
埋め草、というわけでもないんでしょうけど、モンサルバーチェの「イベットのためのソナチネ」も入ってます。愛すべき小品、途中でキラキラ星のフレーズが入ります。以前はゴンサロ・ソリアーノの仏VSM盤「スペインピアノ名曲集」で聴いてましたが、このラローチャ盤も可憐で捨てがたい。
ああ、こんなことばかりしてたら仕事が進みませんのでそろそろ机に戻ります。




